概要
原作は永井豪とダイナミックプロで、メカデザインも担当している。
超能力を持った地球の少年達と異星からの侵略者ガラダイン軍の戦いを描いたロボットアニメ。
地球を狙う侵略者というスーパーロボットの様なストーリーでありながら、スペースコロニーなどが存在するリアルロボットのような世界背景を持っている事が特徴。
毎回ハードな展開を繰り広げられていた。が、ナック特有の作画に加え、主人公の搭乗する「ゴーバリアン」のデザインがマジンガーZにそっくりな事や、リアルロボットとしてもスーパーロボットとしても中途半端のどっち付かずの感もあった事(前者なら後のEva、ファフナー、ゼーガペインみたいな感じで、後者なら三体合体ロボットみたいにすべきだった)裏番組のうる星やつらの人気に押されてしまった事もあり人気は高くはなく、アニメファンからは「偽マジンガー」、「和製テコンV」など不名誉なあだ名で呼ばれるようになってしまった。(デザインに関しては制作側が「主人公のロボットはマジンガーZみたいにして欲しい」とダイナミック側に発注する際に言ったらしい)
マジンガーに似ている事からマジンガーシリーズの一つと思われがちだが、直接的な関係は無い。
しかし、OVA『真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ』の特典映像での歴代ダイナミックロボが集結するシーンではグレートマジンガーやゲッタードラゴンと共にしっかり登場している。
主題歌は元レイジーのメンバーで結成されたバンド「ネバーランド」がOP、EDと挿入歌を歌っており、その全てが80年代のアニソンの名曲として名高く、矢野立美氏による劇中に使われる音楽も名曲と呼ばれているため、この作品は本編よりOP詐欺なネタアニメという見方が強かった。
しかし、ストーリー自体はとても出来が良く、超能力の着眼点や人間模様はとても繊細に描かれているため、純粋に好きなファンも少なくない。
また一部のファンからは今作の監督である奥田誠治氏の後年の作品超獣機神ダンクーガはこの作品のアイディアを組み直した作品と言われている。
残念ながら主題歌&BGM集はCD化されなかったが、「ロボットアニメ大鑑」にてOP、ED、挿入歌が収録されており、2006年にはDVDも発売されている。そして2024年10月16日にサウンドトラックのネット配信が開始された。
かつてはビデオも発売されていたが、そのビデオシリーズの3巻のパッケージにはまったく誰かわからないキャラクター達が描かれている。
ストーリー
地球を侵略しようとする異次元宇宙のガラダイン軍。
彼らに対抗すべく、科学者ゼクーは地球の超能力戦士を集めた。
戦士達は巨大ロボット、サイコアーマーを創造し、ガラダイン軍と壮絶な戦いを開始した!(DVDストーリー説明より引用)
登場人物
イサム・ナポト
CV:平野義和
本作の主人公でゴーバリアンのパイロット。16歳。
そして自身の超能力に導かれ、仲間達に出会い、ガラダイン軍との戦いに身を投じる事になる。
強い超能力を持ち、その力は家屋や警備ロボットを易々破壊できてしまう程で、ピケ&プケの双子姉妹と協力してサイコアーマーゴーバリアンをサイコジェネスした。
その超能力は限りなく成長して行き、最終的にはゴーバリアンをパワーアップするにまで至り、双子姉妹も追いつけなくなる程になった。
性格はロス曰く心配性、更に大人しく真面目なため、周囲に隠れてしまう事もあるが、戦闘となれば持ち前の正義感を発揮して前線で戦う。
仕事の事ばかり考えている父・トオルとの関係は決して良いものではなかったが、次第にトオルなりの戦いを理解していった。
スポーツは中々できるらしく、雪山にグランドーが潜伏している際ハンスと共に高いスキーのテクニックを見せた。
主人公でありながら何故かキャスト欄では四番目となっている。
アチカ・リサ
CV:三浦雅子
ヒロイン。15歳。
読心能力とテレパシー能力、そして花をサイコジェネスする力を持つ少女。
控えめで大人しく健気な性格で、自身の読心能力を駆使し前線で戦うイサムのメンタルケアなどをしていたが、バスターの死を経験して人の心を読む事の辛さを身を以って知った。
戦闘では双子姉妹と共にイサムのサポートに徹する事が多い。
両親は健在だが、自立したいリサと戦争に行かせたくない両親とでそれぞれ意見の食い違いが起きてしまい、無謀にも行動を起こそうとした父親をガラダイン軍の攻撃で失ってしまった。
