概要
JR東日本が保有・運用している直流特急形電車。
従来から特急「成田エクスプレス」として使われてきた253系の代替・輸送力増強用として開発され、2009年10月に営業運転を開始した。2010年(平成22年、第53回)の鉄道友の会ブルーリボン賞受賞車両。
編成は253系時代に存在した3両組成は廃止され、全22編成が全て6両組成に揃えられた。成田空港方先頭車の6・12号車、クロE259形がグリーン車(定員28名)、残りの車両が普通車(指定席、定員は合計262名)。普通車及びグリーン車共に2+2列の4アブレストの革張りシートが特徴。
電源コンセントを完備しているほか、253系時代は編成・車両によってバラバラだった車内設備を統一し、すべての座席が回転可能になっている。
一方、253系時代に存在したグリーン個室については設置されていない。
主な使用列車
- 成田エクスプレス:2009年10月〜
- マリンエクスプレス踊り子:2012年12月〜2020年3月。繁忙期の臨時列車で、運行時は双方の先頭車の乗客用扉の近くと貫通扉に錨をモチーフにしたステッカーを貼っていた。
- しおさい:2024年3月〜。定期列車として「成田エクスプレス」以外の運用にも入るため、2023年5月から全編成を対象に外装の変更を行っており、2024年に全編成の塗装変更が完了した。
関連イラスト
- 旧塗装
関連タグ
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