「嘘だと思うなら君達もDGM学習塾に来てみたまえ。入塾試験は無料で受けられるのだ!」
「起きよ、DGM学習塾の子ども達!」
登場作品『仮面ライダースーパー1』
第19話 「悪魔の学習塾!!恐怖のラジカセ怪人」
CV/槐柳二
概要
コウモリをデフォルメした姿と胸部に内蔵された巨大なカセットデッキが特徴な一見ロボットっぽい怪人だが、れっきとした改造人間である。
「最新のシステムで 君も三日で 100点!!」という謳い文句のDGM学習塾という塾を開き、子ども達を催眠学習で洗脳してドグマ王国の幹部候補生のエリート教育を受けさせようとするコウモリとカセットデッキの合成怪人。(ラジカセ怪人とサブタイトルにあるが、実際に使用しているのはVHS式のビデオテープ。ラジカセは回想シーン良達に呼びかけた際に使用したくらい)
入塾試験を受けにきた子ども達にヘッドフォンを掛けさせて超音波を放ち、それに耐えた良の友人松原ミツルに適性有として塾に通わせた。(なお、耐えられなかった者は無能呼ばわりして追い出した)
この塾に通うようになってからミツル達は謳い文句通りに100点どころか大学問題すら解けるようになったがロボトミー化してしまい、それを怪しんで塾に潜入した沖一也と対決することになる。
胸部のスロットに腰にあるテープをはめ込むことで様々な音波を放つ。
効果は
赤…耳から破壊音波を放つ
銀…幻覚音波を放つ(耳を封じられた際に使用、どこから放つのかは不明)
青…耳から催眠音波を出して子ども達を操る
金…行進曲を歩かせる
黄…学習カセット、適性試験用で不快な音波を放つ
といったもの。
スーパー1との一回戦の後、塾に来ていた子ども達を催眠音波で集めて過酷な適性試験を与え、耐えられない者は処分しようとする。しかし自身はミツルを見張ってついてきたチョロを「一人ひねた奴がいるな」で済ませてしまい、チョロにテープを「決定版!!日本の民謡」の物とすり替えられて子ども達を祭囃子で躍らせるという間抜けな面がみられる。(この時子ども達に交じってドグマファイターまで一緒に踊っていた)
より強力な適性試験に耐えられなかった者を処分しようとしたところに、現れたスーパー1と再戦。破壊音波で倒そうとするも、エレキハンドで逆にコントロールされた挙句にデッキを破壊され、羽をブーメランに変えて挑むも投げ返されてしまう。最後はスーパーライダー月面キックで倒された。
余談
ドグマ怪人では初の日用品+動物モチーフだが、この頃はドグマ編の終盤であり、この変わった組み合わせはドグマから新しい組織への移り変わりを暗示していたとも解釈できる。
関連タグ
テラノTVギン - プテラノドンとTVの機械合成怪人でこちらも洗脳効果のある超音波を発する事でき頭部がアンテナとなっている点でも一致。どちらも主人公側の知略によりフリーズしてしまい本人の意思とは関係なく盆踊りをさせられたという共通点まである。