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ここでは、

1964年に登場した初代3200形電車

2024年に登場した2代目3200形電車

について解説する。

初代

1963年にデビューした3150形の改良型として、乗降扉を片開きから両開きに設計変更したため新形式となった。1964年から1967年にかけて、4両編成22本の合計88両を新造。

ドアの形態以外では運転台の床高さの変更、前面のアンチクライマー枚数の増加などマイナーチェンジといっても差し支えないほどの些細な変更にとどまっている。

  • 1985年からは冷房化改造含めた更新工事が行われ、3150形や3300形と同様の顔に変更。基本2両ユニット構成のため、6両固定編成され運転台を撤去した車両もある。
  • 3221号車以降の編成については竣工当初から、先頭車は運転台側が付随台車に設計変更。京浜急行電鉄乗り入れのため、更新工事後の1992年から1995年にかけて台車の振り替え工事を行っている。

2003年から3000形(2代)の大量投入により老朽廃車が行われ、2007年までに全編成が退役している。

3290番台

全88両のうち4両編成2本の「3290番台」(3291〜3298)については、3150形3190番台(3191〜3194)と同様に有料特急「開運号」専用編成として竣工した。車内は3190番台を踏襲したセミクロスシート配置で、車内販売準備室やトイレも設置。乗降扉も片開きで落成した。

  • スカイライナーAE形(初代)デビュー後は、ロングシート化・トイレ撤去などの格下げ改造が行われた。
  • 3291〜3294の3294編成は1988年にVVVFインバータ制御の試験車に抜擢され改造、2004年まで活躍した。改造時に角型のライトケースに交換されたため、異端車として際立っていた。

2代目

2025年2月より営業運転開始予定。

京成電鉄では、3600形以降の通勤形車両については機器構成の観点・設計上の都合から「最低でも6両組成」の編成しか新造投入しておらず、金町線で営業運転が可能な「4両組成」の車両が3500形の新造投入以降途絶えていた。

本形式は3500形3600形の置き換えを目的として導入されたもので、3100形(2代)をベースに4両組成を基本とし、3500形同様に2両ユニット構成の組成替えにより6両・8両組成も可能な設計としており、先頭車の連結器には京成では初となる自動解結装置を搭載している。連結・通り抜けが可能な貫通扉を正面に配置する。

塗装は従来の通勤車と同じ赤青帯だが、側窓下に赤帯、屋根部に青帯を配し従来車とは印象を変えている。

また、連結間のガラス貫通扉のには3100形同様京成パンダが配されている。

本形式は前述した旧型車のほか、将来的に旧新京成電鉄の車両代替も視野に入れている。

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