概要
1921年に千葉都市モノレールの東方(現在の千葉中央公園付近)に開業したが、1945年に空襲で焼失。
1958年、現在の場所に開業した当時(元本千葉駅)はここが京成千葉駅だった。
1987年の国鉄民営化→JR開業に伴う旧「国鉄千葉駅前駅」の改名を受け現駅名に変更。
京成の駅でありながら京成本線を通っていないため成田空港からのアクセスはあまり良くなく(京成津田沼駅までスイッチバック経由で行く必要がある)、皮肉にも競合路線であるJR成田線から千葉駅経由のアクセスの方が良かったりする。
また、当駅は高架駅で千葉駅までショッピングモール「C-one」が続いているため、信号を渡る必要はあるものの開いている時間帯かつJRから利用する場合千葉駅で降りてここまで歩く方法もある。
なお、北総鉄道「千葉ニュータウン中央駅」は印西市にあるため、そちらへ向かう場合はJR千葉駅に向かった上、成田線から成田空港第2ビル駅で成田スカイアクセスに乗り換えるか、同じく成田線木下駅で下車してバスに乗るかのいずれかで行くことになる。
商業施設
改札口と向かい合う形で京成のユアエルム系列の商業施設「ミーオ」が併設されている。
スーパーの『リブレ京成』を核店舗に、『マクドナルド』や『ケンタッキーフライドチキン(テイクアウト専門店)』、『リトルマーメイド』、京成としては非常に珍しく『スターバックス』を抱え、2Fは『ダイソー』がある。そこから先に進んだ自由通路沿いに『おにぎり屋』や『モスバーガー』など。
特にスタバは他の京成沿線はほぼすべて並走するJR東日本傘下の施設内にあるため、「京成系列の商業施設内にスタバがある」という例は超がつくほど希少である。
改札側には『マツモトキヨシ』、『ファミリーマート』、『京成ホテルミラマーレ』のエントランスがある。
ミーオの通路開放は朝6時からで飲食店の開店も大半が7時からだが、ファミマだけはそれ以前の時間帯から開いている。
そして、県内有数の大手シネマコンプレックス『京成ローザ10』を抱える。
大手だけあってインフラも充実しており、イースト館はホテルミラマーレ2Fからは自由通路を跨いでアクセス出来るため、宿を取っていれば映画の待ち時間をホテル内で費やす事も可能。
一方ウエスト館は上述したミーオを少し直進した自由通路側という少し離れた場所にあるものの、こちらも屋内にあるためアクセスは十分良い方である。
当駅周辺だと『アニメイト』『らしんばん』『カードラボ』が近い(共に東口側)。その内、『らしんばん』と『カードラボ』は同じビルの1Fに同居している(かつては2Fに『とらのあな』もあった)。
駅構造
相対式2面2線の高架駅でエレベーターはあるが、エスカレーターはない。
京成千葉線(日中の新京成線)と京成千原線の境界駅であり、大半の電車は直通する。
当駅より単線の千原線方面は加算運賃が徴収される。
これは嘗て千原線が第三セクターの別会社(千葉急行)になっていたためである。
利用状況
- 令和5年(2023年)度の1日平均乗降人員は19,367人である。
年度別
年度 | 乗降人員 |
---|---|
2008年(平成20年)度 | 15,210人 |
2009年(平成21年)度 | 15,647人 |
2010年(平成22年)度 | 15,903人 |
2011年(平成23年)度 | 15,546人 |
2012年(平成24年)度 | 15,624人 |
2013年(平成25年)度 | 16,263人 |
2014年(平成26年)度 | 16,291人 |
2015年(平成27年)度 | 16,953人 |
2016年(平成28年)度 | 17,287人 |
2017年(平成29年)度 | 17,861人 |
2018年(平成30年)度 | 18,322人 |
2019年(令和元年)度 | 18,321人 |
2020年(令和2年)度 | 15,296人 |
2021年(令和3年)度 | 16,610人 |
2022年(令和4年)度 | 18,297人 |
2023年(令和5年)度 | 19,367人 |