概要
東日本旅客鉄道(JR東日本)が運営する鉄道路線で、幹線。以下の3線から構成される。
- 佐倉駅(千葉県佐倉市)と松岸駅(銚子市)を結ぶ「本線」。運行系統上は千葉駅(千葉市中央区)〜銚子駅(銚子市)間。
- 我孫子駅(我孫子市)と成田駅(成田市)を結ぶ「我孫子支線」
- 成田市内の成田駅と成田空港駅を結ぶ「空港支線」
合計営業距離は総延長で119.1km。佐倉駅〜松岸駅間では総武本線よりも13.4km長い。その為千葉駅〜銚子駅間を結ぶ列車で発時刻が近い場合、先に出発した成田線経由の列車が後に出発した総武本線経由の列車に追い越される場合もある。
沿革
開業〜国有化まで
- 1897年(明治30年)1月19日:成田鉄道の路線として佐倉駅〜成田駅間開業。
- 1897年12月29日:成田駅〜滑河駅間延伸。
- 1898年(明治31年)2月3日:滑河駅〜佐原駅間延伸。
- 1901年(明治34年)2月2日:成田駅〜安食駅間開業。
- 1901年4月1日:安食駅〜我孫子駅間開業により我孫子支線区間全線開業。
国有化以降
- 1920年(大正9年)9月1日:成田鉄道が鉄道省に買収され国有化。路線名を成田線と制定。
- 1931年(昭和6年)11月10日:佐原駅〜笹川駅間延伸。
- 1933年(昭和8年)3月11日:笹川駅〜松岸駅間開業により、本線区間全線開通。
- 1968年(昭和43年)3月28日:佐倉駅〜成田駅間直流電化。
- 1973年(昭和48年)9月28日:我孫子支線全線直流電化。
- 1973年9月29日:本佐倉信号場・並木信号場開設及び本佐倉信号場〜並木信号場間複線化。
- 1974年(昭和49年)10月26日:成田駅〜松岸駅間直流電化により本線区間全線電化。
- 1979年(昭和54年)10月10日:早朝に久住駅〜滑河駅間の大菅踏切付近でレールのジョイントのボルト及び枕木の犬釘が抜かれる事件、深夜に新東京国際空港(現・成田国際空港)への燃料輸送貨物列車が襲撃され、牽引機のDD51形ディーゼル機関車842号機の計器類が破壊される事件が発生。どちらも三里塚闘争の過激派による犯行。
- 1986年(昭和61年)2月24日:佐倉駅〜本佐倉信号場間・並木信号場〜成田駅間複線化及び本佐倉信号場・並木信号場廃止。
- 1986年11月1日:香取駅〜松岸駅間の貨物輸送廃止。
国鉄分割民営化以降
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)が第一種鉄道事業者、日本貨物鉄道(JR貨物)が第二種鉄道事業者として継承。
- 1991年(平成3年)3月19日:空港支線成田〜成田空港間開業。成田駅〜成田線分岐点間複線化。成田線分岐点〜成田空港駅間はJR東日本が第二種鉄道事業者、成田空港鉄道が第三種鉄道事業者となる。
- 1992年(平成4年)9月14日:大菅踏切事故発生。
- 2001年(平成13年)11月18日:交通系ICカード乗車券「Suica」導入に伴い、本線佐倉駅〜成田駅間及び我孫子支線・空港支線全線が首都圏エリアに設定される。
- 2009年(平成21年)3月14日:成田駅〜松岸駅間が東京近郊区間及びSuica首都圏エリアに設定され、全線でSuicaが利用可能になる。
- 2021年(令和3年)3月13日:佐原駅〜香取駅間のE131系を使用する鹿島線列車でワンマン運転開始。
- 2022年(令和4年)3月12日:成田駅〜佐原駅間のE131系を使用する列車でワンマン運転開始。
各線で運行形態が異なる為、以下は項目を分けて記載する。
本線
路線データ
路線記号 | JO:佐倉〜成田 |
---|---|
ラインカラー | 緑 |
路線区間 |
|
路線距離 | 75.4㎞ |
軌間 | 1,067 mm |
