「くだらない質問の多い奴だな!」
「お前は死んでるからもう死なないよ、思い切ってやれ!」
「でもやられると死ぬほどいた~い」
「しっかりやれよ~」
CV:悠木碧
概要
第1話より登場した、仮面ライダーゴーストの戦いを見守る仙人の分身であり使い魔。
その愛くるしい(?)見た目と相反して毒を吐き、主人公を叱咤激励する存在。一人称は「俺様」(たまに「俺」)で、テレビ朝日公式サイト曰く、「生来のツンデレ気質」。
いつもタケルの側に控えている訳ではないが、自主的もしくはタケルの呼び掛けに応えて彼の前に現れ、彼にアドバイス(気分次第)をするマスコット的なキャラクター。タケルを惑わせる存在でもある。
なお、その存在は仙人同様謎が多く、彼の質問全てに答える訳ではなく(第3話にて斧眼魔の攻略法を尋ねられた時等)、更に人命より眼魂を優先させる様な描写も少なくない。かのパンツ男がユルセンを知ったらどう反応することやら…
しかしタケルと共に戦う内に心境の変化でもあったのか、第10話では青竜刀眼魔との戦闘直後の彼に「シブヤ、助けなくて良いのか?」(※シブヤは眼魔アサルトに体を乗っ取られていた)と言葉を掛けて、眼魂回収はその後に行った。また、第12話にてタケルが一度消滅してしまった際には悲しむ様子を見せた(次回ではいつもの様子に戻っていたが)。
第8話にて「眼魔に体を乗っ取られて99日経つとゴーストでも助けることができない」とあっさり語る。99日といえばタケルのゴーストとしての期間と同じだが何か関連性があるのだろうか……
第11話では、西園寺主税の発したバリアや英雄の眼魂が揃った事で出現した願望器であるグレートアイによってダメージを受けた事や、(恐らく)それらによって眼魂の集まる場所に行けなかったことでショックを受けたからか、「オレの屍を越えていけぇ〜」「とっくにスタンバイしてるよぉ〜、オレ様、えら〜い」等、かなり無気力な状態でイグアナゴーストライカー等を呼び出していた。
第15話では、たこ焼きに親近感を抱く、仙人と共に鬼のコスプレをする、入浴という名のサービスシーン、攻撃を食らって星になるなど、ギャグ要員としての働きも見られた。
先行登場
仮面ライダードライブの最終回兼特別編となる本編第48話では、ネオシェードの事件を追っていた進ノ介の前にゴーストと共に登場。「眼魂の持ち主」を名乗る。
ゲスト出演
動物戦隊ジュウオウジャー第7話「ゴゴゴゴーストが出た」にタケル/ゴーストと共にゲスト出演。ジュウオウワイルドとコンティニューメダルにより巨大化したシオマネキングの闘いに終始興奮していた。
余談
声を演じる悠木碧は子役時代に仮面ライダー555で園田真理の幼少期を演じており、特撮への出演は実に11年振りとなる。
仮面ライダー関連では他にもバトライド・ウォー2のオリジナルキャラ・レイトを演じている(また、次回作であるバトライド・ウォー創生ではユルセンはナビゲーターで登場する)。
また、中の人繋がりのイラストも見かけられる。
こちらは変則例。
ユルセン「もうお前たちが戦えよ~」
(※8話でもタケルが名を呼んだのに反応した依頼人が「何が許せないんだ?」と発言している)
東映公式サイトでは各回の解説を行うチビセンなる弟分がおり、チビセンからはユルセン兄さんと呼ばれている。そのため(性別があればの話だが)恐らく男である(分身元となる仙人はどこからどう見てもオッサンのため、考えてみれば当たり前)。
ゲームでの活躍
『仮面ライダー バトライド・ウォー創生』や『仮面ライダーバトル ガンバライジング』ではナビゲーターとして登場する。
更にガンバライジングのバッチリカイガン5弾では一定期間中開催される『ユルセン様のバッチリお助けルーレット!』というイベントではバトル中に様々なサポート効果をもたらしてくれる。
フィギュア
2015年12月24日よりプレミアムバンダイにて『おしゃべり使い魔DXユルセン』の名称で6000個限定で予約スタートした。ユルセン役の悠木碧の録りおろし音声が40種類以上収録の他、仙人役の竹中直人との掛け合いボイスも収録されている。
関連タグ
関連・類似キャラクター
キバットバットⅢ世:同じく主役ライダーに助言するマスコットキャラクター繋がり。
ベルトさん:前作で主人公のアドバイスをする相棒的存在繋がり。
ゲルショッカー首領(ショッカー首領)、一つ目タイタン:一つ目繋がり
二次創作
ユルセン●●魂シリーズ:ユルセンによるゴーストチェンジを描いたいわゆる二次創作タグ
人外相棒枠
【警告】これより先、この者の正体が記載されているため 閲覧には注意されたし
【正体】
その正体は仙人=イーディスの飼いネコ(地球にいた頃から飼っていて眼魔世界に連れてきたネコが産んだ子ネコ)で、眼魂システムの実験として魂を眼魂に移されてアバターとなった。早い話が彼自身も動物由来の眼魔であり、眼魔第一号と言える存在である。
尚この姿は最初お気に召さなかったようで、アバターとなり人語を喋れるようになってまず言ったことは、自分の姿がブサイクすぎるという不満だった。
グレートアイが宇宙に旅立ち、眼魂システムが機能しなくなったことでイーディス共々生身の身体に戻っている。
その後は、大天空寺で飼育されている。
関連タグ2