概要
CV:日野聡
桜堤高校2年生(公式ファンブックでは習志野台高校と記載されている)。高山とは短期研修で最初に知り合い、同じ東京中央鉄道公安室第四警戒班<警四>に配属された。
運動神経は抜群で体力試験はトップだったが、座学の成績は酷く追試の常連で、いわゆる「筋肉バカ」。常に防刃チョッキを着て、スタンガン機能を持つ特殊警棒を2本常備している。当初支給された警棒は大宮駅の乱闘で曲がってしまったため、父譲りの骨董品「天山義一・誠」を愛用する。
札沼まりを「乃亜と変わらないくらいの容姿」と評したりベルニナの正体に気付かないながらも直人への遠回しな告白を察知するなど女性に対して鋭い一面も見せる。
警棒のほか父親からかなり特殊なものや知識を受け継いでおり、直人からは父親が何かしらのスジの人ではないかと疑われたこともあった。少なくともカタギの人間であるらしい。
11巻では氷見文絵と意気投合する場面もあった。
18巻で貨物列車の上でRJの内通者だった千歳健太郎と乱闘の末共に川に転落、消息不明となる。
アニメ版ではいわゆる男友達枠ということもあって影が薄く、台詞がほとんど「腹減った」しかない回もあった。
原作にあったまりとの絡みもほとんどないが、最終回ではすでに親しい間柄であるかのような描写があった。
名前の由来は岩泉線。原作刊行中の2014年に廃止されており、警四メンバーで唯一廃線を由来にする人物となった。