駅数 | 16駅 |
電化区間 | 全線(直流1,500V) |
最高速度 | 120km/h |
複線区間 | 佐倉〜成田線分岐点 |
単線区間 | 成田線分岐点〜松岸 |
閉塞方式 |
|
保安装置 | ATS-P・SN併設 |
運転指令所 | 千葉総合指令室(成田指令・CTC) |
大都市近郊区間 | 東京近郊区間:全線 |
ICカード乗車券エリア | Suica首都圏エリア:全線 |
第一種鉄道事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本):全線 |
第二種鉄道事業者 | 日本貨物鉄道(JR貨物):佐倉〜香取 |
直通運転
千葉駅〜佐倉駅間及び松岸駅〜銚子駅間は総武本線を経由する。また佐原駅〜香取駅間は鹿島線の列車が乗り入れる。この他特急を除く定期列車は以下の路線に直通する。
・成田線空港支線:成田駅〜成田空港駅
・鹿島線:香取駅〜鹿島神宮駅
現在の運行形態
成田国際空港へのアクセス列車「成田エクスプレス」が運行されているが、本線内の駅は通勤時間帯を除き通過する。また、かつては銚子駅・鹿島線方面に「あやめ」や「すいごう」が運行されていたが、利用者減に伴い廃止された。なお臨時列車の「あやめ祭り」が新宿駅発着で「あやめ」の後継列車として運行されている。
成田線内では千葉駅〜成田駅間で運行され、東千葉のみ通過する。
上り最終の千葉行を除き全列車が総武快速線へ、更に大半が横須賀線へ直通運転を行なっている。
基本的に成田空港アクセス列車としての役割に重きを置かれている為、成田駅発着の朝の上り列車と夜間の下り列車以外は全列車成田空港駅発着である。
また2018年(平成30年)3月17日ダイヤ改正まで成田空港行の列車には「エアポート成田」の愛称が設定されていた。
日中は2023年(令和5年)3月18日ダイヤ改正まで1時間辺り1〜2本運行されていたが、同改正で1本が普通列車に変更された。
かつては平日朝夜に上位種別の通勤快速が運行されていたが、2022年3月12日ダイヤ改正で快速に格下げされた。なお成田線内では通勤快速と快速の停車駅に差は無かった。
停車駅
(久里浜〜錦糸町間の各駅) - 新小岩 - 市川 - 船橋 - 津田沼 - 稲毛 - 千葉 - (都賀〜成田空港間の各駅)
佐倉駅を経由する列車は全列車総武本線千葉駅まで、松岸駅を経由する列車は全列車銚子駅まで直通する。
千葉駅〜銚子駅間の全区間を走破する列車も設定されているが、成田駅〜松岸駅間は単線の為区間列車も含めて本数はあまり多く無い。下り列車は日中は成田駅で運行系統が分割されており、上り列車も成田駅発着の列車が多い。
この他に千葉駅〜佐原駅間の区間列車や鹿島線直通列車、成田空港駅発着列車が設定されている。
鹿島線は全列車が佐原駅〜香取駅間で成田線に乗り入れており、そのうち成田線直通列車は成田駅発着が1往復、総武快速線直通が1往復設定されている。総武快速線直通は佐倉駅で成田空港駅発着の快速と増解結を行う為、同駅で種別の変更が行われる。
成田空港駅発着の列車は2023年3月18日ダイヤ改正まで1日3往復だけだったが、同改正で日中の快速の一部を置き換えて増発された。
- 成田臨
主に年始にJR東日本各地から成田山新勝寺へのアクセスの為臨時列車が多数運行される。普段は成田線を走行しない車両も使用されている。
- 貨物列車
「鹿島貨物」と呼ばれる東京貨物ターミナル駅・越谷貨物ターミナル駅〜鹿島臨海鉄道鹿島臨港線神栖駅間で運行される高速貨物列車が1日3往復(運休日あり)佐倉駅〜香取駅間を経由するが、成田線内に停車駅はない。
過去の種別
- 特別快速エアポート成田
1991年の快速「エアポート成田」の運行開始時に臨時列車として大船駅・東京駅〜成田空港駅間で運行された。
