演:竹中直人
概要
「眼魔世界」の長官にして優秀な科学者。現在の眼魔世界を構築しているシステムを築き上げた張本人。銀の軍服を身に纏っている。大帝アドニスの遠い昔からの盟友で、お互いを“我が友”と呼び合う。
彼自身が求める「完璧な世界」の思想を持っているらしい。しかし、アカリからは同じ科学者としてその本質を見抜かれるのと同時に「他人事のように語っている」とされ、完全には信用されていない。
眼魔ウルティマ用眼魔眼魂を所持しており、全身が黒い眼魔ウルティマ・エボニーに変身する。
本編での主な動向
第20話のラストに登場。「眼魔世界」にて、アドニス一家と対面する。その外見は、なんと仙人と瓜二つだった。
第21話にて、新たな力によって、アドニスの目指す「完璧なる世界」を実現させるために、協力の意を示す。また、イゴールに操られた甲冑眼魔がタケルから奪ったゴーストアイコンを回収すると共に、巨大な眼魂を制作していた。
第23話では、新たな大帝の座に就いたアデルにも協力の意を示すが、その際「あなたの知らないことを、私は色々知っている」という意味深な発言をし、アデルやアリアに不信感を与える。
その言葉通り、第24話では祈りの間のプレートの秘密やアドニスの生存を知っているかのような描写がされていた。
第27話では、マコトと協力関係にあった事が判明。意味深な言葉や笑みを残しながらもディープスペクターゴーストアイコンをマコトに託す。
第41話では、グレートアイに干渉しようとしたアデルを止めるべく、眼魔ウルティマ・エボニーに変身して彼に挑みかかるが圧倒され、排除されかけたところをタケル達に救われる。
そして大天空寺に匿われた後は、眼魔世界が誕生した経緯、グレートアイの正体、自身がガンマイザーを作り上げた事、アデルとイゴールが人間世界に侵攻する理由などをタケル達に明かした。
第42話では、アデルとガンマイザーの攻撃からタケル達を守り、眼魂も壊れてしまった。しかし本体は無事なので、再びタケル達の前に姿を現した……
………が、なんと仙人と同一人物であることが判明。
その理由は、服装を仙人のものと間違える凡ミスをやらかしてしまったからだった。
そして、第49話でグレートアイザーが撃破されて、タケルの願いを叶えた「グレートアイ」が果てなき宇宙へと旅立った事により機能していた眼魂システムが停止し、ユルセンと共に本体のある場所に戻っていった。
…その本体が大天空寺にあったのは誰も予想できなかったが。
第50話では龍の意志を継ぐ形で大天空寺の住職になるも、大人の事情のためVシネマでは別の人物に代替わりしている。
小説版の描写によると、イーディスとしての厳格な態度は重責を背負い続けた長い年月での経験や立場上の必要等から作ったもので、仙人の時のふざけた言動のほうが素に近いようである。
余談
第20話のOPでは、竹中氏の名前があっただけで、彼が何の役を演じるのかは示されていなかった。
第22話以降のOPでは、「仙人/イーディス」とクレジットされている。
関連タグ
仮面ライダーゴースト 眼魔世界 仙人(仮面ライダーゴースト)