その出来事を乗り越え、彼女もまた大きく成長して行った。
EDでは彼女が主役で、バラをサイコジェネスするシーンが見る事ができる。
クルト・バスター
CV:竜田直樹(龍田直樹)
空軍所属のパイロットで、サイコアーマーレイドのパイロット。19歳。
ガラダイン軍との交戦中に超能力に導かれ、イサム達と合流した。
地球の戦闘機で敵戦闘機フラインジャーを撃墜するほどの腕を持つパイロットで、トンガリと協力し、サイコアーマーレイドを造り出した。
グランドーの中で唯一の軍人なためか、周囲のまとめ役として活躍しており、また軍と協力する事をゼクーに進言する場面も見られた。
密かにリサに恋心を抱いていたが、リサはイサムに想いを寄せていたため想いが実る事は無かった。(本人もその事に気づいていた)
その後の戦闘でゴーバリアンのピンチを救うためレイドでドグロスに特攻し、リサに最期の想いを伝えて戦死した。
父親のドラン・バスターも現役軍人であり、空軍中将。
バスター亡き後息子の悲願だったグランドーと防衛隊の協力を実現した。
ハンス・シュルツ
CV:堀内賢雄
初期のメンバーで最後に現れた人物。17歳。
クールな皮肉屋であり、初めは揚げ足取りをするなどしてクルーの評判は良くなく、アトラスとは特に仲が悪かった。
しかし、自分なりに戦おうとしていた所があったらしく、密かに戦闘機を造り出して無断出撃する事があった。
が、バスターの死は彼にも強い影響を与え、その後はクルーと協調するようになり、彼の意思を継ぐ為にレイドを再びサイコジェネスして二代目パイロットとなり、戦場に立つようになった。
しかし本質的な性格はあまり変わっておらず、彼の一言が騒動の一端になってしまうこともあった。
父親は優秀な軍人らしいが、「親が過度の期待をするから子供が苦労する」と発言しているため、あまり仲は宜しくない様である。
途中、ガラダイン星に潜入した際に出会った少女シーラと恋に落ちる。
ちなみに堀内氏のアニメデビューキャラでもある。
カリム・アトラス
CV:福士秀樹
サイコアーマーガロムのパイロット。17歳。
3号機メカのパイロットのお約束なのかガタイが大きい。
直情的かつお人好しな性格で何かと突っ走りがちになりピンチに陥った事が多々ある。
しかし根は一途で優しい性格で、塞ぎ込みがちになってしまったライラを気遣ってやる場面があり、それをきっかけにライラとの心の距離が近づいていった。
ライラに対する気持ちは本物で、彼女が戦闘で大怪我を負った時は誰よりも強く怒りに燃えていた。
巨漢ゆえのパワーがあったからか他と違いガロムを一人で造り出し、砲撃戦タイプと思われるガロムで格闘戦を行うシーンが多くみられた。
母親は山で旅館を経営しており、アトラスに連れられてやって来たライラがどこか悲しんでいることを見抜き、仕事を手伝わせてそれを紛らわせてやろうとするなど細かな心遣いをしてやったり、アトラスがクリストのジェノサイダーに追われている際には銃を持って助けに行くなど肝っ玉の座った面も見せた。しかし顔には出さないが戦いに出た息子の事を心の中ではとても心配しており、寝言でアトラスの名を呟き、涙を流すシーンもあった。
どういうわけか彼の活躍する回はビデオシリーズでは未収録になっていることが多く、そのうち一つはガラダイン星に転移するストーリーのため統合性が取れなくなっている。
ライラ・スワニー
CV:室井深雪(深雪さなえ)
二人目のヒロイン。17歳。
予知能力を持ったグランドーのレーダー担当。
勝気な性格で行動力のあるヒロイン。
一度だけだが、時間を逆行させて谷底に落ちそうになったトラックを救うなど、強い超能力を見せた。
裕福な家庭に育ったが、仕事の事ばかりで母が病気の時にも帰ってこなかった父と確執があり、決して幸せでは無かったと語った。
父との確執を同じ境遇であるイサムにも話したが父親に対する価値観の違いから分かりあう事は無かった。
それでも父は父なりに立派な人間だったのだと理解したのは皮肉にも戦闘で父を亡くした後だった。
その出来事の後、塞ぎこみがちになった時にアトラスの気遣いにより立ち直りお互いの心の距離が近づいてゆき、最終的には相思相愛になるにまで至った。
第10話ではミッキーマウスマーチの鼻歌を歌っていたが、その回はミッキーが参戦した回だった。
ピケ
CV:秋山るな(あきやまるな)
プケ
CV:立川千晶
島に来た観光客に超能力で悪戯をしていたが、ゼク-に力を見入られ、グランドーのクルーになった。(若干誘拐に見えなくもないが…)