快速と違い成田空港発の列車にも愛称が設定された。また横須賀線内も特別快速として案内されたが、各駅に停車した。
停車駅
(大船〜東京間の各駅) - 錦糸町 - 船橋 - 津田沼 - 千葉 - 成田 - 成田空港
※空港第2ビルは未開業
平日の朝に上り、夜に下りがそれぞれ2本運行されていた。
下りは全列車東京発成田行、上りは成田空港発大船行と成田発逗子行で横須賀線内は普通として運行された。
2022年(令和4年)3月17日ダイヤ改正で快速に置き換えられた。
停車駅
(逗子 ← 東京) - 新日本橋 - 馬喰町 - 錦糸町 - 船橋 - 千葉 - 都賀 - 四街道 - 佐倉 - 酒々井 - 成田 ← 空港第2ビル ← 成田空港
()内は各駅に停車
大菅踏切事故
JR東日本の近年の車両は高運転台・衝撃吸収構造となっているが、そのきっかけとなったのが大菅踏切(久住〜滑河間。1998年平成10年廃止)で発生した列車衝突事故である。
同踏切に進入した過積載のダンプカーに113系普通列車が衝突。列車の運転士が救急搬送中に死亡し、乗客65名が負傷した。
事故の詳細は踏切事故の項を参照。
我孫子支線
路線データ
ラインカラー | エメラルドグリーン |
---|---|
路線距離 | 32.9㎞ |
軌間 | 1,067 mm |
電化区間 | 全線(直流1,500V) |
最高速度 | 95km/h |
単線区間 | 全線 |
閉塞方式 | 単線自動閉塞式 |
保安装置 | ATS-P・SN併設 |
運転指令所 | 千葉総合指令室(成田指令・CTC) |
大都市近郊区間 | 東京近郊区間:全線 |
ICカード乗車券エリア | Suica首都圏エリア:全線 |
第一種鉄道事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
直通運転
常磐線(常磐快速線)との結び付きが強く、同線方面へ直通運転を行なっている。
・常磐線(常磐快速線):我孫子駅〜上野駅※
※正式には日暮里駅〜上野駅間は東北本線
運行形態
支線内運行の他前述の通り常磐線(常磐快速線)上野駅方面への直通運転も行われており、一部は上野駅から先上野東京ライン経由東海道線品川駅まで運行される。
時刻表上は定期列車は全て普通列車だが、旅客案内上は上りの常磐快速線直通列車は快速として案内される。
現在は成田駅を越えて運行される定期列車はなく、事実上常磐快速線の一部扱いでラインカラーも同様のを使用している。
日中時間帯は毎時2本、線内運用と常磐快速線直通が交互に運行される。
空港支線
路線データ
路線記号 | JO |
---|---|
ラインカラー | 緑 |
路線距離 | 10.8㎞ |
軌間 | 1,067 mm |
駅数 | 3駅 |
電化区間 | 全線(直流1,500V) |
最高速度 | 130km/h |
複線区間 | 成田〜成田線分岐点 |
単線区間 | 成田線分岐点〜成田空港 |
閉塞方式 | 自動閉塞式 |
保安装置 |
|
運転指令所 | 千葉総合指令室(成田指令・CTC) |
大都市近郊区間 | 東京近郊区間:全線 |
ICカード乗車券エリア | Suica首都圏エリア:全線 |
第一種鉄道事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本):成田〜成田線分岐点 |
第二種鉄道事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本):成田線分岐点〜成田空港 |
第三種鉄道事業者 | 成田空港鉄道:成田線分岐点〜成田空港 |
1991年(平成3年)3月19日に開業した成田国際空港へのアクセス路線。
