概要
郵政民営化に伴い、2007年10月1日に郵政省→日本郵政公社の郵便貯金部門を引き継ぎ発足した銀行。
総資産は約226兆円(2008年末)と三大メガバンク(三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行)を上回り日本最大の規模を持つ。
直営店舗の他、郵便局会社が継承した全国約24,000ヶ所の郵便局に窓口業務を委託しており、窓口数においても日本最大級の金融機関である。
そうした経緯から全国どこに行ってもあるのも特徴だが、ゆうちょの真骨頂は入出金時のATM利用手数料が常に無料であること・・・であった(過去形)。
2022年1月17日からゆうちょ銀行のATMを利用する際、場所や内容で手数料がかかるようになっており、悪い意味で「普通の銀行」になりつつある。
主な変更点は以下の通り。
- ゆうちょ銀行のATMでの硬貨を伴う預け入れ・払戻しは、平日7時から18時までに限られ、手数料が発生するようになる。
- 駅・ショッピングセンター・ファミリーマート等に設置されているゆうちょATMでの、ゆうちょ口座への預け入れ・払戻しで手数料が発生する。
ちなみにゆうちょ銀行にお金を預けるのは「貯金」で、その他の銀行に預ける場合は「預金」と表することになっている。