イサムと共にゴーバリアンを創生して、戦闘時はイサムに超能力を使ってサポートをしていたが、イサムの超能力が進化するに連れて彼に力が追いつかなくなり、その後はグランドーの機銃などで戦闘に参加した。
子供ながら中々口が悪く、「クソマズイ」や「ブス」や「死ねぇ!」といった暴言を放つ。
ピケ、プケ共にイサムを慕っており、イサムと父トオルの一件があった時には慰めるためにパーティを開いてイサムを招待したり、イサムとリサが二人きりの所を目撃した際にやきもちを焼いて家出してしまったこともある。
父親と母親は健在であり、子供たちを戦争に行かせたくないと頑なに言っていたが、結局はあきらめざるを得なかったらしい。(恐らく一悶着あったのだろうが、その様なシーンが無かったため詳細は不明。)
トンガリ
CV:大原美佳子
中国出身の少年。
両親を目の前で殺されてしまい、仇を討つため自ら戦う事を志願する。
メンバー間でトラブルが起きた時に相手をなだめたり、空気を読んで気遣った発言をするなど落ち着いた性格をしているが、両親を失った事を思い出して一人格納庫で泣いていたり、ロスがリサに「イサムとどこまで仲が発展したのか」という話題を振った時にそれを聞いて顔を赤らめるなど年相応の子供らしい所もある。
イサム達に匹敵する程の超能力を持っており、バスターと共にレイドを創生し、自分ひとりでレイドのレーザーライフルを造り出すほか、グランドーにあるガラクタでロボットを造り出してしまうなどメカニックポジションの一面を見せたが、バスターが戦死した後、ハンスは一人でレイドを造り出した上、メンバーの超能力も成長していった為、出番は大きく減ってしまった。
ゼクー・アルバ
CV:たてかべ和也
ガラダイン星から地球に亡命してきた科学者。
加齢により衰えが始めているが、強力な超能力を持っている。
地球に侵攻するガラダイン軍に立ち向かう為、地球の超能力者を集めるべく行動していた。
合理的で理知的、冷静沈着な異星人。
冷徹にも見えるが、イサムたちを深く信じ、常に彼らを導いてきた。
自ら設計したサイコアーマーをイサム達に与え、自身もグランドーを設計し造り出した。
科学者としてだけでなく、戦略家としての一面も見せ、的確な作戦で勝利を勝ち取って来た。
キャスト欄では彼が一番上であり、ファンの間では彼こそが真の主人公なのでは?という説が浮上している。
オルドン
CV:竜田直樹(龍田直樹)
ガラダイン星生まれの謎の生物。
口が悪く、イサムらを「ガキ共」呼ばわりする。
セリフの後や驚いた時に「ホ」と言う等、独特な喋り方が特徴。
ゼクーの参謀といった立ち位置で知能が高く、ゼクーのいない時は司令塔として活躍した。
彼も超能力を持ち、超能力で双子姉妹に尻叩きなどのお仕置きをしたりするが、いざという時にイサム達のピンチを救った事もある。
キャストでは三番目。
ミッキー・カミカワ
CV:竜田直樹(龍田直樹)
バスター戦死後に参加した瓶底眼鏡を掛けたメンバー。
臆病な性格なのだが、やけに物事に首を突っ込みたがり、それが原因で足を引っ張る事が多く、参加した理由が良く分らないキャラ。
しかし正義感は強いらしく、防衛隊の努力を理解しようとしない男に啖呵を切ったり、アトラス不在の際には代わりにガロムを操縦するシーンがあった。
母は健在らしく、ダムーラに母の幻覚を見せられ超能力を暴走させてしまう場面もあった。
当初は眼鏡の真ん中に瞳と思われる黒い丸が描き込まれてあったが、のちに無くなった。
本来は10話からの参戦だったが実は8話で既に登場しており、その際立ちションをしていた。
パルダー・ナト
CV:山田栄子
中盤から参加したメンバー。
天体観測が趣味で、天文学者を夢見る気の優しい性格の少年だが、ロスにその性格を臆病と揶揄される事もある。
普段はグランドーの機銃で戦闘に参加する。
一度だけ追加メンバー三人でサイコアーマーを造ろうとしたが、敵の襲撃により失敗している。
恐らくこのアニメがもう1クールあればこのサイコアーマーも登場し、彼らが乗って活躍できただろうと思われる。
ロス・コガロ
CV:塩屋翼
血気盛んで、「ガラダインと戦いたい」と闘志を燃やす熱血漢。
血気にはやるあまり、ゴーバリアンで無断出撃し、ピンチに陥った事も。
彼がガラダインを憎む理由は明らかにされておらず、もう1クールあればそれも解き明かされていた事だろう。
追加メンバーの中で唯一髪の色に変化は無かったが彼の制服だけは何故か半ズボンである。
エリナ・パルチ
CV:?
