ブラックサタン戦闘員
ぶらっくさたんせんとういん
「ミューッ‼」
「ミュー」との奇声を発するブラックサタンの最下層に属するハツカネズミ型改造人間(ミミズクにも見えない事も無いが、一応ネズミがモチーフらしい)。
主な任務は世界征服遂行のために指揮官である怪人のサポートや要人の拉致や暗殺などを主な任務。
黒ずくめの全身タイツに身を包み、首には黄色いマフラーを装着し、黄色い目のみがブキミに飛び出た、頭頂部左右に耳状の突起物があしらわれた姿をしている。
過去の組織に所属する戦闘員たちよりも改造度合いが増しているらしく、怪人の実験台にされた者や処刑された者の死体からはバネや歯車などの部品や機械類が露出しているシーンが多々存在する。
主な能力は人間への擬態能力のほか、目のみを残して姿を消すことが可能で、この能力を生かした奇襲や諜報活動を得意としている。
また、そのほかの特徴として、全員が体内に『サタン虫』を保持しており、この虫を他人の体内に潜り込ませることによりその人物に憑依する『奇械人乗り移り』と呼ばれる行為により多数が社会に紛れ込んで潜伏している。
しかし彼らもまた戦闘員の悲しい宿命か、怪人の実験台にされたり、処刑されたり、爆弾を抱えての特攻攻撃を行うなど、ここでも消耗品の度合いが強い。
そのほか、白衣を着た化学班や「ブラックサタンオートバイ部隊」という名の対ストロンガー妨害対策のために編成されたオートバイ部隊があり、ブラックサタンの重要な祭事の際はKKK団のような三角頭巾を身に着けた白ずくめの長衣をまとったもの、そしてタイタンが直接支配するブラックサタンの地下大要塞施設『地底王国』に所属する彼直営の戦闘員部隊である『死の使い部隊』は全員が白装束を纏っているほか、隊長クラスの者は銀の装束を身に着けている。
『ガールズリミックス』に登場した一団は、短剣を振り回すなどデザインがノバショッカー戦闘員のように近代的になっている。
身体部分のスーツは前掲のノバショッカー戦闘員の流用と思われる。
第1・2話のみ、大先輩にあたるショッカー戦闘員と同じ「イーッ!」という鳴き声を発していた。