演:ジョニー・デップ
日本語吹き替え声優:藤原啓治(劇場公開版)、宮野真守(日本テレビ版)
概要
製造過程が完全非公開の工場の工場長をしている、シルクハットに杖・燕尾服・手袋を身に着けたショコラティエの男性。また、長い間工場にこもりきりだったためか、非常に青白い顔をしている。
善悪の区別が付かない子供じみた性格をしており、時代遅れのフレーズを連発している。原作に比べ、皮肉屋に描かれており、子供嫌いという設定が追加されている(中でも何かと自分に指図をしてくる上、チョコレートが嫌いなマイク・ティービーを一番嫌っていたらしく、彼の言動に後述の父の面影を重ねてしまった程だった)。
お菓子工場を経営しているが、ガムは嫌いでそれの即興の歌を歌っている。ちなみに理由は「キモイから」。
過去のトラウマからか「両親」という言葉が言えず、子供の頃に大掛かりな歯の矯正器具を付けていたせいか、笑顔がやや不自然である。また、何かとベルーカ・ソルトの父親に対して嫌な顔をしていた。
工場見学のオープニングで燃え盛る花火を発砲して火だるまになったセットの人形をみて大喜びしたり、子供たちがトラブルを起こしても心配するそぶりを見せず、むしろ楽しそうにしていたなど冷淡な一面がある。
過去とそれから
ウィリーは、歯科医の家で生を受けた。周囲の男の子や女の子と同じようにハロウィンパーティーに参加したりしていたが、「菓子は、虫歯の原因だ!」とハロウィンの時に貰った菓子を父【ウィルバー】によって全て廃棄されてしまった。 焼却を逃れた一欠片のチョコレートを食べた時に衝撃と感動を受ける。 それを気に、菓子に敵意を抱いている父に反発し家を出て、その当時に販売されているチョコを食べては、特徴をメモ帳に記録し地道に経験と努力を積み重ねてショコラティエとなり、お菓子工場を建設した。
ある日、散髪していた時に見つけた白髪から自らの老いを感じ取り、自分の死後の工場の行方を心配し、工場の後継者を探す為に5人の子供を工場に招待した。最終的にチャーリー・バケットが残ったため、彼に家族を捨てることを条件に工場を継ぐように誘うが、「家族を捨てることはできない」と断られてしまう。それ以来、自身が作るお菓子の売上を低迷させる程に落ち込んでしまった。
その後、街中でチャーリーと再会し、一緒に父の元を訪ねてくれるよう頼む。久方ぶりの実家は、少年時代の頃と変わりはなかったが、ウォンカ工場やウォンカ製の菓子が発表された新聞の記事が大切に保管されていた。
最終的には父と和解し、バケット一家に家族として迎えられ、共に工場を経営するようになる。
関連イラスト
関連タグ
チャーリーとチョコレート工場 ジョニー・デップ
チョコレート 工場長 アダルトチルドレン
チャーリー・バケット オーガスタス・グループ ベルーカ・ソルト バイオレット・ボーレガード マイク・ティービー
グルメッポーイ…自分の親に食べたい物を否定されたことが原因で、性格が歪んでしまったという点が似ている。彼はウォンカとは逆に自分の食べたい物を壊滅させようとしていたが、最終的に主人公一行と和解している。
天津垓・・・・父親の歪んだ教育が原因で、性格が歪んでしまった社長繫がり。こちらは親との和解はない物の、主人公とは和解している。
ミスターマキャロン…怪しそうな歌好きのパティシエ繋がり。