中盤から参加したメンバー。
記憶力強化系と思われる能力を持つ。
軽い性格をしており、イサムを始め多くの男性メンバーにアプローチを掛けている。
また、サイコアーマーに乗ってみたいらしく、「この中で一番カッコいい」という事でゴーバリアンに興味を示していた。
また他二人のヒロインと違い子供っぽい所があり、ミッキーに銃を突きつけて脅かすイタズラを行ったりオルドンに胸を洗濯板呼ばわりされた際「バスト75でも一応ついてるぜ!」とむきになって反論しオルドンを地面に叩き付けたりした。
しかし、彼女の能力が活躍するシーンは無く、ファンからはもう1クールさえあれば…と囁かれている。
髪は赤髪だが、初登場時は金髪だった。そして彼女のみ設定資料集にキャストが載せられていない。
ネコパン
CV:大原美佳子
ガラダイン星でミッキーがもらった生物。
テレポーテーションの能力を持っており、倒壊する家屋からミッキーと共に脱出する場面があった。
その後もイサム達と行動を共にし、次元転移を越えてグランドーの乗組員となった。
ネコパンはゴーバリアンのグッズには度々顔を見せていたが、ガラダイン星潜入編以降あまり姿を見せる事が無くなった。(一応グランドーの中にはおり、ミッキーと一緒にいる事が多い)
クッピー&タッピー
CV:?
トンガリがガラクタで作ったロボット。
所謂お手伝いロボット的なポジションだと思われるが、出番はあまりなかった。
しかしミッキーと共に装置を組み立てたり、負傷したライラの診察をしていたりなど裏方で活躍しているようである。
ガラダイン軍
ガラダイン皇帝
CV:上田敏也
ガラダイン星の独裁者。
自分の星の資源を浪費し続けた結果、物資不足に陥った為、資源が豊かな地球に目を付け、侵略を開始した。
…というのが表向きの理由なのだが、本来の理由は地球をガラダイン星の衛星とし、コレクションの一つとするのが目的の侵略であった。(しかも抵抗すれば星ごと爆破される)
残忍な性格で、「失敗は死をもって償う」の考えを持っており、デモンドスを失ったドムソンの片腕を剣で切り落とすなど失敗したものに対しては容赦しない。
それでも独裁者には独裁者なりに心寂しい事があるらしく、それを慰めるべくサイコチャイルドと呼ばれる生物「ミリー・リー」をサイコジェネスした。
しかし、彼には奥さんがおり、ミリー・リーを「ロリコンっぽい趣味」と指摘した。
ちなみにキャスト欄では二番目。
メリア
CV:大原美佳子
ガラダイン軍の女戦士。
ジェノサイダー・グリンガのパイロット。
好戦的な性格で、ゴーバリアンとの初交戦を飾った。
その後失敗を重ねて戦士の称号をはく奪され、自分を追い詰めたゴーバリアンとガラダイン軍に憎しみを抱き、ガラダインの戦闘兵器ジェノサイダーを奪取してたった一人で戦う事を決意した。
しかし、のちにジェノサイダーさえも失い、一人地球をさまよう事になるが、地球の子供達と触れ合う事で地球を憎む心から、守りたい心に変わっていった。ガラダイン軍の攻撃に散っていく子供たちを見て自分の無力さに涙を流したり、地球の美しさを知り、それを自分が攻撃したことを後悔するなど心情の変化がうかがえる。
そして最終局面でイサム達と合流し、敵要塞の内部構造を探るという作戦を立案し、その作戦を実行する為にオルドンの力を借りてジェノサイダー・グリンガをサイコジェネスした。
透視光線を用いて基地の構造をグランドーに伝え、弱点である中核を発見した直後に出撃してきたクリストのドグロスと一騎打ちの際劣勢になるものの不意を突きクリストを拘束、「平和な地球の普通の女として生まれ変わりたい」と望みながらクリストごと異次元要塞グロンデスロームのバリアに特攻して死亡した。
ちなみに彼女を含め、ガラダイン星人は皆スキンヘッドである。
クリスト
CV:井上和彦
ガラダインの戦士で、デスガンダー・ドグロスのパイロット。
ガラダイン星から送られてきた男で、失敗続きのメリアの代わりとして配属となった。
残忍な性格で強い妖能力(ガラダイン側の超能力の呼び方)を持ち、イサム達を苦しめた。
その後バスターの特攻でドグロスを失ってしまい、メリアと同じく地球を漂流する羽目になったが、途中メリアのジェノサイダーを強奪し、異次元要塞デモンドスへ帰還する。
彼も戦士としての資格をはく奪され、軍から追放されてしまったが、ガラダイン星のゲリラを利用し再び返り咲き、遂には次元要塞ダインガラームおよびグロン・デスロームの司令官となる。
最期は改造したドグロスでメリアのグリンガと一騎打ちしたが、メリアに拘束され、死に怯えながらバリアに衝突して死亡した。
当時発売されていたミニカードで名前が「フリスト」や「クリス人」などと誤植されていた。
なお、井上氏は本作のナレーションも担当している。
ドムソン
CV:鈴置洋孝
