『カイガン！ダークライダー！ 闇の力！悪い奴ら！』
スーツアクター：今井靖彦
変身者
・アルゴス
・仙人
概要
『仮面ライダーゴースト』の夏の劇場版『100の眼魂とゴースト運命の瞬間』に登場するアランのもう一人の兄であるアルゴスが変身する悪の仮面ライダーゴースト、所謂「劇場版限定ライダー」。本編にも顔見せとして数分間だけ登場している。
前作の劇場版に登場した仮面ライダーダークドライブに続く、主役ライダーと似た容姿を持つダークライダーである。
メインカラーは白でマスクの目の部分の形状と胸部「ブレストクレスト」にある目の模様の色以外はゴーストとほぼ同じ。
色が色だけにゴースト以上に骨を彷彿とさせる。
予告ではフードを被ったまま戦闘を行っていた。
スペック
| 身長 | 204.0cm |
|---|---|
| 体重 | 96.0kg |
| パンチ力 | 11.0t |
| キック力 | 15.0t |
| ジャンプ力 | 49.6m |
| 走力 | 100mを4.7秒 (時速76.6km) |
全スペックでゴーストとスペクターの基本形態どころか強化形態の闘魂ブーストをも上回る。武器はサングラスラッシャーとガンガンセイバー両方を使用可能。（同時使用可能かは不明）。
劇中でもジャンプ力以外のスペックがダークゴーストよりも上である筈のネクロムを一方的に叩きのめすなど圧倒的な戦闘能力を誇った。
また、詳細は不明だが高速で移動する能力や白い波動を放って敵を吹き飛ばす能力を持っている。
これらの能力は幾つかはゴーストドライバーに組み込まれた初期型の出力増幅装置の働きらしく、タケルたちが使うものより負荷が増大するが代わりに基本性能以上の力を発揮できるのだという。
形態
ダークゴーストアイコンを使用した形態。本項目で解説。
ナポレオン・ボナパルトの魂が憑依した形態。基本カラーは赤&青&白(トリコロール)。
ピタゴラスの魂が憑依した形態。
必殺技
- オメガドライブ ダークゴースト
ドライバーのレバーを1回引いてから押し込む事で発動。
背後に白い巨大な目の紋章を出現させ、そのエネルギーを右脚に纏い、強力なキックを放ち敵を撃破する。その威力はスペックを上回るゼロスペクターを撃破するほど。
- オオメダマ
ガンバライジング限定技。ドライバーのレバーを2回引いて発動する。巨大化した眼魂型エネルギーを敵に投擲して爆破する。
劇中での活躍
劇場版に先駆けテレビシリーズの一分間ストーリーに登場。
第1話ではナポレオンと思われる人物をガンガンセイバーで切り裂きアイコンに変化させた。また、その後のシーンから、既に上記の三人だけでなくナイチンゲール、シェイクスピア、コロンブス、カメハメハ、ガリレオなどもアイコンに変化させていた模様。
またテレビシリーズ本編第47話でもまさかの登場。仙人が変身した(変身音は『ダークライダー！』以降の部分がカットされている)。
恐らくはアルゴスがエクストリーマーの力を得た事で不要になり使い捨てたドライバーと眼魂を回収していたものと思われる。
当然ながらタケル達にはアルゴスと間違われた。
その後は眼魔の軍勢を相手にタケル達と共に戦う場面もあったが、高いスペックを持つ姿であるにもかかわらず秒で敗北するという眼魔ウルティマ・エボニーに変身して戦った時の強さはどこへ行ったのかと言いたくなるような醜態を晒している。
その為か、後にユルセンから「変身して戦えよ〜」と言われた際には仙人自身が拒否してしまっている。
客演
『仮面ライダージオウ』
EP44にてスウォルツ／アナザーディケイドに召喚される形で登場。G4・レイ・風魔と共にグランドジオウとゲイツリバイブに襲い掛かった。
EP46で再びジオウ達の前に現れ、ゲイツリバイブやウォズギンガファイナリーと対決。最後はゲイツリバイブ剛烈の「のこ切斬」でレイ諸共吹き飛ばされ敗北・消滅した。
『ドライブサーガ 仮面ライダーブレン』
秘密結社「無」の手下として登場。
仮面ライダーブレンの武器『ブレンメガネブレード』でやられた際にメタ発言を残して事切れる。
余談
上記の通りダークライダーと読み上げられている変身音だが、歴代(及び後年)のダークライダーの変身者は必ずしも根っからの悪ではなく哀しき過去などから闇堕ちしてしまったものなども居るため、ファンからは一概にダークライダー=悪と括っているような変身音に度々ツッコミが入ることもある……というか、ダークゴーストの変身者であるアルゴスも悲しい過去を背負っているので本人にも当てはまる。
メタ的には、おそらくダークゴーストの変身音声は本来は「歴代ダークライダー及び敵ライダーのレジェンドライダーゴーストアイコンを使用した際の共通音声」を想定して入れられたものであったが、何らかの理由で主人公以外のレジェンドライダーアイコンの販売予定がなくなった為、ダークゴーストに流用したのだと思われる(ゼロスペクターはスペクターと同じ音声な為、ダークゴーストもオレ魂と同じ音声でも特に問題はなかったと思われるが、使わなくなったダークライダー用の音声があったのでそれを使用したのだろう)。
スーツは後にマスク以外がアユムが変身する白いゴーストに流用された。また、『ジオウ』ではマスクがクイズに改造されたが、EP44での再登場に伴い戻されている。
関連タグ
アルゴス(仮面ライダーゴースト) 仙人(仮面ライダーゴースト)
関連・類似キャラクター
- 仮面ライダーダークネクロム：彼が率いている親衛隊。
- ゾンビゲーマーレベルX：次回作のネガライダーの白と黒の強化形態。
- アナザーゴースト：ゴーストのアナザーライダーであり、いわばもう1人のダークゴースト。
- 仮面ライダーアークワン：ある意味ダークゴーストのifの姿。
- アメイジングセイレーン：劇場版限定ライダーが白と黒になったフォーム。
ダークドライブ → ダークゴースト/ダークネクロム/ゼロスペクター/エクストリーマー → トゥルーブレイブ
単独劇場版ボスライダー
ネガライダー
ゴルドドライブ/ダークドライブ → ダークゴースト → ゲンム
外部リンク
放送当時の番組公式HPでは仮面ライダーのページが主要3ライダーの物しか存在せず、ダークゴーストはゴーストとは別の人物が別のアイコンで変身した紛うことなき別ライダーの筈なのだが、ゴーストのページに掲載されており、あたかもフォームの1つかのような扱いを受けている。
同様に、ダークネクロムPもネクロムのフォーム枠で掲載されている。
後の「仮面ライダー図鑑」では両者とも別ライダー扱いになっている。
