概要
駅番号はKS40。
1930年、成田山新勝寺の参拝客輸送を主目的として現在の場所に「成田駅」として開業し、翌年に現駅名に改称。
1978年に「成田空港駅」(現東成田駅)に延伸するまで京成本線の終着駅であった。
1991年の本線の新ルート開業に伴い、営業上当駅より分岐する形となった従来の本線が東成田線に改称される。
北西に隣接するJR東日本の成田駅とは別駅であるが、車両や駅構内等での案内で略称として「成田」と表記されている場合もある。
駅構造
単式ホーム1つと島式ホーム2つある珍しいタイプの3面3線の地上駅。
2番乗り場と3番乗り場、4番乗り場と5番乗り場はそれぞれ線路を共有している。
4・5番乗り場には主に成田空港方面、1~3番乗り場には京成上野方面の列車が発着する。
芝山鉄道方面からの当駅折り返し列車は中線の2・3番乗り場に発着。
3・4番乗り場のある真ん中のホームは基本的に降車専用となっているが、有料特急モーニングライナー発着時のみ3番乗り場が乗車ホームとして取り扱われる。
昔、スカイライナーが10両編成で走る予定だった為、ホーム有効長は10両編成分用意されている。なお未だスカイライナーは8両編成のままで、10両編成にする予定はない模様。
乗り場 | 路線 | 方向 | 方面 | 備考 |
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1 | 京成本線 | 上り | 日暮里・京成上野・押上・(都営地下鉄)西馬込・(京浜急行)羽田空港方面 | |
2 | 京成本線 | 上り | 日暮里・京成上野・押上・(都営地下鉄)西馬込・(京浜急行)羽田空港方面 | |
京成東成田線 | 下り | 東成田・(芝山鉄道)芝山千代田方面 | ||
3 | 京成本線 | 上り | 日暮里・京成上野方面 | モーニングライナー乗車ホーム |
京成本線 | 降車専用 | モーニングライナー以外 | ||
4 | 京成本線 | 降車専用 | ||
5 | 京成本線 | 下り | 成田空港方面 | |
京成東成田線 | 下り | 東成田・(芝山鉄道)芝山千代田方面 | 京成本線方面からの直通列車 |
利用状況
2023年(令和5年)度の1日平均乗降人員は34,539人である。
京成電鉄の駅では京成立石駅に次いで11位。
京成成田空港線開業により利用者が減少傾向にあるが、成田山新勝寺の最寄駅として例年の年末年始は大勢の参拝客などが利用する。
年度別
年度 | 乗降人員 |
---|---|
2008年(平成20年)度 | 38,568人 |
2009年(平成21年)度 | 37,499人 |
2010年(平成22年)度 | 36,026人 |
2011年(平成23年)度 | 34,583人 |
2012年(平成24年)度 | 35,426人 |
2013年(平成25年)度 | 35,685人 |
2014年(平成26年)度 | 34,871人 |
2015年(平成27年)度 | 35,489人 |
2016年(平成28年)度 | 35,933人 |
2017年(平成29年)度 | 36,924人 |
2018年(平成30年)度 | 37,742人 |
2019年(令和元年)度 | 36,905人 |
2020年(令和2年)度 | 24,702人 |
2021年(令和3年)度 | 27,400人 |
2022年(令和4年)度 | 31,140人 |
2023年(令和5年)度 | 34,539人 |