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RAILWARS!

れいるうぉーず

『RAILWARS!』とは、創芸社クリア文庫より刊行されているライトノベル。
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概要

著者は豊田巧、イラストはバーニア600が手がけている。鉄道系ボーイミーツガール小説。

正式タイトルは、「RAIL WARS! 日本國有鉄道公安隊」

国鉄が解体されていない、もう一つの世界を題材としたライトノベル(しかしこの世界では、電電公社郵便局は民営化されているらしい)。

アニメ化が決定され、2014年7月3日よりTBSBS-TBSCBCテレビサンテレビ放送された。

既刊全13巻は創芸社クリア文庫より発売されているが、創芸社のライトノベル事業撤退により今後は他レーベルへの移籍が予定されている。

あらすじ

「電車内で痴漢が逃走したらどうする?」「もちろん射殺する」
桜井あおいは即答し、俺は頭を抱えた。超巨大優良企業・國鉄に就職し、安定した将来を夢見る平凡な高校生、高山直人。そんな俺が研修で配属されたのは、男嫌いの桜井をはじめヤバい奴だらけの「鉄道公安隊」だった!しかも、國鉄の分割民営化を企む過激派「RJ」まで暗躍し……どうなる? 俺の人生設計!
國鉄が分割民営化されなかったもう一つの日本を舞台に、夢の鉄道パラダイス・エンタテイメント! 定刻通りに出発進行!?

引用元:創芸社クリア文庫より

登場人物

登場人物の名前は各地の鉄道路線名になっている

鉄道公安隊

高山直人(たかやまなおと)CV:福山潤、名前のモデル:高山本線
本作の主人公。桐生鉄道高校に通う2年生。幼いころから鉄道が好きで、将来は國鉄で運転士として生涯安泰の生活を送ることを夢見ている。「学生鉄道OJT」と呼ばれる高校2年生から行われる研修制度で國鉄を希望し、校内で唯一選ばれるも、畑違いの鉄道公安隊に配属されてしまう。現在、東京中央鉄道公安室第四警戒班(通称「警四」けいよん)班長代理を務める。アニメでは、埼玉県上尾市に住んでいる設定になっている。

桜井あおい(さくらい-)CV:沼倉愛美、名前のモデル:桜井線
本作のヒロイン。東京中央鉄道公安室第四警戒班所属。大の男嫌いで、配属前の短期研修で「痴漢を見つけたら即射殺する」と即答し男子たちを震え上がらせた。
警察官の父親がおり、彼女を警察官にさせようと度々海外に連れて射撃訓練をさせたり、合気道などの武術を習わせたため、銃器の扱いや格闘に長けており、短期研修では座学とともに成績はクラストップだった。
一方、父の教育方針によって「男は信用できない」と考えるようになり、反抗期に入ると父にも嫌悪感を持つようになり、警察と唯一戦うことが出来る鉄道公安隊に入隊を希望する。護身用に拳銃を持ち、大事件が起こることを常に願っており、平穏に研修を進めたい高山とはいつも対立している。幼いころ、駅で電車とホームの隙間に落ちたことがあり、それがトラウマになって深い隙間が苦手になっている。

小海はるか(こうみ-)CV:内田真礼、名前のモデル:小海線
本作のもう一人のヒロイン。東京中央鉄道公安室第四警戒班所属。短期研修では座学の成績はトップで、東京駅を発着する全ての列車の時刻を記憶しているが、かなりの運動音痴。祖父はかつて多額の赤字を圧縮させた伝説の小海総裁だが、本人が周りに言っていないので、直人たちは知らない。幼いころ、交通博物館で倉庫から出られなくなってしまった際、偶然来ていた直人に助けられたことがあり、以来思いを寄せるようになった。

岩泉翔(いわいずみしょう)CV:日野聡、名前のモデル:岩泉線
東京中央鉄道公安室第四警戒班所属。桜堤高校2年生。高山とは短期研修で最初に知り合う。運動神経は抜群だが、座学の成績は酷く追試の常連で、いわゆる「筋肉バカ」。常に防刃チョッキを着て、特殊警棒を2本常備している。
ちなみに父親はカタギの人間である。間違っても頭にヤの付く自由業ではない。