デモンドスの指揮官。
大柄な体型だが割と慎重な男で、それをクリストに指摘される事もあり、いつかガラダインに取って代わろうとする野心家の面も見せた。
しかし、彼自身も強い妖能力を持ち、迷彩柄のドグロスを駆りゴーバリアンと戦った。
中盤、デモンドスでの戦闘でグランド-一行に追い詰められた際にデモンドスを放棄し、ガラダイン星に逃げ帰るものの失敗の責任として左腕をガラダインに切り落とされてしまう。
名誉挽回の為、ガラダイン星に潜入したイサム達を排除に向かうが、パワーアップしたゴーバリアンの前にドグロスは撃墜、その後生身でハンス達を追い詰めるもイサムのサイコキネシスで全身を焼かれて死亡した。
クリストとは上下関係がはっきりしておらず、クリストは彼に敬語で話したり、ため口で話したりしている。
ダムーラ
CV:森功至
異次元要塞ダインガラーム指揮官。
クリスト、ドムソンの上官。
やわらかい物腰だがどこか人を見下したような態度を見せる男。
彼も強い妖能力を持ち、両手を広げて大回転し突風を起こす技を持つ。
ガラダイン星からダインガラームに転移してきたイサム達と超能力対決をするものの隙を突いたイサムのサイコキネシスによって一度は倒れたが、すぐさまジェノサイダーを駆り脱出したイサム達と追跡するもののゴーバリアンに撃墜される。
その後サイボーグ手術を受け復帰するものの新指揮官に任命された元部下のクリストに立場を取って代わられてしまう。
最期は功に焦り、デスガンダーで出撃するものの、怒りのアトラスのガロムに撃墜され死亡した。
ジャギー
CV:上田敏也
クリストに代わって新隊長に任命された男。
幻覚技を得意としており、強い幻覚でアトラスやハンスを苦しめたが、イサムとハンスの作戦により幻覚を破られ、サイコアーマーの一斉攻撃の前に敗れた。
彼の死に様はなかなかグロデスクである。
ゴロキー
CV:上田敏也
クリストの部下で、量産型デスガンダーのパイロット。
グロンデスロームの防衛などを行っていた。
ロスが搭乗した為、いつもと様子の違うゴーバリアンを見て罠だと予測し部下に注意するように呼び掛けるなど慎重な性格をしている。
時間稼ぎのためゴーバリアンと互角に戦ったり、気を取られていたとはいえガロムを一方的に攻めて反撃の隙を与えないなど、操縦能力も高い。
補足
担当声優が不明なキャラクターがいるのは、本作のEDはスタッフロールが第一話からずっと変更がない為であり、たとえガラダイン皇帝が登場しなくてもキャスト欄には名前が載っている。その為、エリナを除く追加メンバーやダムーラ等は設定資料集でようやく担当声優が判明した。
また、スタッフの作画ミスでセリフを言っているキャラクターが違う人物の声である場面が多い。(例えばリサが映っているのに声がライラだったり)
更に有志の検証によるとロス、パルダー、ダムーラ三人の設定資料集に書かれている声優が間違っている可能性が浮上した。
サイコアーマー
主人公イサム達超能力戦士の乗るロボット。
ゼクーが設計し、イサム達の脳にインプットさせた。
スペースさえあればどこでも創生可能で、たとえ敵星や宇宙空間でも作り出す事ができ、壊れてもすぐ修理する事が出来る。
基本的に機体のパワーは操縦者の超能力が上がれば上昇してゆき、物語が後半になるにつれて様々な技が登場した。
またサイコアーマーは量産することを主観に置いてあるようで、ゼクーの台詞の「一機と言わず、二機と三機と造る」がそれを物語っている。
ゴーバリアン
全長:13メートル
重量:47トン
イサムのサイコアーマーで主人公機。
額に大きな十字のプレートがついているのが特徴。
双子姉妹と共にイサムがサイコジェネスした。
初めこそ双子姉妹と協力しなければ造り出したり敵にダメージを与えられなかったが、イサムの超能力が成長するにつれ、パワーアップしたり一機で多くの敵を撃破できるまでになった。
なお、撃墜されてもパイロットが生き続ける限り何時でも造り出せるので、囮に使われて完全に破壊された事もあり、この機体は跡形もなく破壊された事が2回もある。
永井豪氏の初期スケッチでは二本角がある頭部や胴体に顔が大きく描かれた特徴的なデザインであった。
主な技
サイコクラッシュ・・・拳から撃ちだされるエネルギーで相手を攻撃する技。一番使用頻度が高く、ゴーバリアンを代表する攻撃技。技の威力もイサムの成長により増えてゆき、最終回近くには一撃で多くのデスガンダーを撃墜した。
サイコクロス・・・額の十字から発射されるクロス状の攻撃で、相手を切断する。こちらも使用回数が多く、トドメの技として使われる場合もある。ロスが無断出撃した際にも使用された。
サイコエレクター・・・胸のプレートから発射するエネルギーで攻撃する技。言わばブレストファイヤーなのだが、使用頻度は上の二つと比べて少なく、これと言って大きな威力を発揮した事はない。
