説明
当初は京成電鉄が発行するクレジットカード「京成カード」のイメージキャラクターだったが、のちに京成公式キャラクターに昇格した。
同社によれば、京成本線といえば上野始発、上野といえばパンダでしょ!ということで、「ゆるキャラ」の一種だそうである。
…「ゆるい」という単語とは少々離れすぎた位置にいるのではないかと思われるが…。
設定はP-78星雲にあるパンダ星の王子として何不自由ない暮らしをしていたが、父親であるパンダ王から怠惰な生活態度を咎められ、修行のために地球で修業にやってきた、というもの。現在は公津の杜駅のマンションの最上階に住んでいる。
「媚びないゆるキャラ」としてカルト的人気があり、グッズが発売されると即座に完売するなどその人気は侮れない。
2010年代以降は関東私鉄各社で可愛らしいマスコットキャラクターが多数登場するようになったため、その反動として再注目されるようになった。
相互乗り入れ先の萌えキャラがたった2年で姿を消したことを思うと京成はある意味慧眼?があったのかもしれない。
京成グループが所有する車両のドア注意ステッカーにて、「挟まれている人」の役に採用されており、無表情な彼がかすかに苦悶の汗をにじませている姿を毎日見ることができる。
最近では公式のスタンプラリーが開催されたり、Bリーグや千葉ロッテマリーンズ戦といった千葉県のスポーツイベントの応援に駆け付けるなど京成電鉄の公式キャラとしての地位を確立しているようである。
ちなみに、当人もかわいくないと思われていることを自覚しているようで、公式X(旧twitter)で「京成パンダをgoogleで検索するとサジェストでかわいくないが上位と出て来る」と嘆き節を放ったこともある。