インフラ自体は第三セクターの成田空港鉄道が第三者鉄道事業者として所有し、JR東日本は第二種鉄道事業者として列車を運行する。
本線から分かれてすぐに京成成田空港線(成田スカイアクセス)と並行し、両路線共に単線で途中に行き違いの為の信号場が有る。
運行形態
「本線」の項でも記載した通り、東京方面から特急「成田エクスプレス」と快速、千葉駅発着の普通が運行されている。その為空港支線内だけの運用は存在しない。
日中は特急が毎時2本、快速が1本、普通が0〜1本運行。
駅一覧
運行系統上の一覧として、千葉駅〜佐倉駅間及び松岸駅〜銚子駅間も記載する。
●:停車 ○:一部停車
▲:佐倉〜鹿島神宮間普通となる快速のみ停車 レ:通過
本線
駅番号 | 駅名 | 特急 | 快速 | 乗換路線 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
↑総武快速線経由横須賀線久里浜まで直通運転 | |||||
JO28 | 千葉 | ○ | ● | ||
JO29 | 東千葉 | レ | レ | ||
JO30 | 都賀 | レ | ● | 千葉都市モノレール2号線(CM11) | |
JO31 | 四街道 | ○ | ● | ||
JO32 | 物井 | レ | ● | ||
JO33 | 佐倉 | ○ | ● | 総武本線成東方面 | |
JO34 | 酒々井 | レ | ● | ||
JO35 | 成田 | ○ | ● | 当駅発着あり | |
成田線分岐点 | レ | レ | |||
↓空港支線成田空港まで直通運転 | |||||
久住 | ▲ | ||||
滑河 | ▲ | ||||
下総神崎 | ▲ | ||||
大戸 | ▲ | ||||
佐原 | ▲ | 鹿島線 | 当駅発着あり | ||
香取 | ▲ | 鹿島線 | |||
↓鹿島線鹿島神宮まで直通運転 | |||||
水郷 | |||||
小見川 | |||||
笹川 | |||||
下総橘 | |||||
下総豊里 | |||||
椎柴 | |||||
松岸 | 総武本線八日市場方面 | ||||
銚子 | 銚子電鉄(CD01) |
我孫子支線
空港支線
●:停車 ○:一部停車 レ:通過
※快速は各駅に停車する為省略
駅番号 | 駅名 | 特急 | 乗換路線 |
---|---|---|---|
↑本線・総武快速線経由横須賀線久里浜まで直通運転 | |||
JO35 | 成田 | ○ | |
成田線分岐点 | レ | ||
堀之内信号場 | レ | ||
JO36 | 空港第2ビル | ● | 京成本線/成田スカイアクセス(KS41) |
JO37 | 成田空港 | ● | 京成本線/成田スカイアクセス(KS42) |
使用車両
現在の使用車両
自社車両
鎌倉車両センター所属の特急形電車。
特急「成田エクスプレス」として千葉駅〜成田空港駅間で運用される。
- E257系500番台・5000番台・5500番台
特急形電車。
500番台は幕張車両センター所属。現在は定期運用は存在しないが、臨時特急「あやめ祭り」等で使用。かつては特急「あやめ」で使用されていた他、臨時特急「ウィングエクスプレス」として空港支線へ入線した事もある。
5000番台・5500番台は大宮車両センター東大宮センター所属。臨時列車で使用される。
幕張車両センター所属の特急形電車。成田線内での定期運用は登場時から行われていないが、団体列車等で本線全線で運用される事がある。
過去にはE257系の代走で特急「あやめ」の運用に就く事があった。
- 185系0・200番台
大宮車両センター東大宮センター所属の特急形電車。
登場時から定期運用は存在せず、臨時列車や団体列車として本線・我孫子支線に入線する。
鎌倉車両センター所属の近郊形電車。
