概要
『仮面ライダーゴースト』に登場する可変型の武器。
基本的な使い方はガンガンハンドと同様だが、必殺技発動の際には手の部分に設置されたスロット・キャッチアイソケットにゴーストアイコンをセットする独自のギミックを持つ(セット時の音声はメガウルオウダーと同じ音声で「ダイカイガン!!」と鳴る)。
なお、ネクロムがゴーストドライバーを使わないシステムのためか他二人が使う武器のように「アイコンタクト」をする機能はなく、アイコンタクト用のエネルギー受信装置『エナジーアイクレスト』に相当する箇所は名前こそ同じだが「使用者の信念を神秘的エネルギーに変換、攻撃に付加させる」と全く異なる機能になっている。
実は最初からネクロムに搭載されていた武装なのだが使用には高い精神力が必要となり、濫用による暴走等の被害を防ぐためにロックが掛けられていたことで今までは使用できずにいた。
後にサンゾウゴーストが与えた試練を乗り越えたことでアランの精神力が高まり、ロックが解除されて使用可能になった。
各形態
ロッドモード
基本形態。
ガンガンハンドと同じ先端が開いた手の形をした棍棒。形状はほとんど同じだが、手のひら部分にゴーストアイコンをセットするためのスロットが増設されている。
ガンガンハンド同様銃モードからロッドモードに戻す際には「ナンデヤネン」と音声が鳴る。
銃モード
先端が握った形となり銃口が現れた火縄銃。
アイコンをセットした状態で先端を閉じることで必殺技を発動する。
必殺技
オメガフィニッシュ
アイコンをセットした銃モードで発動する技。第37話ではグリムゴーストアイコン、第39話ではビリー・ザ・キッドゴーストアイコン、第41話ではヒミコゴーストアイコンをセットして発動した。
なお、放送時の字幕では「オメガクラッシュ」と誤記された。
オメガクラッシュ
アイコンをセットしたロッドモードで発動する技。劇中未使用。
「オメガクラッシュ」は元々ガンガンセイバー鎌モード(仮称、本編設定ともに未登場の玩具オリジナル)の音声なのだが、こちらに流用されたものと思われる。
余談
- 修行を終えたアランがネクロム・サンゾウ魂に変身した瞬間に唐突に出現する(アランが特に反応することもなかった)という何とも言い難い初登場に驚いた視聴者は少なからずおり、当時はこの描写からサンゾウ魂の専用武装と勘違いした人もいた。
- 劇中では解説はなかったものの、テレ朝公式サイトで閲覧できる設定では前述した使用できるようになった経緯が解説されており、アランが特に反応しなかったのもネクロムに武装が搭載されていることを既に知っていたからだと思われる。
- 玩具版はプレミアムバンダイ限定で発売された。DX仕様のコロンブスゴーストアイコンとナイチンゲールゴーストアイコンが付属する。ガンガンハンドのリデコ品だがアイコンタクト機能は搭載されていない。
関連タグ
ガンガンハンド:リデコ元。こちらはスペクターが用いる専用武器。
3号ライダー武器