概要
この記事では、空港に直結している駅の一覧を掲載しています。概要は各記事リンク先を参照してください。
日本
太字が空港連絡駅。そうでない駅は空港の敷地内にある駅(かつての空港連絡駅も含む)。
新千歳空港
北海道旅客鉄道(JR北海道)千歳線(支線):南千歳駅〜新千歳空港駅
- 1980年(昭和55年)10月1日:日本国有鉄道(国鉄)千歳線の本線上に千歳空港駅が開業。軍民共用空港である千歳飛行場(千歳空港)の旅客ターミナルビルの隣接地に設置された連絡駅であり、国鉄初の空港アクセス鉄道でもあった。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄の分割民営化に伴い、千歳線を北海道旅客鉄道(JR北海道)が承継。
- 1988年(昭和63年)7月20日:民間専用空港として新千歳空港が開港。従来の千歳飛行場(千歳空港)は航空自衛隊の千歳基地になる。
- 1992年(平成4年)7月1日:新千歳空港ターミナルビルの供用開始に伴い、千歳線の支線として南千歳駅〜新千歳空港駅間が開通。新千歳空港国内線旅客ターミナルの地下に直結する新千歳空港駅が開業。同時に千歳空港駅は南千歳駅に改称され、空港連絡駅から外れる。
仙台空港
- 2007年(平成19年)3月18日:仙台空港鉄道仙台空港線(仙台空港アクセス線)の名取駅〜仙台空港駅間が開通。仙台空港のターミナルビル南側に隣接して仙台空港駅が開業(ターミナルビルの2階部分と連絡通路で接続)。東日本旅客鉄道(JR東日本)東北本線と相互直通運転を実施。
東京国際空港(羽田空港)
東京モノレール羽田空港線:整備場駅〜天空橋駅(HANEDA INNOVATION CITY)〜羽田空港第3ターミナル駅〜新整備場駅〜羽田空港第1ターミナル駅〜羽田空港第2ターミナル駅
- 1964年(昭和39年)9月17日:東京モノレール羽田線のモノレール浜松町駅〜羽田駅(初代)間が開通。当時の東京国際空港(通称・羽田空港)ターミナル直下に羽田駅(初代)が開業。これが日本初の空港アクセス鉄道となった。
- 1967年(昭和42年)3月20日:羽田整備場駅が開業。
- 1993年(平成5年)9月27日:羽田空港旅客ターミナルビルの移転に伴い、前日(9月26日)の営業を最後に羽田整備場駅〜羽田駅(初代)間が廃止。羽田整備場駅が整備場駅に改称。整備場駅〜羽田空港駅間が開通。羽田駅(2代)、新整備場駅、羽田空港駅が開業。羽田駅(2代)で京急空港線との連絡運輸を開始。
- 1998年(平成10年)11月18日:羽田駅(2代)が天空橋駅に改称。
- 2004年(平成16年)12月1日:羽田空港第2ターミナルビルの供用開始に伴い、羽田空港駅が羽田空港第1ビル駅に改称。羽田空港第1ビル駅〜羽田空港第2ビル駅間が開通。羽田空港第2ビル駅が開業。
- 2010年(平成22年)10月21日:(新)羽田空港国際線ターミナルビルの供用開始に伴い、羽田空港国際線ビル駅が開業。路線名を東京モノレール羽田線から東京モノレール羽田空港線に改称。
- 2020年(令和2年)3月14日:羽田空港ターミナルビルの名称変更に伴い、羽田空港国際線ビル駅を羽田空港第3ターミナル駅、羽田空港第2ビル駅を羽田空港第2ターミナル駅、羽田空港第1ビル駅を羽田空港第1ターミナル駅に改称。
- 2020年(令和2年)6月25日:天空橋駅に「HANEDA INNOVATION CITY」の副駅名が付けられる。
京浜急行電鉄(京急)空港線:天空橋駅(羽田イノベーションシティ)〜羽田空港第3ターミナル駅〜羽田空港第1・第2ターミナル駅
- 1956年(昭和31年)4月20日:京急穴守線の穴守稲荷駅(稲荷橋駅から改称)〜羽田空港駅(初代)間が開通。羽田空港駅(初代)が開業。しかし、羽田空港駅(初代)は東京国際空港(羽田空港)の空港ターミナルから離れていたため、そこからバスやタクシーに乗り継ぐ必要があった。
- 1963年(昭和38年)11月1日:京急穴守線が京急空港線に改称。
- 1991年(平成3年)1月16日:穴守稲荷駅〜羽田空港駅(初代)間が営業休止。
- 1993年(平成5年)4月1日:前日(3月31日)付で穴守稲荷駅〜羽田空港駅(初代)間が正式に廃止。穴守稲荷駅〜羽田駅間が開通。羽田駅が開業。