基本編成は11両で4・5号車はグリーン車。快速で運用される。運用区間は千葉駅〜成田空港駅間。
付属編成は4両で基本編成に連結されて快速運用に就く他、鹿島線直通に限り佐倉駅で増解結を行い佐倉駅〜鹿島神宮駅間を普通列車として走行する。運用区間は千葉駅〜成田空港駅間及び千葉駅〜香取駅〜鹿島神宮駅間。
- 209系2000番台・2100番台(画像)・2200番台(B.B.BASE)
幕張車両センター所属の電車。
2000番台・2100番台は6両または4両編成で我孫子支線以外の全線で運用される。
2021年(令和3年)3月13日ダイヤ改正までは鹿島線での運用も存在した。
2200番台は臨時列車として運用。
- E131系0番台・80番台
幕張車両センター所属のワンマン運転対応の電車。本線成田〜香取間及び鹿島線で運用。
- E231系0番台(メイン画像)
松戸車両センター所属の常磐快速線用通勤形電車。
我孫子支線で使用される。基本編成は10両、付属編成は5両。
基本編成は主に常磐快速線直通、付属編成は線内運用で使用される。
JR貨物所属
- EF210形0・100・300番台
新鶴見機関区所属の電気機関車で「鹿島貨物」牽引機。千葉駅〜香取駅間で運用。
過去の使用車両
国鉄民営化後の車両を記載
自社車両
特急形電車。
定期列車で使用されたのは幕張車両センター所属車両。
本線全線で運用され、特急「あやめ」「すいごう」「ホームタウン成田」として使用された。
臨時列車では空港支線開業時や2002年(平成14年)のサッカー・FIFAワールドカップ2002開催時に新宿・東京・新潟発成田空港行特急「ウイングエクスプレス」として空港支線に乗り入れた他、常磐快速線上野始発の快速「エアポート常磐」として我孫子支線への入線実績もある。
また幕張車をはじめ各地の車両が成田山新勝寺への初詣列車(成田臨)に充当された。
鎌倉車両センター所属の特急形電車。
特急「成田エクスプレス」として千葉駅〜成田空港駅間で運用された。
- E257系0番台
松本車両センター所属の特急形電車。
八王子発成田空港行臨時特急「ウィングエクスプレス」や成田臨等の臨時列車・団体列車で使用された。
各地の車両が本線で団体列車や臨時列車で使用された。
ジョイフルトレイン「ニューなのはな」で運転される列車も存在した。
青森運転所(現・盛岡車両センター青森派出所)所属の交直流両用特急形電車。
空港支線開業時に青森発成田空港行臨時寝台特急「ウィングはくつる」として千葉〜成田空港間に入線した。
大船電車区(現・鎌倉車両センター)・幕張車両センター所属の近郊形電車で、かつての主力車両。
横須賀・総武快速線用の編成は千葉駅〜成田空港駅間及び千葉駅〜鹿島線、房総ローカル運用の編成は我孫子支線を含め全線で運用された。なお我孫子支線での運用時は常磐快速線には直通しなかった。
- 211系3000番台
幕張車両センター所属の近郊形電車で、113系を置き換える為宇都宮線・高崎線から転属。我孫子支線以外の全線で運用された。
209系導入拡大に伴い運用を終了し、一部編成が中央本線に再転属した。
- 103系0番台・1000番台
松戸車両センター所属の通勤形電車。
常磐快速線のかつての主力車両。我孫子支線で使用していたが、E231系導入に伴い引退した。
1000番台は元営団地下鉄(現・東京メトロ)千代田線直通用車両。
成田臨各車両
上記以外にも成田臨で各地の車両が乗り入れた。
JR貨物所属
- EF64形1000番台
愛知機関区所属の電気機関車。EF210形を置き換えたが同形式復帰に伴い成田線からは撤退。
- EF65形1000番台
新鶴見機関区所属の電気機関車。2023年まで「鹿島貨物」で運用されていた。
千葉機関区所属のディーゼル機関車。新小岩操駅発着の貨物列車の牽引機だった。