概要 🏣
ポストに投函された郵便物は一度ここに集められ、方面別に振り分けられた上でまとまった数にして輸送されていく。ポストに入りきらない郵便物は直接ここで集荷し、同様に取り扱われる。
一般的な物流と同様、基本的に何段階かに分けて集配を繰り返しており、拠点となる施設は大量の郵便物を収納できる巨大なビルになる。
逆に末端の窓口は一般的な商店と変わらない規模感になり、雑居ビルの一角にテナントとして入ったり、下手をすると飛脚からそのまま移行したような個人宅の一角という事もある。これには発足時に全てを新設する経済的余裕が無く、既存の施設や人材を流用した歴史的経緯もある。
日本では2007年まで国の機関であったが、小泉政権による郵政民営化により民営となった。それに伴う収益の確保や人手不足などが合わさる形で複合的な施設が増加傾向にあり、ある種原点回帰したような状態になってきている。
国によっては、郵便局が郵便以外の業務を行っている場合がある。
日本では国営時代以来の「ゆうちょ銀行」が定番であるほか、上記の事情と絡んで食料品などの販売や、同じく民営化された鉄道の駅の業務代行などにも進出している。
大規模イベント等に合わせた臨時出張所や、船に設置される船内郵便局といった、可動式の郵便局も存在する。極端な例では南極観測船に設置され、そのまま海上自衛隊の任務に同行してしまう郵便局まである。
関連イラスト 🏤
pixivでは職員(郵便屋さん)に注目が集まる傾向があり、施設のイラストは少ない。
関連タグ 〶
郵便:関連タグのまとめあり。
ユウちゃん&アイちゃん(郵便局):郵政民営化以前に日本の郵便局で使われていたマスコット。