概要
中華民国(台湾)の首都台北の郊外、桃園市に存在する国際空港で、台湾最大の空港である。
チャイナエアライン、エバー航空、タイガーエア台湾、スターラックス航空がハブ空港として使用している。
台湾の首都・台北市の国際空港としての機能を果たしている。台北松山空港から国際線の業務の移転を目的とし、1979年2月26日に蒋介石の字をとった中正国際空港として開港した。後の2006年に現在の名称に改名される。
これにより、松山空港は国内線専用、桃園国際空港は国際線主体で国内線の一部が運航という役割分担がなされるようになったため、国内・国際の航空路線を共に増便することが可能となった。
(日本の首都圏で例えるなら、桃園が成田空港、松山が羽田空港に相当するポジションの空港である)。
台湾高速鉄道開通までは、桃園国際空港を発着する国内の航空便は増便が続いた。
また桃園空港と高雄間の移動には、鉄道より高い利便性を有す飛行機の需要が高まり、同区間便の増便が実施された。
しかし、現在は桃園国際空港を発着する国内の定期便はない。
他方、国際航空路線も順調に増便を続けてきたが、最近では香港国際空港や上海浦東国際空港、仁川国際空港といったハブ空港が近隣諸国に次々と開港したために、それぞれの空港と航空貨客の取り扱いをめぐって激しい競争が生じている。
日本の空港では成田空港、羽田空港、関西国際空港、中部国際空港、新千歳空港、仙台空港、福岡空港、那覇空港などとの間に直行便が運行されている。
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