熊本空港
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くまもとくうこう
熊本市の北東20キロに位置する空港。「阿蘇くまもと空港」ともいう。
熊本市の北東約20キロの高台に位置する空港。熊本県最大の観光地・阿蘇山から直線で約20キロ、最も近い市街地(熊本県大津町)からも約5キロ離れており、熊本市・大津町に直通するバイパスから直行バスが完備し、レンタカーを借りることもできるが、気ままな一人旅を楽しもうとするには交通の便が良いとはお世辞にも言えない。ただし、飛行機からの一望はプランによっては阿蘇五岳・熊本市上空をそれぞれに見ることができ、一見の価値がある。
空港にはもちろん多くの民間旅客機が離発着しているが、同敷地内には陸上自衛隊の西部方面航空隊が駐屯しており、軍事拠点としての一面もある。また、崇城大学による民間パイロット養成の拠点があり、あらゆる面において重要視されている。
平成28年熊本地震(2016年)では4月16日に起きた本震により旅客便は全便欠航したが、17日には支援物資を積んだ日本航空の臨時貨物機が着陸、4月19日より、順次旅客便の運航を再開した。
以前はJR豊肥線が熊本市から大分市まで伸びていたが、平成28年熊本地震の影響により、熊本駅に向かう路線は通常通り運航しているが肥後大津駅から阿蘇駅までの線路が寸断、阿蘇方面への鉄道による旅行は絶望的になっている。
熊本空港に通じる主要道路は国道57号線を除いて復旧(仮復旧のところもあるが)しており、2017年現在、空港を発着するバス路線もほとんどが運行を再開している。
この空港は2代目で、初代の熊本空港は現在の県立大学や赤十字病院の建っている辺りにあり、1971年に移転した。しかし周辺は完全に都市化してしまっており、ここに空港があったことは言われなければわからない。
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