サイコビーム・・・目から発射する赤いビーム。光子力ビームの様なものだが、使用したのは一度だけである。
サイコサーベル・・・サイコクロスの応用技。クロスのエネルギーを変化させ、剣状にする。マジンガーブレードの様な武器だが、こちらも一度しか使用されていない。しかし、この技でサイコクロスをはじき返して敵を撃破するという印象に残る活躍をした。
サイコバリアー・・・腕に超能力のバリアを張ってガードする。
サイコバズーカ・・・ゴーバリアンの手持ち武器。弾丸をマシンガンのように連射できる。アニメのポスターや玩具では基本的に装備しているが、本編で使用する場面は一切ない。『真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ』の特典映像ではこれを使用し、敵を撃破している。
バリアンダガー
ゴーバリアンの戦闘機形態で、ゴーバリアンダガーとも呼ばれる。
この姿はゴーバリアンの脚部が破損した際修理中に発見された形態であり、当初はメンバーも困惑していた。
その後、イサムがトレーニングして自由に変形可能になり、戦闘の現場に急行する時などに使用された。
しかしながら終盤になるにつれてあまり運用されなくなった。
玩具版では脚の間にサイコバズーカを装着できる。
レイド
全長:11メートル
重量:43トン
バスターのサイコアーマー。
バスターとトンガリがサイコジェネスした。
緑色で量産機のようなデザイン(悪く言えば『機動戦士ガンダム』のGMのような)をしている。
主にゴーバリアンの中距離支援をメインに活躍した。
バスター機はクリストのドグロスに特攻して消滅したが、その後ハンスが同じ設計図をインプットしたのか、生成可能になりハンスの受け持ちの機体になった。
たまにパイロットが脱出するシーンが映るが、どこにコクピットハッチがあるかは不明。
またゴーバリアンの初期デザインの中にレイドに近いデザインの物がみられるため、それらを参考にデザインされた可能性がある。
主な技
レーザーリング・・・腹部の発射口から撃ちだすリング状のエネルギーで攻撃する。もっとも使用回数の多い攻撃だが、これ以外に目立った技はない。
レーザーライフル・・・トンガリが作った手持ち武器。連射可能でバスターはこの武器で多くのフラインジャーを撃破した。バスター死亡後は使用されず、ガラダイン星でハンスがレイドをサイコジェネスした際は既に装備されていたものの、その回以降は使用しなかった。
レーザー砲・・・両胸の発射口からはレーザーを発射する。この技は画面をよく見ていないと使用しているかどうかさえわからない。
なおこの他に、玩具版のレイドには手持ち武器にライフルのほか盾も付属している。
ガロム
全長:11メートル
重量:63トン
アトラスのサイコアーマー。
他二機と違ってアトラスが彼一人でサイコジェネスした。
茶色でずっしりとした体型を持つ。
腹部にカノン砲を備えており、後方支援型と思われるが、直情的なアトラスの性格上接近戦を行う事の方が多い。
また、サイコアーマーは誰でも動かせるらしく、アトラスのほかミッキー、ピケなどが操縦していた。
デモンドスの主砲の直撃を喰らったり、バタムの特攻を喰らってもパイロットは無事なため、防御力はかなりのものと思われる。
主な技
サイコカノン・・・腹部のカノン砲から発射する攻撃。序盤から一撃で多くのフラインジャーを撃破した強力な技。
ブリザードカノン・・・サイコカノンと同じくカノン砲から発射される冷凍光線。こちらの方が比較的良く使用され、ミッキー搭乗時もこの技が使用された。また、この技を水中で使用してつららを作り出して攻撃したりもした。
体当たり・・・超能力のオーラで全身を包み体当たりする。
こちらにも玩具版では盾が付属し、バズーカ砲らしき武器も装備できる。
バリホーク
イサムがガラダイン星で生成した戦闘機型のサイコアーマー。資料によってバリフォークとも呼ばれる。
これはイサムの超能力が進化して突然誕生した偶然の産物とでも言うべき代物。
ゴーバリアンと合体する事でバリホーク・ハイポテンシャル(こちらも資料によってはフルポテンシャルとも)となり本領を発揮する。
しかし、いつでも造り出せるわけではなく、空気中の元素濃度がガラダイン星と違う地球ではなかなか作り出すことはできなかった。
合体は基本的に最初から装着されていたり瞬時に造り出して装着するなどのシーンが殆どだが、第22話では合体バンクを披露した。
なおバリホーク・ハイポテンシャルには劇中未登場の強化型と思われる設定画が存在する。バリホークの外観が大きく変わっており、ゴーバリアン本体の手足に追加ブースター、肩にロケットランチャーと思われる武器が装着されている。(なおこの状態に関する資料が少ないので本当にバリホーク・ハイポテンシャルかは不明。新型ゴーバリアンという説もある。)
