マジンカイザーライガ
まじんかいざーらいが
マジンカイザーライガとは、グッドスマイルカンパニーから発売されたプラモデルシリーズ、「MODEROID（モデロイド）」の製品のひとつである。
同シリーズの「マジンカイザー」のバリエーションの一つで、永井豪原作「獣神ライガー」に登場する主役ロボ「獣神ライガー」、および「獣神サンダーライガー」をモチーフとしている。
原型制作・オリジナルモデル制作：坂本洋一（ケミカルアタック）
設計:T-REX
制作協力：千値練
プロダクトデザイン：中野牌人
同シリーズ「マジンカイザー刃皇」と同じく、背景・世界観は不明。
「魔神モード」と「獣神モード」の二形態を有し、それに伴い頭部・顔面部も二種類あり、やはりモチーフになった獣神ライガー、およびサンダーライガーに近い。
特に胴体部は、サンダーライガーを彷彿とさせる。
魔神モードでは、後頭部からは逆立つ髪の毛のような炎が沸き上がり、オリジナルの獣神ライガーを彷彿とさせる。
その頭部及び顔面部も、カイザーパイルダーはあるものの、ほぼ獣神ライガーそのものである。
胴体部はサンダーライガーに近く、手足は白色、二の腕や腿、腹部は赤で、肩は新造。腕には爪が装着され、胸部放熱板や腰部装甲なども新造されている。
獣神モードでは、顔面部パーツを交換する事で、人面に近いそれに。
また、両腕の爪パーツも大型のものと交換し、サンダーライガーにより近づけている。
カイザーブレードではなく、形状が異なる専用の剣『ライガーソード』を持つ（不要パーツのランナーにカイザーブレードがあるため、組んで持たせる事は可能）。また、スクランダーも付いていないのがデフォルトらしいが、装着も可能。
刃皇同様に、マジンカイザーと規格が同じため、手足やパーツの付け替えも可能である。
覆面プロレスラー「獣神サンダーライガー」引退記念の特別カラー版。
通常版と異なり、髪の毛は黒、獣神モードの顔面部塗装も、青や黒など塗装色を増やしている。
また、胸部装甲も金色から黒に変更している他、肩などにメタリックラインが引かれている。
両手足の爪、およびライガーソードは、クリアパーツで造形。また、通常版同様に魔神モード・獣神モードに形態変化が可能。
マジンカイザーライガのパッケージイラストには、左上に新たなマジンカイザーらしき姿が描かれている。
マジンカイザーライガが、『獣神ライガー』をモチーフにしている事から、これはライガー劇中に登場した『魔竜王ドルガ』がモチーフの「マジンカイザードルガ（仮）」とも思われるが、詳細は不明。
ただし、マジンカイザーがMODEROIDで発売された初期には、通常のカイザーの他、新たなシルエットのカイザーも、イメージイラストにて描かれていた。
そのうち二つは刃皇にライガであったが、それら以外のシルエットのカイザーは、どういうものかは不明。
