概要
成田国際空港第1ターミナルの最寄駅である。
現在の駅は1991年に開業したもので、先代の「成田空港駅」は現在の京成電鉄「東成田駅」である。
計画中止になり工事途中で放置されていた成田新幹線の駅構造体を流用して建造された。
大手私鉄の駅としては最東端の駅となる(最西端は西鉄福岡天神駅)。
JR東日本
成田線空港支線のホームは島式ホーム1面2線。
京成電鉄
都心方面へ向かう場合、京成成田空港線(成田スカイアクセス)経由と京成本線経由では運賃形態が異なるため、乗り場を別々に分けているほか、中間改札が設置されている。3・5番乗り場と2・4番乗り場は同一線路上にあり、2つに区切って京成本線の乗り場と京成成田空港線の乗り場を並べた。
乗り場 | 路線 | 方面 | 備考 |
---|---|---|---|
1 | 京成成田空港線(成田スカイアクセス)経由 | 北総線・京成上野・都営浅草線・京浜急行電鉄方面 | アクセス特急発着 |
2 | 京成本線経由 | 京成船橋・京成上野・都営浅草線・京浜急行電鉄方面 | |
3 | 京成本線経由 | 京成船橋・京成上野・都営浅草線・京浜急行電鉄方面 | |
4 | 京成成田空港線(成田スカイアクセス)経由 | 日暮里・京成上野方面 | スカイライナー発着 |
5 | 京成成田空港線(成田スカイアクセス)経由 | 日暮里・京成上野方面 | スカイライナー発着 |
利用状況
近況
- 北関東方面の利用者はリムジンバスの方が早い影響でJRや京成は対東京が主流となっている。
- 京成の方が利用者が多いのは所要時間が短く、手ぶらでライナーがあるから。
JR東日本
- 2022年(令和4年)度の1日平均乗車人員は3,730人である。
京成電鉄
- 2023年(令和5年)度の1日平均乗降人員は28,580人である。
年度別利用状況比較表
事業者名 | JR東日本 | 京成電鉄 | |
---|---|---|---|
年度 | 乗車人員 | 乗降人員 | 乗降人員 |
2008年(平成20年)度 | 5,660人 | 11,320人 | 20,304人 |
2009年(平成21年)度 | 5,546人 | 11,092人 | 20,386人 |
2010年(平成22年)度 | 5,844人 | 11,688人 | 21,758人 |
2011年(平成23年)度 | 5,061人 | 10,122人 | 20,604人 |
2012年(平成24年)度 | 6,042人 | 12,084人 | 22,234人 |
2013年(平成25年)度 | 6,586人 | 13,172人 | 22,877人 |
2014年(平成26年)度 | 6,948人 | 13,896人 | 21,432人 |
2015年(平成27年)度 | 6,739人 | 13,478人 | 22,666人 |
2016年(平成28年)度 | 6,952人 | 13,904人 | 23,847人 |
2017年(平成29年)度 | 7,240人 | 14,480人 | 24,837人 |
2018年(平成30年)度 | 7,622人 | 15,244人 | 27,000人 |
2019年(令和元年)度 | 7,248人 | 14,496人 | 27,303人 |
2020年(令和2年)度 | 1,437人 | 2,874人 | 7,926人 |
2021年(令和3年)度 | 1,391人 | 2,782人 | 9,791人 |
2022年(令和4年)度 | 3,730人 | 7,460人 | 17,769人 |
2023年(令和5年)度 | 28,580人 |
新駅構想
成田国際空港(NAA)は2024年7月3日、「『新しい成田空港』構想とりまとめ」を国土交通省に報告したと発表。(詳細はこちら。⇒1.2.)
3カ所に分散した旅客ターミナルビルを1カ所に集約し、JR東日本、京成電鉄ともに成田スカイアクセス線を複線化、新しい鉄道駅をターミナルビル直下に設置、空港第2ビル駅、東成田駅と共に1~2駅に統合させる計画である。
しかし、路線の線形や予算等で色々課題があるとのことである。
関連項目
空港第2ビル駅:第2ターミナルおよび第3ターミナルの最寄駅
空港駅一覧: 新千歳空港駅 仙台空港駅 羽田空港第3ターミナル駅 羽田空港第1・第2ターミナル駅 中部国際空港駅 大阪空港駅 関西空港駅 神戸空港駅 福岡空港駅 宮崎空港駅 那覇空港駅