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「貴様!それがアラン様に対する口の利き方か……!『教育』してやる!」

「この戦いとこの憎しみこそが、生きている実感……!」

「一宿一飯の恩は返したぞ」


演:聡太郎


概要編集

第9話より登場。アランの父である大帝・アドニスから、ある計画の早期遂行とアランの補佐を命じられて、「こちらの世界(=人間世界)」にやってきた。黒い軍服を身に纏っており、他の眼魔と同じく眼魔眼魂の姿で人間世界に現れている。


その風貌は王家に仕える厳格な軍人といったイメージで、言動もそれに近いものである。その一方で、強者との戦闘を好む好戦的な一面も持ち合わせており、特に第15話以降はそれが顕著になっている。


アランの忠実な部下として振る舞っており、彼の事は「アラン様」と呼んでいる。その為か第9話にてアランの協力要請を乱暴な口調で断った深海マコトに対して激怒、「教育」として彼を肉弾戦で圧倒している。


第10話では15個のゴーストアイコンを奪うためタケルマコトの前に現れ、眼魔眼魂(変身用)で眼魔スペリオルに変身。ゴーストスペクターを2対1でも難なく手玉に取るという圧倒的な強さを見せつけた。

後に生身の身体となってからも、第28話にて眼魔スペリオル・ナイフに変身したイゴールを変身解除に追い込んで撃破する強さを見せている。

なお、第10話の発言によれば上記以外の任務以外にもアランの兄・アデルから密かに何らかの目的でゴーストアイコンを集めるように密命を受けているらしい。


第11話では西園寺の失脚に伴い、眼魂を回収するためグンダリという怪物を眼魔世界から呼び寄せてゴーストとスペクターを襲わせる。スペリオルに変身してからはゴーストとスペクターの全フォームでの攻撃を受けてもまだ逃げおおせるという凄まじいタフネス振りを披露した。

しかし、このグンダリの召喚が完全な独断行動だった為、事態収拾後にアランから叱責されてしまう。


第12話では前話における失態を挽回するべく、アランが「眼魔世界」に一時帰還している間に行動を開始。シブヤを人質にして、タケルに戦いを挑む。途中でタケルが消えてしまい代わりに参戦したマコトと戦うがこれを圧倒する。しかし復活したタケルが変身した闘魂ブースト魂に圧倒され、「オメガドライブ ブースト」を喰らい爆散、眼魂も砕け散った。


しかし、倒されたのはあくまで端末に過ぎなかった事から生き延びており、第15話にてアランに呼び出される形で再び人間世界に出現。今度はアランの指示でゴーストアイコンを集める事となる。その目的の為、ゴーストとスペクターと交戦した後に深海カノンを誘拐する。

2度目の戦闘では召喚したグンダリと融合し、グンダリ(ジャベル融合態)となり猛威を振るう。しかし新たに誕生したスペクターフーディーニ魂により形勢は逆転し、最後は「オメガドライブ フーディーニ」を喰らいグンダリ諸共粉砕された。


その撃破される際の意味深な台詞から、まだ完全に絶命してはいない様子であったが、第22話の終盤、眼魔の世界にあるカプセルの中に眠る本体である肉体が、彼の助力を得ようと考えるアデルの手により目覚めさせられ、三度の復活を遂げた(その際、ウルティマ用眼魔眼魂を渡された)。

続く第23話では眼魔ウルティマとなり、アデルの命令でアランの命を狙う。アランに対しては丁寧な姿勢を崩さなかったものの、彼と戦えることを喜びとしており、アデルの命令に従順に従う様子を見せた。

その圧倒的な戦闘力でスペクターを倒すが、新たに誕生したグレイトフル魂の力により追い込まれ、途中眼魔ウルティマファイアに変異する事態が発生するも撃破される。その場は何とか生存したものの、またしてもライダーの新たな力に敗れることとなった。


グレイトフル魂との戦いで傷ついたジャベルは自分の体に宿った謎の力に疑問を持ちつつ、大天空寺でアランと遭遇。アデルからの命令を遂行しようと眼魔スペリオルとなり、ネクロムと戦う。

その後、アランに自身も生身の肉体であることを見破られ「お互い惨めですな」と吐き捨て彼の前から立ち去った。その後、眼魔世界の大気の影響で衰弱してしまった事で同僚のイゴールに問い詰めるが、彼から蔑まれた事で怒りを見せた。そして満身創痍の体で大天空寺に辿り着き、そこで出会った御成に襲い掛かるも力尽きて死を悟るが、御成に特効薬となる中和剤とおむすびを与えられ体調が回復した。その後、御成への「一宿一飯の礼」と称して、眼魔スペリオル・ナイフに変身して御成達を襲っていたイゴールを、眼魔スペリオルに変身してから撃退して去っていった。


