概要
鎌ケ谷市役所が駅から非常に近く、鎌ケ谷市の実質的な中核部分にある鉄道駅。以下の路線が乗り入れている。
駅とその周辺
北総開発鉄道開業当初から駅候補地であり、ホームの準備工事がされていた。1991年の北総線都心方面のルート開業時の駅開設後、翌1992年に新京成線も駅を開業していたが、実は東武野田線の駅は1999年にようやくの事だった。それまでは駅周辺の目立つ建物といえば市役所しかなく、地平線の向こうに太陽が沈む様子が見えるほどで、お隣の初富や鎌ヶ谷、六実の各駅と比べて周辺は閑散としていた。
しかし、野田線の駅開設後にイオンモールやアクロスモールが開業し、鎌ケ谷市の長年に渡る渋滞解消のため、同市が周辺の道路整備を徹底したおかげで非常に住みやすい街となり、住宅街が爆発的に増え、駅前はすっかり繁華になった。
乗り換えも一部含むが、新京成線から上野方面へ、北総鉄道で浅草、品川方面に向かう事ができるため、何かしらの災害で路線一本が駄目になっても、代替できる交通手段が多く用意されている。
更に野田線の逆井駅~六実駅間が複線化され、野田線の急行が拡大した事で柏駅に向かう事も楽になった。
新京成電鉄のホームも2017年(平成29年)10月22日に津田沼方面が高架化され、2019年(令和元年)12月1日に松戸方面も高架化された。
現在は新京成専用の改札が新設され、北総改札口とは外に出ずに改札を介して乗り換えが可能。
又、新京成・北総~東武のホームの間にはファミリーマートのほかにWi-Fiが使用可能なイデカフェもあり、東武駅の東側にはイオンなども存在する。
因みに北総の駅構内にもイデカフェがある他、新京成の売店にはセブンイレブンもある。
駅周辺では、国道464号が当駅を回り込むように曲がりくねっている。
新京成線高架化後は地平に残存する新京成線の撤去工事及び更なる駅前整備が行われている。長い期間存在した新京成線の踏切跡地で未だに一時停止をしながら走る自動車が見受けられる。
尚、国道464号の松戸方面は初富交点で右折禁止になる為、迂回などしていかねば国道464号に行くことはできない他、他の迂回路の道路事情が良くなく、右折レーンが未整備な交差点が多い点も注意。
駅構造
東武野田線
相対式2面2線の半地下駅。
乗り場 | 方向 | 方面 | 備考 |
---|---|---|---|
1 | 上り | 柏・春日部・大宮方面 | |
2 | 下り | 船橋方面 |
北総線(成田スカイアクセス)
島式2面4線の高架駅。
乗り場 | 方向 | 方面 | 備考 |
---|---|---|---|
1・2 | 上り | 京成高砂・京成上野・京成押上・都営浅草線・京浜急行電鉄方面 | |
3・4 | 下り | 印旛日本医大・成田空港方面 |
新京成線
島式1面2線の高架駅。
乗り場 | 方向 | 方面 | 備考 |
---|---|---|---|
1 | 下り | 京成津田沼・(京成千葉線)千葉中央方面 | |
2 | 上り | 松戸方面 |
利用状況
近況
東武鉄道
北総鉄道
- 2019年(令和元年)度の1日平均乗降人員は29,495人である。ただし、京成成田スカイアクセス線の利用を含む。
新京成電鉄
京成電鉄
- 2019年(令和元年)度の1日平均乗降人員は4,629人である。
利用状況比較表
事業者名 | 新京成電鉄 | 北総鉄道 | 東武鉄道 | 京成電鉄 |
---|---|---|---|---|
年度 | 乗降人員 | 乗降人員 | 乗降人員 | 乗降人員 |
2008年(平成20年)度 | 33,835人 | 25,046人 | 32,139人 | - |
2009年(平成21年)度 | 28,618人 | 22,966人 | 33,144人 | - |
2010年(平成22年)度 | 29,622人 | 23,614人 | 34,267人 | 3,480人 |
2011年(平成23年)度 | 29,952人 | 24,210人 | 35,729人 | 3,602人 |
2012年(平成24年)度 | 31,131人 | 25,030人 | 37,463人 | 3,876人 |
2013年(平成25年)度 | 32,235人 | 27,704人 | 38,525人 | 4,137人 |
2014年(平成26年)度 | 32,282人 | 27,408人 | 38,217人 | 4,024人 |
2015年(平成27年)度 | 32,940人 | 27,562人 | 39,133人 | 4,134人 |
2016年(平成28年)度 | 33,530人 | 26,412人 | 39,774人 | 4,356人 |
2017年(平成29年)度 | 34,156人 | 26,416人 | 40,389人 | 4,476人 |
2018年(平成30年)度 | 34,854人 | 29,311人 | 41,006人 | 4,516人 |
2019年(令和元年)度 | 35,357人 | 29,495人 | 41,145人 | 4,629人 |
隣の駅
東武鉄道 | ||||
---|---|---|---|---|
種別 | 前の駅 | 当駅 | 次の駅 | 備考 |
急行 | 高柳駅 | 新鎌ヶ谷駅 | 船橋駅 | |
各駅停車 | 六実駅 | 新鎌ヶ谷駅 | 鎌ヶ谷駅 | |
新京成電鉄 | ||||
種別 | 前の駅 | 当駅 | 次の駅 | 備考 |
各駅停車 | 北初富駅 | 新鎌ヶ谷駅 | 初富駅 | |
| ||||
種別 | 前の駅 | 当駅 | 次の駅 | 備考 |
スカイライナー | 通過 | |||
アクセス特急 | 東松戸駅 | 新鎌ヶ谷駅 | 千葉ニュータウン中央駅 | |
| 東松戸駅 | 新鎌ヶ谷駅 | 西白井駅 | 急行は印旛日本医大方面のみ。 |
普通 | 大町駅 | 新鎌ヶ谷駅 | 西白井駅 |