名古屋市の中心から北へおよそ15km進んだ濃尾平野北東部に位置しており、行政区分上では西春日井郡豊山町、小牧市、春日井市、名古屋市(北区)の3市1町にまたがっている。
航空法上の正式名称は名古屋飛行場であり、空港施設の通称は県営名古屋空港、所在地から小牧空港と呼ばれることもある。
中部国際空港が開港するまで多くの国内線・国際線が乗り入れ、空の玄関として賑わっていたがセントレアの開港と同時に空の玄関としての機能を移転。今ではターミナルビルの機能を旧国内線ターミナルに縮小し、フジドリームエアラインズの7路線が乗り入れるのみとなっている。しかしビジネスジェットの拠点として、防災ヘリ等の中継地としても利用されている。
旧国際線ターミナルビルは1999年に建て直されてまだ新しかったことから、ショッピングモールのエアポートウォーク名古屋に再利用されていて、そこかしこにかつての空港の名残を見ることができる。
航空自衛隊小牧基地と隣接しており、都道府県が管理する飛行場を自衛隊が共同使用する唯一の例となっている。空港自体は愛知県の管轄なため、滑走路は民間と共用で自衛隊側が着陸料を支払っているが、飛行場管制業務と着陸誘導管制は航空自衛隊が担当している(それ以外の管制業務は他の空港同様国土交通省の管轄である)。