概要
宮城県名取市にある仙台空港鉄道仙台空港線(仙台空港アクセス線)の駅で、仙台空港に直結している。言うまでも無く、仙台空港アクセス線の終着・始発駅である。Suica仙台エリア正式対応駅。
2011年(平成23年)3月11日に東日本大震災で仙台空港ともども津波被害を受けたものの、同年中に復旧することが出来た。
なお震災前は当駅1階に運転指令業務を行う運輸管理所が存在したが、津波により施設が壊滅し復旧に時間を要した為、震災後に2階に移転した。
しかしながら、利用者は決して多くなく、1日平均乗降人員は4,500人前後と低迷しており、花巻空港駅、宮崎空港駅に次いで少ない。
やはり、仙台地区の鉄道が高すぎるのが原因といわれる。
上下分離方式にして、運行はJR東日本が行えば良かったのにな…
…とはいえ年々増加傾向にあるのは事実で、2018年(平成30年)度・2019年(平成31年)度は平均5000人を越え、また沿線に大型ショッピングモールの開業等もあり路線自体は黒字化を達成した。
しかし新型コロナウイルス感染症のパンデミックによる仙台空港就航便の減便や、それに伴う空港及び鉄道利用者数の減少により、コロナ禍以降は再び赤字に陥っている。但しこちらは徐々にではあるが回復傾向にある。
駅構造、のりば
1面2線の頭端式ホームを持つ高架駅。連絡通路により仙台空港駅2階と空港ターミナル2階が直結しており、ホーム、改札、コンコース、チェックインカウンター、出発ラウンジまで、上下階への動きのないスムーズな移動が可能になっている。なお、改札付近には仙台空港鉄道の「鉄道むすめ」である「杜みなせ」の等身大パネルとスタンプコーナーがあり、穏やかな笑顔で旅客達を出迎えている。
利用状況
- 2021年(令和3年)度の1日平均乗降人員は2,911人である。
利用状況比較表
年度 | 乗降人員 |
---|---|
2008年(平成20年)度 | 3,472人 |
2009年(平成21年)度 | 3,458人 |
2010年(平成22年)度 | 3,330人 |
2011年(平成23年)度 | 1,974人 |
2012年(平成24年)度 | 3,705人 |
2013年(平成25年)度 | 4,481人 |
2014年(平成26年)度 | 4,705人 |
2015年(平成27年)度 | 4,535人 |
2016年(平成28年)度 | 4,684人 |
2017年(平成29年)度 | 5,211人 |
2018年(平成30年)度 | 5,551人 |
2019年(平成31・令和元年)度 | 5,666人 |
2020年(令和2年)度 | 2248人 |
2021年(令和3年)度 | 2,911人 |
関連タグ
新千歳空港駅 羽田空港駅 成田空港駅/空港第2ビル駅 中部国際空港駅 大阪空港駅 関西空港駅 福岡空港駅 宮崎空港駅 那覇空港駅