「仮面戦隊ゴライダー!!!!!」
概要
仮面ライダーとスーパー戦隊両方の力を持った五人組のヒーロー。
その容姿は最初の仮面ライダーである仮面ライダー1号or仮面ライダー2号(体横のラインは2号と同様の1本)を、 カラーリングやマントとブーツを身に着けた姿は最初のスーパー戦隊である秘密戦隊ゴレンジャーを彷彿させる。
アカライダー以外のメンバーは目の色とコンバーターラングが赤く、メンバー毎の色以外の差異はマスクの後頭部にあるラインが異なっているのみ。
『仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦』では、作中内のゲーム「超スーパーヒーロー大戦」にてゴライダーの変身能力を得る為のトーナメント大会が開かれており、宝生永夢が参加したチームエグゼイドの5名がこれを取得。
ゴライダーハリケーンに歴代ライダー・戦隊のマシンを呼び出してアンドアジェネシスを撃墜した。
『仮面戦隊ゴライダー』では、劇中終盤でエグゼイドが所持していたカードを用いてゲームの世界に集められた5人の仮面ライダー達が変身。
エグゼイドと協力してトーテマと仮面ライダーゲンムゾンビゲーマーレベルX(トーテマ外装態)を撃破し、檀黎斗の復活を阻止した。
変身方法は上記2作でそれぞれ異なり、『超スーパーヒーロー大戦』ではゴレンジャーと同様にアイテムは用いずその場で一回転する事で瞬時に変身している。
『仮面戦隊ゴライダー』ではゴライダーの姿が描かれた超スーパーヒーローカードを使い、カードから発生したそれぞれのカラーの風を受ける事で変身する。
出撃コードは「ゴライダー!ゴー!」。
共通スペック
身長 | 195.0cm |
---|---|
体重 | 75.0kg |
パンチ力 | 55.0t |
キック力 | 65.0t |
ジャンプ力 | 45.0m |
走力 | 100mを3.0秒 |
『仮面ライダーバトルラッシュ』のアカライダーの図鑑解説や『仮面ライダー図鑑』の仮面戦隊ゴライダーの解説ページによると、全ての仮面ライダーとスーパー戦隊の力が使えるとの事。実際に劇中ではその説明通りとも言える圧倒的な強さを披露している。
メンバー
超スーパーヒーロー大戦(以下映画版)と仮面戦隊ゴライダー(以下Vシネマ版)の変身者を記載。
映画版は仮面ライダーとスーパー戦隊の混成、Vシネマ版は仮面ライダーのみで構成されている。
アカライダー
レッド担当の赤いライダー。
- 映画版:仮面ライダーエグゼイド/宝生永夢
- Vシネマ版:仮面ライダーバロン/駆紋戒斗
アオライダー
ブルー担当の青いライダー。
- 映画版:アオニンジャー/加藤クラウド八雲
- Vシネマ版:仮面ライダーブレイド/剣崎一真
キライダー
イエロー担当の黄色いライダー。
- 映画版:ビートバスター/陣マサト
- Vシネマ版:仮面ライダーレーザー/九条貴利矢
モモライダー
ピンク担当の桃色のライダー。
ミドライダー
グリーン担当の緑色のライダー。
装備・技
歴代仮面ライダーの技を使うと、近年のレジェンドライダーの力を使うライダー達と描写が若干被るからか、使用した技は、基本的にはスーパー戦隊側の技の方が多い。
- タイフーン
1号ライダーと同じベルト。中央の風車の色がメンバー毎に異なる。デザイン段階では全員タイフーンの色が赤い。
- ゴライダーボール
ゴレンジャーのエンドボールと同じラグビーボール型爆弾。
Vシネマ版ではこの名称で、「ゴライダーハリケーン」を決めている。
- ゴライダーバズーカwithエグゼイド
ゴーカイジャーとゴセイジャーが使用したスーパー戦隊バズーカと同じ形のバズーカ。
タイフーンから発生する風のエネルギーを吸収し、エネルギー弾を撃つ。
- ゴライダータワー
5人でやぐらを組み、エネルギーをチャージした後にアカライダーがキックする。
- ゴライダーハリケーン
ゴレンジャーの技ゴレンジャーハリケーンと同じ技。
ゴライダーボールをモモ、キ、ミド、アオ、アカの順番にパスし、巨大化したボールを相手に叩き込む。
