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「英雄の心を学び…心の目を開くのだ…」


演:西村和彦


概要編集

主人公である天空寺タケルの父親。大天空寺の元住職でありゴーストハンターであったが、物語開始時点で既に故人となっている。


かつて大天空寺の地下にあるモノリスやゴーストアイコンを研究していたらしく、その熱い思いや教えは現在でもタケルの中に生きていて彼がゴーストハンターを目指す礎となった。

また、彼がタケルに託した『宮本武蔵』は第1話終盤でムサシゴーストアイコンへと変化し、ゴースト新たな力を与えた。


仮面ライダージオウでは歴史の改変により眼魔の存在が無くなった事で、2018年で普通にゴーストハンターとして活動している模様。


動向編集

第4話に登場した千石コーポレーション社長の羽柴信良によると、生前から英雄に縁のある物品に興味を示していた様子。


第7話にて、かつて謎の男こと西園寺主税と共に眼魔の研究をしていた事が示唆されている。


第8話ではモノリスを使って人間が眼魔世界へ渡れるかどうかの実験を行っていたことが西園寺の口から語られた。西園寺は反対したので龍が諦めたと思っていたらしいが、この件は西園寺が一方的に語っているだけな事に加え、後々判明した西園寺の本性を考えると龍の真意は真逆である可能性が高い。


選定

西園寺や五十嵐博士(第9話および第32・33話のゲストキャラクターで物理学の権威)らと共にモノリスの研究を行っており、3人のリーダー格であったことが第9話にて西園寺の口から語られた。

研究によって得られるであろう結果をタケルやマコトたち「次の世代」へと繋げようとしていた。


第10話では幼少時のマコトに英雄の心を学び、心の目を開くことを説く。「英雄になりたいの?」というマコトの問いかけに「自分が出来ることをするだけだ。自分の命を未来へ繋げる」と返した。


第12話にて、タイムリミットを迎えて消滅したタケルと死後の世界と思われる世界で再会。第11話での己の選択が正しかったのか思い悩むタケルに励ましの言葉を掛けた。

そして、「15人の英雄の心を繋げる」使命と己の全ての力をタケルに託し、彼が再び現世に留まれる状態にした。更に龍の魂は「闘魂ブーストゴーストアイコン」となってタケルに闘魂ブースト魂を与えた。

また、同話にて仙人が彼の事を知っている事が判明した。


第13話では、上記の件について仙人が言及した。彼曰く「龍はタケルに力を与えて消えてしまった」「ゴーストアイコンを再び揃えれば龍とタケルの魂を救えるかもしれない」とのこと。また、リョウマゴーストアイコンに眠る坂本竜馬も龍の事を知っている模様。


超MOVIE大戦ジェネシス』(ネタバレ注意!)編集

本作では10年前の世界に迷い込んだタケルと泊進ノ介が生前の龍に出会っている。

ここでは同作品で判明した彼に関係する事柄を記す。


  1. 彼の命日は作中世界での2005年12月20日(火)。
  2. "仮面ライダー"と呼ばれる存在を知っている。
  3. 以下の通り非常に高い戦闘能力の持ち主。…と言うよりもはや超人の域。

・ゴーストとドライブとの戦闘で弱っていたとは言えラファエロ眼魔1つで撃破。

スペクターを苦戦させたミケランジェロ眼魔を彼1人で撃破

(しかも素体が眼魔スペリオルとなりライダーとの戦闘時より強化されている)

・鉞1つで多数の眼魔コマンドを撃破。

・10年後の世界でも展開する準備をしていたとは言え、2015年の世界と2005年の世界を繋ぐワームホールを致命傷を負いながら独力で展開。


小説編集

実はモノリスを崇拝していた民族(眼魔の原型)のうち、地球に残留した指揮官「リューライ」の末裔である。

リューライは凶王がモノリスを使って眼魔達を追ってくる可能性を危惧し、モノリスを地中に埋め立てた。この場所が今の大天空寺であり、このモノリスを発掘した地点が大天空寺の地下室となった。

なお、ジャイロはこのリューライの部下だった男で、リューライにアドニスの防衛を任されて眼魔世界に渡った。


その他編集

演じる西村和彦はかつてスーパー戦隊シリーズ第12作である『超獣戦隊ライブマン』で大原丈イエローライオン役を演じていた。


超MOVIE大戦ジェネシス』のパンフレットによれば、ライブマンとほぼ同時期に放送されていた『仮面ライダーBLACK』の南光太郎仮面ライダーBLACKのオーディションを受けていた経験があり、「仮面ライダーはある意味原点」と語っている。

その後、上記のオーディションで審査員を担当していた堀長文(東映のプロデューサー)の目に止まり「1人面白い奴がいる」と注目され、ライブマンの前作に当たる『光戦隊マスクマン』のゲスト出演を経て、ライブマンで起用されたというエピソードがある。

また、同パンフで近年のヒーロー作品である『侍戦隊シンケンジャー』や『仮面ライダーW』、『特命戦隊ゴーバスターズVSゴーカイジャー』なども絶賛しており、二世代に渡り受け継がれていくヒーロー作品に対し、熱き思いを語っていた。


『仮面ライダーゴースト ファイナルステージ』では、彼の遺品である新撰組縁の刀が仙人によって英雄一武闘会の優勝賞品として、勝手に出品された。

龍本人も正体を隠し、仮面ライダーゴースト ムサシ魂となり参加していた。

グレートデミアが襲来した際は、闘魂ブースト魂になり、タケルとアユムと共に親子三代で打ち破った。


なお偶然か狙ってか、『ゴースト』の放送中に始まった新たな戦隊黄色がライオンである。



関連タグ編集

仮面ライダーゴースト 天空寺タケル 大天空寺


闘魂ブースト魂トウサン魂:いずれも眼魂誕生に関わっている。


西園寺主税 眼魔

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