概要
千葉県松戸市から同県成田市に至る国道。千葉県道66号成田印西線などを昇格する形で1993年に指定された。
新鎌ヶ谷駅の少し東側からの区間は、千葉ニュータウン開発に伴って整備された「北千葉道路」と呼ばれ、京成成田スカイアクセスおよび北総鉄道と並行し、広々とした片側2車線の幹線道路となっている。さらに、千葉ニュータウン中央駅の少し西側から印旛日本医大駅付近までには、本線とは別(線路寄り)に片側2車線の無信号バイパス区間がある。
バイパス区間は70km/h制限だが多くの車が90km/h前後で飛ばしており、「ここは高速道路ではありません」という看板がある。このバイパスは将来的には白井市方面にも延伸する予定である。
北千葉道路未整備区間は既存のいくつかの県道を改めて国道に指定し直したもので、経路がジグザグの片側1車線道路になっている。そのうち北千葉道路の末端から初富交差点付近までは悪名高い県道8号「船取線」(具体的にどのように悪名高いかは鎌ケ谷市の記事を参照)との重用区間である。このため、流れが非常に悪く、松戸市以西からの成田空港のアクセス手段としてはあまり機能していない。全線走破する際には松戸市→成田市方面は可能であるが、成田市方面→松戸市方面は初富交差点が右折禁止になっている為、不可能である。
北千葉道路は西(松戸市方面)に延伸する計画で、最終的に北千葉JCT(ジャンクション)で東京外環道と接続するはずだが、完成時期の目途は全く立っていない。一方で、成田市内区間(東側)の延伸整備は徐々に進んでいる。