Vシネマではキライダーとミドライダーの順番が逆になり、アカライダーの後にマキシマムゲーマーレベル99が追加でキックする。
- レッド・ブルーダブルキック
『仮面ライダーエグゼイドスペシャルイベント』で使用。アカとアオが中段蹴りを浴びせる。
- ゴライダー合体ビーム
『仮面ライダーエグゼイドスペシャルイベント』で使用。
5人がエナージ・コンバーターを操作してVの字の陣形を組み、アカライダーが突き出した両手から5色の破壊光線を発射する。スペースイカデビルを撃破した。
固有技
以下の技は『仮面ライダーエグゼイドスペシャルイベント』にて初使用されたもの。
- ゴライダー煙幕
アオライダーが使用する煙幕。
- レッドパンチ
アカライダーが使用するパンチ技。
- レッドビーム
アカライダーがエナージ・コンバーターを操作して仮面ライダー1号の変身ポーズを取り、突き出した両手から放つ赤色光線。
- ブルー回転蹴り
アオライダーが使用したキック技。
- ブルービーム
アオライダーがエナージ・コンバーターを操作して仮面ライダー1号の変身ポーズ(途中から仮面ライダー2号の変身ポーズ)を取り、突き出した手から放つ青色光線。
- イエロータックル/イエローアタック
キライダーが使用する前転の勢いを利用したタックル技。
- ピンクチョップ
モモライダーが使用するチョップ技。
- グリーンパンチ
ミドライダーが使用するパンチ技。
マシン
登場したのは『超スーパーヒーロー大戦』のみ。
『秘密戦隊ゴレンジャー』の巨大要塞。アカライダーが搭乗。
『仮面ライダーキバ』の巨大モンスター。アオライダーが搭乗。
『魔法戦隊マジレンジャー』の龍。キライダーが搭乗。
『海賊戦隊ゴーカイジャー』の海賊船。ミドライダーが搭乗。
『仮面ライダー電王』の時の列車。モモライダーが搭乗。
その後の出演
- 『仮面ライダーエグゼイドvs仮面戦隊ゴライダー』
『仮面ライダーエグゼイドスペシャルイベント』内のヒーローショー(冒頭のキャストトークを兼ねており、ゴライダーが登場した時点で本編へ移行するという方式を取っている)。
今作でのゴライダーは『超スーパーヒーロー大戦』由来の存在ではなく、ヒーロー達が日々研鑽を行うヒーロー養成所の出身という設定。
アカライダーは王道タイプだが自責の念が強く(CV:松風雅也)、カッコ付けたがりで悪の撲滅に燃えるアオライダー(CV:稲田徹)、若者言葉で話すキライダーは(CV:坂井易直)、萬画版ゴレンジャーよろしく、関西弁で話すミドライダー(CV:奥畑幸典)、冷静な紅一点モモライダー(CV:厚地彩花)と変身者は明かされていないが、個性的なキャラクター付けが為されている。
戦う際の掛け声もゴレンジャー同様に「トイヤ!」。
エグゼイド達は悪者であるとショッカーに吹き込まれていたが、アオを蝕んでいたゲーム病をエグゼイドが治療したことをキッカケに共闘するように。
「溢れだした平成の歴史」の1つとして、カッシーンに襲われそうになっていた男性が持っていたタブレット端末から出現(恐らくは今回も特定の変身者は存在しないと思われる)。
他の番外ライダー達と共にカッシーンを撃破して人々を守り抜いた。
余談
Vシネマ版の変身者を演じた役者は、全員原作を含めた東映特撮(仮面ライダーシリーズ、スーパー戦隊シリーズ)で怪人役を経験した事がある妙な共通点がある。
アナザーアギト/木野薫役の樋口隆則氏のみ、仮面ライダーシリーズで怪人役を経験していないのだが、『特捜戦隊デカレンジャー』にてドン・モヤイダの人間体を演じていた事がある(一応アナザーアギトもエルの因子が入っているので怪人と言えなくもないが)。
また、厳密にはレーザーを演じた小野塚勇人氏は、ゴライダー公開時点では怪人役を経験してはおらず、エグゼイド本編の終盤で怪人役を経験する事になった。
関連タグ
仮面ライダー 仮面ライダーエグゼイド スーパー戦隊シリーズ 秘密戦隊ゴレンジャー チートライダー 最強戦隊チートレンジャー
劇場版限定ライダー