主な技
レーザー砲・・・機体の右側に付いた主砲。ハイポテンシャル時は右脇に装着される為、両手はフリーとなる。なお、戦闘機状態で使用された事はない。
オールパワー・サイコクラッシュ・・・バリホーク・ハイポテンシャル時に使用できる技。両腕、額のクロス、レーザー砲からサイコクラッシュを一斉発射する。
グランドー
ゼクーがサイコジェネスした大型戦艦。
多数の機銃と前部に主砲を備え付けている。
レーダーやスクリーンも超能力によって映し出す事ができ、サイコジェネスによって修理も可能なまさに万能戦艦である。
序盤は戦力を強化中だった為、戦闘は極力避けられていたが、終盤になるとピケとプケ、ロス、パルダー、エリナといったメンバー達が機銃で敵機に応戦する事が多くなった。
小型艇や一人用の偵察機も搭載している。
ジェノサイダー
ガラダイン軍の使用するロボットで、恐竜の様なデザインをしている。
サイコアーマーと同じく超能力で修理可能な為、破壊されても復活する。
また、人型の兵器はデスガンダーと呼称され、主に幹部クラスのキャラクターが使用する。
グリンガ
メリアのジェノサイダー。
ゴーバリアンの最初の相手であり、体の前部にカッター、胴体にはロケットランチャーが装備されており、口の中には幻覚砲が装備されている。
序盤に登場したものはゴーバリアンによって破壊されたが、メリアがイサム達と合流した時に再び造り出された。
色も深緑から赤色に変わっており、装備も大部変わって透視光線が装備されている。
敵要塞グロンデスロームの内部構造を探る為に出撃したが、クリストのドグロスと一騎打ちした際に破損し、拘束したドグロスごとバリアに特攻して消滅した。
ザリガス
メリアが脱走する際に盗んだジェノサイダー。
幻覚砲はもちろんの事、口からは炎を吐く事ができ、他にもミサイルを装備している。
メリアが脱走中にこの機体を使用し、ゴーバリアンと戦った。
途中、地球を漂流していたクリストによって奪われてしまい、メリアは一人地球を彷徨う事になった。
また、多数量産されているらしく、ガラダインの城から沢山のザリガスが出撃する姿が見えた。
バーボル
新攻撃隊長ジャギーの搭乗するジェノサイダー。
脚部はキャタピラで、背中に大型の幻覚砲を装備している。
幻覚砲でガロム、レイドを追い詰めるものの、サイコアーマーの一斉攻撃によって撃破された。
実はOPでグリンガ、ザリガスと共に登場してサイコクラッシュを喰らい撃墜されているのはバーボルである。
バタム
名前の判明する最後のジェノサイダー。
この攻撃により、ガロムは大破、アトラスは負傷してしまった。
三つ首ジェノサイダー
ダムーラが使用する黄色いジェノサイダー。
ダムーラの技である高速回転からの体当たりを繰り出す。
イサムの救出に出たガロムを苦しめるが、イサムがその場で造り出したゴーバリアンのサイコクラッシュに撃墜された。
次元転移ジェノサイダー
ガラダイン皇帝が考案したコロニーを人質にする作戦において使用された大型ジェノサイダー。
口に装備されたカッターとレーザー砲を装備する。
予定通りコロニー付近に大型爆弾を仕掛け人質としたが、トオル博士の開発したバリアによって爆発からコロニーが守られ、ゴーバリアンの反撃によって撃破された。
クモ型ジェノサイダー
地球に突如現れた大型ジェノサイダー。
蜘蛛の様な姿で胸にアームが付いている。
トルネードを発生させサイコアーマー達を行動不能にし、その最中ゴーバリアンをアームで捕獲し、頭部に着いた牙を伸ばしゴーバリアンに突き刺しエネルギーを吸い取った。
しかし双子姉妹の協力によってイサムはバリホークを瞬時にサイコジェネス、バリホーク・ハイポテンシャルとなったゴーバリアンが機体の内部に突入し内側から徹底的に破壊された。
カタツムリ型ジェノサイダー
クリストがブラックホールデスマッチ(相手と自分をブラックホールに引きずり込み、一騎打ちする。ゼクー曰く「相手を生きて返さぬ恐るべき戦法」)の際に使用した大型ジェノサイダー。
人工のブラックホールを作り出すことができる。
サイコサーベルによってはじき返されたサイコクロスの直撃を受け崩壊、ブラックホールは爆破消滅した。
デスガンダードグロス
ガラダイン軍の人型兵器。
主にクリストが搭乗している。
腕や両肩にクロー、横腹にレーザー砲など多くの武器が装備されている。
クリストのほか一般兵やドムソンも搭乗しており、前線での主戦力となっていた。
クリストはこの機体でゴーバリアンを苦しめたが、レイドの特攻で撃破される。
その後ガラダイン星で改造したドグロスⅡが登場。
装備は左腕がドリルになっており、見た目も細身になり生物らしさが増した。