飯田奈々(いいだなな)CV:堀江由衣、名前のモデル:飯田線
東京中央鉄道公安室第四警戒班班長。普段はのほほんとしているが、鋭い洞察力を持っている。直人たちの保護者役を務め、彼らのよき理解者でもある。五能隊長とは同期で同じ部署にいた経緯から、仲がいい。

五能瞳(ごのうひとみ)CV:中原麻衣、名前のモデル:五能線
東京公安機動隊隊長。國鉄独自の機動隊である公安機動隊初の女性隊長で、暴動鎮圧の際には最前線に立つ。短期研修の際には高山たちの教官を務め、彼らの警四配属後は陰ながら見守っている。

大湊(おおみなと)CV:中博史、名前のモデル:大湊線
東京中央鉄道公安室長で、かなりの神経質。直人の名前を何度も間違える。アニメ版で下の名前が「修(おさむ)」であることが判明。アイドルの鹿島乃亜の大ファン。

南武(なんぶ)名前のモデル:南武線
首都圏の鉄道公安隊を統括する、首都圏鉄道公安隊本部長。かつては運転士を務めていたが、上司の薦めで公安隊に応募し現在に至る。ある出来事で直人が運転士になろうと決めたきっかけとなった人。

RJ


士幌邦夫(しほろくにお)名前のモデル:士幌線
RJのメンバー。警四最大の敵。
一見、物腰柔らかいが、目的を果たすためにはどんな手段も厭わない恐ろしい人物。
膨大な赤字を垂れ流す国鉄は、一度解体して民間で立て直すべきという強い信念を持つ。

手宮りえ(てみや-)名前のモデル:手宮線
RJの女性メンバー。
士幌の右腕として行動を共にし、彼に絶大な信頼を寄せている。

その他関係者


札沼まり(さっしょう-)CV:五十嵐裕美、名前のモデル:札沼線
桐生鉄道高校に通う2年生で、高山のクラスメート。鉄道の音を録る音鉄で、ピンクのICレコーダー片手に鉄道の音を録りに全国を周る旅好きでもある。列車内で勤務するアテンダントになるべく、國鉄の子会社である「ジャパン食堂」のOJTに参加している。寝台特急北斗星で食堂車のアテンダントをした際、ベルニナ王子襲撃未遂事件に巻き込まれたが、岩泉に助けてもらったのを機に想いを寄せるようになった。

福知山(ふくちやま)名前のモデル:福知山線
高山の担任。薄毛ながら整髪料で七三分けにしていて、そのシンナー臭さと強力な接着力から「あれはボンドだ」と生徒から言われている。

片町(かたまち)名前のモデル:片町線
東京駅駅長。はるかとは、彼女の祖父を通じて親交がある。

ベルニナ(べるにな)
地中海の小国アテラ国の王子。はるかとはイギリス留学の時からの友人。かなりのイケメンで、金髪ショートヘアと青い瞳そして細長く伸びる真っ白な手足という抜群のルックスで女性ファンが多い。札幌で行われる姉妹都市調印式に参加するため来日し、警四が王子の警護を担当することになった。しかし彼には誰にも言えない秘密を持っている。

ブルアー(ぶるあー)
アテラ国の国務長官で、ベルニナ王子の随行員として共に来日した。

北上佳奈(きたかみかな)名前のモデル:北上線
誠愛女子学園中等部の2年生。以前京浜東北線の車内で痴漢に遭った際、たまたま乗り合わせていたあおいに助けてもらい、以来彼女のことを「お姉さま」と呼んで尊敬している。

鹿島乃亜(かしまのあ)CV:茅原実里、名前のモデル:鹿島線
4人組女性アイドルグループ「unoB(ユーノビー)」のメインボーカルを務め、作詞・作曲もこなす。

用語

  • 日本國有鉄道(通称:國鉄)

本作に登場する鉄道組織で、日本全土に路線網を持つ。モデルは日本国有鉄道。かつては黒字経営だったが、バブル崩壊に伴い一時20兆円の赤字を抱える。はるかの祖父である小海総裁が就任し汐留の貨物ターミナルをはじめ、多くの国鉄保有地を売却した結果、3兆円に圧縮することに成功するも、直後に解任。再び赤字が増え、現在に至る。
政治に大きく影響を与えていて、20兆円の赤字を出した際には、國鉄寄りの議員全員が選挙で落選している。

