「作戦に綺麗も汚いもあるか! 俺はお前を殺すことに命を懸けているのだ!! 騙す奴が利口で騙される奴がバカなんだ! ハッハッ」(第13話)
身長 | 178cm |
体重 | 72kg |
概要
『仮面ライダーストロンガー』に登場した、ブラックサタン大幹部。実態は不明ながら地底王国の魔王という肩書も持つ。
人間への擬態能力も持っており、平時は背広とサングラスを身に着けた「謎の紳士」として活動している(後述)。その正体は黒い頭部に巨大な単眼を持つ、マグマの能力を秘めた「改造火の玉人間」である。
怪人としての姿は艶のある丸い頭部に単眼という異様な姿。「謎の紳士」同様にスーツを身に着けているが、白いスカーフと白手袋を着用している。ストロンガーとの決戦時には黒いレザーのスーツにブラックサタンのエンブレムをバックルにしたガンベルト、弾帯を身に着けていた。
性格は冷徹な合理主義者。任務遂行を最優先とし配下を捨て駒にしたりと任務遂行の為なら犠牲も厭わないが、切り捨てるばかりではなく苦戦する奇械人に「ブラックオートバイ部隊」等を差し向けて援護させることもある。
時には自ら焼きトウモロコシ屋の姿に変装しての監視(→第10話)、ストロンガーこと城茂に対し高額の金銭を提示しての引き抜き工作、現場に張り付いての戦況把握に努めるなど骨身を惜しまない姿勢から首領からの信望は厚い。
また、他者と接触しただけで背広を取り換える(ぶつかった戦闘員に煙草を押し付けた事もある)など潔癖症めいた一面もあった。(→第1話)
能力
マグマの能力を秘めた「改造火の玉人間」であり、その体内には8万度のマグマが血液として流れている。一つ目から熱線を放出したりマフラーを火球に変えたりする能力(火の玉ネッカチーフ)や、専用のタイタン破壊銃を扱うなどの多彩な戦闘手段でストロンガーを何度も苦しめた。
ショッカーやデストロン同様魔術にも通じているのか、打倒ストロンガーの呪いを込めた黒魔術の儀式を執り行うオカルティスト的な一面もあった。
活躍
第1~13話まで登場。
時に指揮官として、時に裏方として作戦遂行の妨げとなる仮面ライダーストロンガーの排除に動いていたが、最後の戦いでは強化改造手術を受け、体内のマグマを活性化によるパワーアップを図りストロンガーに挑んだ。
体内の温度も3倍の24万度に向上、12万ボルトを誇るストロンガーの電キックすら弾き返し窮地に立たせるが、海の中に落とされ急激に温度変化した身体がマグマのパワーに絶え切れず爆散して一度命を落とした。
しかし、ブラックサタン大首領の計らいにより百目タイタンとして復活を果たす。
Mr.タイタン(謎の紳士)
一つ目タイタンの変身した人間態。スリーピース・スーツ姿に薄い色のサングラスを着用したダンディな青年。普段は煙草ホルダーで紙巻き煙草を常に吹かし、他者との接触やホコリの付着も嫌う潔癖症。移動の際は運転手を使わず、自らフォルクス・ワーゲンを運転している。怪人形態時に首に巻いている白いスカーフは巻いていない。
戦闘員や配下の奇械人を使い作戦指揮を行う際にはこの姿でいることも多い。また変装も得意としており自ら変装して監視を行った事も。
懐に入れた白いハンカチを顔の前に出して真の姿に変身する時もある。
その他
- 他媒体への出演頻度が高いシャドウと比べ外部出演が少ない。だが『仮面ライダージャンヌ&アギレラwithガールズリミックス』に本家と違う女性個体・ミスタイタンが登場する。
- 浜田氏は前々作「仮面ライダーX」にヘラクレスの人間体役で出演していた。
関連イラスト
外部リンク
関連項目
ショッカー首領:細部の違いはあるが似ているといえば似ている。ショッカーからデルザーまでの組織に繋がりがある上では何らかの関係があるかもしれない。
仮面ライダーゴースト:一つ目タイタンと同じく様々な部分で「単眼」のモチーフが使われている
銀河戦隊ギンガマン(地球戦隊ファイブマン):メンバーのひとりモノメ星人ギンガブルーが、一つ目タイタンと同じく「大きな一つ目だけの顔」を持つ。ただしこちらは顔がライトグレー。