概要
北総線と成田スカイアクセスの駅のひとつで、千葉県印西市に所在。駅番号は「HS14」。
2000年(平成12年)7月 千葉ニュータウン鉄道(北総・公団線)の終端駅として開業。
(当時はまだ合併前の印旛村であり、村に新しく開通した路線の駅として話題になった。)
2010年(平成22年)7月 成田スカイアクセス線の開業に伴い中間駅となる。
北総線の駅ではあるが、現在も千葉ニュータウン鉄道の保有で、北総鉄道と京成電鉄との共同管理である。
また、アクセス特急の停車駅であり、北総鉄道の列車の終着駅でもある。当駅から先は成田スカイアクセスの新規開業区間になる。
駅名の由来は、駅所在地であった旧印旛村(2010年3月に広域合併により印西市となる)と駅近くにある日本医科大学北総病院(ドクターヘリ配置でも有名)に由来している。
なお現地にあるのは病院施設であり、駅名から連想されるような「医科大学」は存在しない。(日本医科大学の本部学舎は都内文京区の千駄木にある)
当初予定していた駅名は「印旛松虫」であった(現駅名表示板に「印旛日本医大(松虫姫)」と表記されているのはその名残である。由来は不破内親王がこの地を訪れていた松虫姫伝説から。)
駅舎は、ドーム状の建物に時計台という印旛というより印度(?)な構成で「関東の駅百選」にも選ばれている。なおこの時計台の塔は開業当初は展望台として開放されていたが、現在は上がることはできない。駅周辺は住宅地であり、また車社会の地域でもあるため駅の周囲には商業施設は少ない。また拠点病院があるため比較的薬局が多いらしい。
時おり京成線方面からの寝過ごし客が”流れ着く”事がある。慌てて改札を通ってしまうと運賃がとんでもない事になるので素直に都心方面に引き返そう。終電の場合は・・・諦めて下さい。
駅を挟むように高速道路もどきの高規格道路が建設されているが、言うまでもなく「ここは高速道路ではありません。」と表記されている。
その国道は現在、成田空港方面に向けて建設が進められている。
駅構造
島式1面2線の半地下駅で当駅から成田空港方面は京成電鉄のみが運行する。
利用状況
近況
北総鉄道
- 2022年(令和4年)度の1日平均乗降人員は2,887人である。なお、この数値には京成成田スカイアクセスの利用者も含まれている。
京成電鉄
- 2022年(令和5年)度の1日平均乗降人員は1,692人である。
年度別利用状況比較表
※北総鉄道は2010年(平成22年)以降は京成成田スカイアクセスとの合算を含む。
事業者名 | 北総鉄道 | 京成電鉄 |
---|---|---|
年度 | 乗降人員 | 乗降人員 |
2008年(平成20年)度 | 1,582人 | - |
2009年(平成21年)度 | 1,666人 | - |
2010年(平成22年)度 | 1,904人 | 878人 |
2011年(平成23年)度 | 2,135人 | 941人 |
2012年(平成24年)度 | 2,274人 | 1,015人 |
2013年(平成25年)度 | 2,507人 | 1,099人 |
2014年(平成26年)度 | 2,542人 | 1,134人 |
2015年(平成27年)度 | 2,624人 | 1,170人 |
2016年(平成28年)度 | 2,677人 | 1,206人 |
2017年(平成29年)度 | 2,850人 | 1,304人 |
2018年(平成30年)度 | 3,002人 | 1,409人 |
2019年(令和元年)度 | 3,126人 | 1,457人 |
2020年(令和2年)度 | 2,312人 | 1,032人 |
2021年(令和3年)度 | 2,430人 | 1,113人 |
2022年(令和4年)度 | 2,887人 | 1,388人 |
2023年(令和5年)度 | 1,692人 |
関連タグ
北総鉄道(北総線) 都営浅草線 京成電鉄(京成本線) 京急本線