  • 鉄道公安隊
戦後悪化した鉄道犯罪に対応するために組織された治安組織。全国の國鉄職員によって組織され、隊員には國鉄の管轄内(列車、駅、車両基地)での警察権・逮捕権が認められているうえ、拳銃の携行も許可されている。

  • 東京中央鉄道公安室
首都圏鉄道公安隊所属で、一日40万人が利用する東京駅を中心としたエリアの安全を守っている。

  • 東京中央鉄道公安室第四警戒班
学生鉄道OJT向けの研修専用部署。危険な業務は出来ないため、お茶くみや、受付、駅構内のパトロールが主な業務。研修生がいないときは、飯田班長一人だけになる。

  • 國鉄公安機動隊
國鉄における警備を担当する部署。暴徒鎮圧も行っていて、最近ではRJによるテロ活動を受け、テロ対策部隊である國鉄特別強襲班(通称:NRSAT)を傘下に置く。NRSATの詳細は明らかにされていないが、専用列車で24時間以内に日本各地に出動できる体制がとられている。

  • RJ
国鉄の分割民営化を主張する過激派。以前は旅客軽視の運行方法や、運賃改定を求め、裁判や抗議デモで訴える平和的な組織だったが、國鉄が全く取り合わなかったため、テロ活動をするようになった。組織は、政治家を通じて分割民営化論争を繰り広げる穏健派と、テロによって一気に國鉄解体を目論む強硬派の二つに分かれている。
構成員は全員偽名を使っていて、組織の実態は公安隊も掴めておらず、國鉄や公安隊に内通者がいるとされ、そこから情報が漏れているといわれている。
また、分割民営化に賛成の議員からRJに活動資金が流れているといわれていて、摘発されないのはこのためだと噂されている。

テレビアニメ

2014年夏アニメとしてTBS木曜深夜アニメ枠他で放送された。
テレビアニメではRJが登場しないため、作中で発生する事件はRJではない犯人が起こしている。それ以外にも原作からストーリーが改変されている。アニメーション制作ははいたい七葉のアニメーション制作を担当したパッショーネ。3DCGはオレンジが担当している。

なおアニメ化の発表は時刻表で行われた。

原作の人気が高いのもあり、本作のアニメ化は、放送前はかなり話題になっていた。
ところが放送が始まってからというもの、
「原作とはまるで比べ物にならない」
「鉄道車両のデザインと効果音が現実と全然違う」
「作画ミスが酷い」
「作画が全く安定しない」
「現実離れし過ぎ」
「むしろ人間(特に女)を強調している」
などといった、クレームや苦情が、ネット内などで殺到するようになり、鉄道マニア、鉄道ファン、鉄道オタクなど、多くの視聴者から嫌われるようになってしまった。

もし、(制作会社は違うが)同じくTBSが制作に関わったあらしのよるにのように、映画化するなど、特別アニメにしていれば、もっと豪華なスタッフを起用する事が出来、高評価となっていたかもしれない。

また、アニメ公開前に、スタッフの一人がtwitter上で、原作者の豊田氏と確執があるかのような投稿をし、炎上する事態が起きた。現在、問題のツイートは削除されたが、関係者からの正式なコメントは出ておらず、真相は謎に包まれている。

スタッフ

  • 監督:末田宜史
  • シリーズ構成:鈴木雅詞
  • キャラクターデザイン:うのまこと
  • 音楽:藤澤慶昌
  • 音楽制作:ランティス
  • アニメーション制作:パッショーネ
  • 特別協力:野月貴弘
  • 鉄道設定協力:トミーテック


幻のゲーム化

MAGES(5pb)から、PlayStation Vita用ソフト『RAILWARS!-軽井沢より殺意を乗せて-』が2014年11月27日に発売される予定だったが、同年10月24日にゲーム公式サイト上で発売日未定と発表された。その後、2016年1月28日になって制作進行の遅れなどの理由により、発売中止になった。中止の理由についてゲーム公式サイト上では、「制作サイドの事情」と説明している。

関連タグ

ライトノベル 創芸社クリア文庫 鉄道公安官
バーニア600 鉄道 電車 EF68 ブルートレイン 2014年夏アニメ
烈車戦隊トッキュウジャー

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