曖昧さ回避
- 仏教における五大明王の1体、軍荼利明王。
- 1.に由来する、『仮面ライダーゴースト』に登場する怪物。本稿で解説。
概要
初登場は第11話。同話においてアランの兄からの密命を受けていたジャベルが、眼魂を奪い取る為、嘗てアランが生み出した「ガンマホール」を独断で使用して4体を人間界に召喚した。
複数の眼と強靭な灰色の鱗に持った蛇の様な姿をしており、巨体を生かした体当たり攻撃や尻尾の先端にある人間の手の様な部分の鋭い爪によるクロー攻撃、更に口から吐き出される超高熱のエネルギーフレアによって全てを焼き払う。
その上生半可な攻撃ではびくともしないほど頑丈でオメガドライブ級(本作における必殺技クラス)の攻撃でようやく倒せる程。
この様に攻守ともに優れた強敵であるが、眼魔とは異なり一般人でも普通に視認可能であり、更に物理攻撃も有効である様子。このことから眼魔とは生態あるいは誕生経緯が異なることが窺える。また、さすがに「グレートアイ」の内部には踏み込めなかった。
なお召喚したグンダリが全滅した後に、アランが「グンダリを無駄にした罪は重いぞ?」とジャベルに発言している事から、アランの計画において何らかの役割を持っている事や『眼魔の世界』において貴重な存在であることが推測されるが、最後までその役割が明かされる事はなかった(恐らく「人間世界を眼魔世界化する」計画のための布石なのだろうが。一言でも明確な説明が欲しかったところである)。
貴重な存在であるのだが、「眼魔の世界」では普通に空を飛び回っている。もしかすると個体数が少ないのかもしれない。
グンダリ(ジャベル融合態)
「大切な妹を殺せばお前も本気になるだろう。お前が弱いせいで妹が死ぬ」
ジャベルが呼び出したグンダリと融合した姿。全長18.1m、体重20.2t。第15話で初登場。
通常のグンダリよりも高い防御力を誇り、頭部には金色の超硬化ホーンを備えるなどの強化がなされており、目玉と触角の先の部分が眼魔スペリオルと同じクリアグリーンになっている。
グンダリの体内(頭部内?)には無数の触手を前に、水色に光る眼魔の紋章を背後にした眼魔スペリオルの姿のジャベルが存在しているため、操縦している感覚に近いのかもしれない。
深海マコトの大切な存在である深海カノンを殺害しようと目論み、圧倒的な力でスペクターを瓦礫の下敷きにし、ゴースト闘魂ブースト魂を追い詰めるほどの強さを見せつけた。
しかし、マコトがフーディーニゴーストと心を通わせたことで変身する事が可能になったフーディーニ魂に変身したことで形成が逆転。最後は「オメガドライブ フーディーニ」を受けジャベル諸共爆散した。
偉人モチーフ
姿や名前から明王の1人である軍荼利明王をモチーフにしていると思われるが、サンスクリット語で「とぐろを巻いた蛇」と言う意味があり、そちらの方が有力かもしれない。
また、見た目はガンガンハンドに似ている。
関連タグ
アラン(仮面ライダーゴースト) ジャベル(仮面ライダーゴースト)