概要
神奈川県横浜市西区を起終点として東京近郊を環状で回る道路である。
主に横須賀市、相模原市、東京都八王子市、埼玉県川越市、さいたま市、春日部市、千葉県野田市、柏市、千葉市、市原市、木更津市などを通る。
東京近郊の町を繋ぐような形で回っているため、戦後に急激にベッドタウン化し、沿線は膨大な人口を持つ地域となった。このため、16号沿線のロードサイド型店舗は一般市民の消費動向を測ったり、関東初進出のチェーンストアがまず出店してみたりするのにはうってつけの場所で、16号線沿線の経済論で本が書けるほどである。
また、米軍相模原補給場や横田基地、横須賀海軍基地などの米軍基地、さらには自衛隊の防空の要である入間基地の近くを通ることから、日本の国土防衛や危機管理上においても重要な道路の一つとなっている。
バイパスとして横浜横須賀道路、保土ヶ谷バイパス、八王子バイパスを通る。
主な接続高速は横浜新道藤塚IC、東名高速道路横浜町田IC、中央自動車道八王子IC、圏央道入間IC、関越自動車道川越IC、東北自動車道岩槻IC、新4号バイパス庄和IC、常磐自動車道柏IC、東関東自動車道と京葉道路穴川IC~蘇我IC(並行)、千葉東金道路の千葉東IC、東京湾アクアライン袖ヶ浦ICなどである。
現在、横浜町田IC付近と入間市の国道463号及び国道299号の旧道の接続交差点では改良工事を行っている。
かつては小荷田交差点~拝島橋まで片側1車線で区間距離に対し信号がやたら多く、おまけに40km/hの制限速度が設けられており、埼玉西部~西多摩地区~神奈川県西部を上下に結ぶ重要幹線でもあるため多くの貨物車両が往来することも手伝い、(特に外回り側で)慢性的な渋滞を引き起こしていた。(現在は同区間の拡幅工事が実施され、以前のような渋滞は見られなくなった。)
主な接続国道
関連タグ
圏央道 東京外環自動車道 国道298号 首都高速中央環状線 環状八号
ヤオコー:LNGエンジン車のトラックを使用しているため、燃料の補給の都合上、配送センターがある国道16号線沿線で展開している。