- 1993年(平成5年)9月27日:羽田空港旅客ターミナルビルの移転に伴い、羽田駅で東京モノレール羽田線との連絡運輸を開始。
- 1998年(平成10年)11月18日:羽田駅が天空橋駅に改称。天空橋駅〜羽田空港駅(2代)間が開通。羽田空港駅(2代)が開業。
- 2004年(平成16年)12月1日:羽田空港第2旅客ターミナルビルの供用開始に伴い、羽田空港駅(2代)に第2旅客ターミナル口を開設。
- 2010年(平成22年)10月21日:(新)羽田空港国際線ターミナルビルの供用開始に伴い、羽田空港国際線ターミナル駅が開業。羽田空港駅(2代)が羽田空港国内線ターミナル駅に改称。
- 2020年(令和2年)3月14日:羽田空港ターミナルビルの名称変更に伴い、羽田空港国際線ターミナル駅が羽田空港第3ターミナル駅に、羽田空港国内線ターミナル駅が羽田空港第1・第2ターミナル駅に改称。
- 2020年(令和2年)6月25日:天空橋駅に「羽田イノベーションシティ」の副駅名が付けられる。
成田国際空港(成田空港)
正式名称は開港当初は新東京国際空港。2004年(平成16年)4月1日に成田国際空港に改称。通称は一貫して成田空港。
成田空港駅(2代)開業後の東成田駅には、空港第2ビル駅への連絡通路が設置されているが、空港連絡駅としては案内されていない。
東日本旅客鉄道(JR東日本)成田線(空港支線):(成田駅)〜(成田線分岐点)〜(根古屋信号場〈※廃止〉)〜(堀之内信号場)〜空港第2ビル駅(成田第2・第3ターミナル)〜成田空港駅(成田第1ターミナル)
- 1991年(平成3年)3月19日:東日本旅客鉄道(JR東日本)成田線の支線(通称・空港支線)として、成田駅〜成田空港駅間が開通。成田線分岐点、根古屋信号場、成田空港駅が開業。
- 1992年(平成4年)12月3日:空港第2ビル駅が開業。
- 2009年(平成21年)3月14日:京成成田空港線の工事に伴い、根古屋信号場が廃止。代替として、空港第2ビル駅寄りに堀之内信号場が開業。
京成電鉄(京成)東成田線:(京成成田駅)〜(駒井野信号場)〜東成田駅
- 1978年(昭和53年)5月21日:京成電鉄本線の京成成田駅〜成田空港駅(初代)間が開通。成田空港駅(初代)が開業。
- 1991年(平成3年)3月19日:京成電鉄本線の駒井野信号場〜成田空港駅(2代)間が開通。京成成田駅〜駒井野信号場〜成田空港駅(初代)間は京成東成田線として分離され、成田空港駅(初代)が東成田駅に改称。京成成田駅〜駒井野信号場間は京成本線と京成東成田線の重複区間。
京成電鉄(京成)本線:(京成成田駅)〜(駒井野信号場)〜(京成本線・成田空港線接続点)〜空港第2ビル駅(成田第2・第3ターミナル)〜成田空港駅(成田第1ターミナル)
- 1991年(平成3年)3月19日:京成電鉄本線の駒井野信号場〜成田空港駅(2代)間が開通。駒井野信号場、成田空港駅(2代)が開業。京成成田駅〜駒井野信号場間は京成本線と京成東成田線の重複区間。
- 1992年(平成4年)12月3日:空港第2ビル駅が開業。
京成電鉄(京成)成田空港線(成田スカイアクセス線):(印旛日本医大駅)〜(成田湯川駅)〜(成田空港高速鉄道線接続点)〜(根古屋信号場)〜(京成本線・成田空港線接続点)〜空港第2ビル駅(成田第2・第3ターミナル)〜成田空港駅(成田第1ターミナル)
中部国際空港
関西国際空港
関西空港駅 JR西日本関西空港線・南海電気鉄道(南海電鉄)空港線
大阪国際空港(伊丹空港)
神戸空港
米子空港(美保飛行場、米子鬼太郎空港)
福岡空港
宮崎空港
那覇空港
直結していない空港駅
- JR北海道石北本線の西女満別駅は女満別空港から徒歩30分のところにある。歩いていけない距離ではないが、乗り換えで使えるレベルとはいえない。おまけにかなりの秘境駅なので空港駅としてはほぼ利用されていない。
- JR東日本東北本線の花巻空港駅は「空港駅」を名乗っているものの花巻空港からはかなり離れている。一応バスもあるが、近隣の都市からも空港バスが出ているのでわざわざこの駅を利用するメリットが少ない。
- JR東日本奥羽本線(山形線)の神町駅は山形空港のすぐ近くにあるものの、空港ターミナルが滑走路を挟んだ向こう側にあるため空港駅としては利用できない。
- JR西日本宇部線の草江駅は山口宇部空港の目の前にあるが、なぜか空港駅としてはほとんど利用されていない。