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概要編集

千葉県千葉市中央区にある千葉中央駅から、市原市にあるちはら台駅までを結ぶ路線。営業キロ10.9km。

終点のちはら台駅以外は全て千葉市に属しており、大半の電車は京成千葉線直通運転を行っている。

ちはら台駅から小湊鐵道海士有木駅方面への延伸構想があるが、現在は凍結状態。建設工事の認可は2019年に10年の延長申請を行い2029年までとなっている。


元々は小湊鉄道が沿線住民の通勤需要に当て込んで海士有木駅から本千葉駅までの直結路線として計画されていた路線だったが、住宅・都市整備公団(現都市機構)による千葉ニュータウン造成計画が立ち上がった結果、同ニュータウンへのアクセス路線としての機能が期待されたこともあり、小湊鉄道の免許線を授受する形で第三セクターの「千葉急行電鉄」によって後の千原線となる千葉急行線が建設・開業する事となった。

しかしながら土地取得費用の高騰に伴う運賃の高額設定やバブル崩壊によるニュータウン造成の遅れにより利用者は伸び悩み、千葉急行は債務超過に陥り経営が破綻。その後、出資者のひとつだった京成電鉄が1998年に路線を引き継ぎ現在に至っている。現在でも沿線の架道橋などに「千葉急行電鉄」の銘板を見ることが出来る。

この結果、この路線には加算運賃が適用されており、他の路線に比べて運賃が高めである(但し、京成は他の関東私鉄に比べて初乗り以外は全体的に高めに設定されている為、千原線の高さが際立っている)。

2010年代に駅ナンバリングが行われるまで駅名標などが独自デザインだったのは他社線だった名残である。


駅一覧編集

駅番号駅名乗り換え路線備考
京成千葉線京成津田沼駅まで(日中)、朝夕ラッシュ時は京成本線京成上野駅まで直通
KS60千葉中央新京成線(日中のみ)
KS61千葉寺
KS62大森台
KS63学園前
KS64おゆみ野ここまで千葉市
KS65ちはら台ここだけ市原市

将来へ求められる事編集

連結両数も6両に統一されたが、やはり輸送力改善が必要と言え、次善の策として新京成電鉄の直通延伸(可能なら京成と相互直通化が望ましい)、長期的には全線複線化、京成本線との直通優等列車の設定等の改善が望まれ求められる。成田空港輸送がスカイアクセス中心になった以上、今まで冷遇されていた千葉線と千原線の改良も考えるべきである。



関連タグ編集

京成電鉄 芝山鉄道 千葉急行電鉄 小湊鐵道(小湊鉄道)

千葉駅:京成千葉駅の概要はこちら

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