第37話では修練の場での修行を終えたアランの前に現れ、最後の決着をつける為に再び彼と激突。眼魔スペリオルに変身して挑みかかったが、修行を終えた事で新たな武器ガンガンキャッチャーを使えるようになったネクロムに圧倒され、3匹のお供と共に放たれた「ネクロムデストロイ サンゾウ」を受けてまたしても敗北。

これまでは常に自ら前に出て戦っていたアランが眼魂の家来と共に自身を撃破した事に驚くが、アランからは「ただ死に場所を探す戦いに信念はない、そして私と共に戦ったのは家来ではなく仲間だ」と指摘され、立ち去っていくアランの後ろ姿を見ながらその場に一人残された。


第38話では連敗から自暴自棄になり、森で暴れていた所を御成逹に見つかり、逃げようとして御成とともに川に落下する。そして再び御成に食事を貰いながら、彼から励ましの言葉を受けた。

ちなみにこの時、食した物についにメンチカツが登場した。

メンチカツといえばあの人の好物としておなじみ。


その後、第46話で久々に登場。デミアプロジェクトが始動した事でアデルと一体化していく人達を見て驚愕していた(自身は端末でなくなっていたため、事なきを得た)。


第49話ではアイザージャイアントの光線を受けそうになっていたアランを救い、「悪くないですな、誰かの為に体を張るのも」と満足げな表情で消滅する。しかし、全てが終わった後にタケルが行った「グレートアイ」への願いによって復活した。


最終話(特別編)では、眼魔の世界に戻らず御成の弟子になって修行をする事を志願。大天空寺で「グンダリ、グンダリ!」という掛け声と共に雑巾がけを行っていた。その真面目で頼もしい態度に感服したナリタとシブヤがジャベル派になってしまい、御成が頭を抱える一幕も。そしてラストカットでは、大天空寺の仲間と一緒に笑顔でポーズを決めていた。


アラン英雄伝編集

第1章に登場。マコトの監視役として動く。

マコトが「カノン復活」という「私情」で動いていること、放っておけば眼魔世界の障害になるかもしれないということをブランコに乗りながらアランに報告する。

その後、西園寺と出会って彼が「丸い尊いモノを食べている」ことに驚愕する。


「無知とは恐ろしいものだ、ジャベル。教えてやろう。あれはタコ焼きだ!」

タコ焼き!」


アラン同様にタコ焼きに強烈な興味を示すがやはり肉体は眼魔世界にあるので食べることはできなかった。その後の動向は本編へと続くことになる。


客演編集

令和ライダー2作目『仮面ライダーセイバー』のスピオフドラマ「仮面ライダーセイバー×ゴースト」にて再登場。

御成から影響を受けたのか、言動・行動が彼に近いコミカルなものとなっている(演者である聡太郎氏曰く、台本で自身のセリフが全て御成の台詞回しや口調になっていて誤植を疑うと同時に自分が御成のようなキャラクターのジャベルを演じて良いものか悩み、御成役の柳喬之氏に連絡したとのこと)。

時系列が最終回後のため既にスペリオルに変身する力は失っているようである。


余談編集

演じる聡太郎は『獣拳戦隊ゲキレンジャー』でゲキチョッパー久津ケン役で出演していた。スーパー戦隊シリーズからは西村和彦(天空寺龍役)に続く2人目のOBである。


第11話でグンダリを独断召喚してゴーストに撃破されたことに関してアランから「グンダリを無駄にした罪は重いぞ」「(裏切り者のスペクターだけではなく)グンダリを勝手に使って無駄にしたお前にも制裁を加える必要がある」などと複数回に渡って叱責されたにもかかわらず、第15話でまたもグンダリ(と融合した自身)をスペクターに倒されてしまったことからネット上ではグンダリ無駄遣いおじさんという不名誉な渾名を付けられてしまっている。

この事については本人含む演者らにも伝わっているようで、アラン役の磯村氏もジャベルを家族に例える際に使用していたり、ジャベル役の聡太郎氏もキャストブログにて使用していたりと半ば公式になりつつある。


ゴーストとスペクターの初共闘に始まり、闘魂ブースト魂、フーディーニ魂、グレイトフル魂、ガンガンキャッチャーと新フォーム・新武器の初戦を飾った相手でもあり、節目節目に強敵としての見せ場を持つキャラクターでもある。


関連タグ編集

仮面ライダーゴースト 眼魔スペリオル 眼魔世界


アラン・・・アドニスの命令で彼を補佐している。

アデル・・・彼の命令でアランには眼魂の秘密を隠している。


バッティ・・・似た人生を送った者同士。

氷室幻徳・・・2年後の仮面ライダーに出てくる敵側の人物で、髭を生やしているのと一部の視聴者から「○○おじさん」とネタ扱いされている類似点がある。


外部リンク編集

ジャベル | 仮面ライダー図鑑 | 東映

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