その後はグロンデスローム戦において砲撃戦型に改造されたドグロスⅢが登場しているが、メリアのグリンガと道連れになる形で破壊された。
なおドグロスはガラダイン側で唯一プラモデル化された機体で、ドグロスⅡもプラモデルになる予定があったらしい。更に玩具版ではレイド、ガロムと同じく盾が付属し、手持ち武器にこん棒らしき武器が付いている。
量産型デスガンダー
後半に登場したデスガンダー。
ドグロスをモデルにしたような色やデザインをしており、マンモスの牙に似たパーツが特徴。
量産機ながら妖力砲を持っており、集団攻撃でグランドーを幻覚で包んだ。
また、搭乗者の実力も高く、サイコアーマーの攻撃を軽々回避するシーンも多い。
ゴロキー搭乗機は他と比べて色が違う。
新型デスガンダー
クリストがブラックホールデスマッチの際に使用したデスガンダー。
赤い色で蟹の様なデザインをしている。
ブラックホール内で双子姉妹のサポートが無く本来のパワーを出せないゴーバリアンを圧倒したが、サイコクロスでカタツムリ型ジェノサイダーが撃墜され、ブラックホールの爆発に巻き込まれ相打ちとなった。
後に量産されダムーラ隊が使用したが、ダムーラ機はガロムによって撃破され、他の機体もサイコアーマーの前に全滅した。
なお、初登場した20話の予告では「新しいドグロス」と呼ばれていた。
ドランゲス
ガラダイン軍の巨大戦艦。
前方に大型の主砲を搭載しており、その威力はコロニー一つを撃ち貫いて破壊してしまう程。
新司令官になったクリストが乗艦し、月のコロニーを攻撃していたが、メリアにアドバイスを貰ったゴーバリアンによって弱点である艦底45度の部分にサイコクラッシュを受け中破する。しかしそれでも破壊活動を続けようとするもののコロニーにトオル博士の発明したバリアーが展開し破壊活動が妨害され、先程の攻撃で破壊された部分からゴーバリアンが艦内に侵入し内側から破壊されてやむなく撤退した。
フラインジャー、バラインジャー
ガラダイン軍の機動兵器。
フラインジャーは戦闘機でバラインジャーは歩行戦車。
地球侵攻のために多数投入され、町や防衛隊の兵器を破壊した。
序盤は防衛隊の戦闘機や戦車を次々と撃墜したが、最終局面でグランドーの援護に駆けつけた防衛隊の戦闘機編隊には敵わず全機撃墜されてしまった。
メリアが軍を脱走する際にフラインジャー数機を奪取して行く所を見ると恐らく無人機と思われるが、ドムソンがクリストとメリアを暗殺するために刺客を地球に向かわせた際には刺客たちがフラインジャーに搭乗していたため詳細は不明である。
主題歌、挿入歌
オープニングテーマ
「孤独の旅路~lonely journey~」
作詞:貴智明/作曲:井上俊次/編曲、歌:ネバーランド
エンディングテーマ
「ララバイ」
作詞:貴智明/作曲:井上俊次/編曲、歌:ネバーランド
主題歌を担当した「ネバーランド」はかつて影山ヒロノブ(当時の表記は本名の「景山浩宣」)がボーカルを務めていたアイドルポップバンド「レイジー」のキーボードの井上俊次とベースの田中宏幸が中心となって「レイジー」解散後に結成されたポップバンド。
孤独の旅路は本編の戦闘シーンによく挿入され、19話ではインスト版も使用された。
なおエンディングテーマの方は尺の都合のためか、曲の前半部分は全てカットされている。(本編中に挿入された時もあるが同じくカットされている。)
因みに貴智明氏が主題歌を担当した宇宙伝説ユリシーズ31のエンディングにおいても同じ様に前半部分がカットされた。
なお後年、影山氏がこの二曲をカバーしている。
挿入歌
「It's LOVE~それは愛~」
作詞:貴智明/作曲:井上俊次/編曲:矢野立美/歌:貴智明
「夕陽の想い」
作詞:貴智明/作曲:井上俊次/編曲:矢野立美/歌:貴智明
この二曲はあまり取り上げられることが無く知名度は低かったが、「ロボットアニメ大鑑」に主題歌と共に収録された。
かつて発売された主題歌&BGM集のレコードが二種類あり、どちらにも初回特典としてポスターが付いて来たが、どちらにも主役機であるゴーバリアンではなくドグロスが描かれている。
余談
前述の通り堀内賢雄氏のアニメデビュー作であり今作のことをYouTubeで公開されている速水奨氏との対談にて今作の事に触れており、当時は毎回居残りアフレコをさせられた事や未だその事を共演者に言われているエピソードを語っていた。
ロボットガールズZオンラインにゴーバリアンがゴーバリさん、レイドがレイちゃん、ガロムがロムやんとして登場。
のちに、グッドスマイルカンパニーのプラモデルシリーズ「MODEROID」の一体、「マジンカイザー」のバリエーションとして、ゴーバリアンをモチーフとした「アームドマジンカイザーゴゥヴァリアン」が発売された。
関連タグ
ゴーバリアン - 表記もれ