曖昧さ回避
京成電鉄の初代3100形については「3100形」の項目を参照。
京成電鉄3100形(2代)
2000年代初頭から長らくの間製造され続けていた京成3000形(2代)の製造が、2018年度(2019年)で終了。3000形に代わる新形式車として、京成電鉄グループ共同で開発されたのがこの京成3100形(2代)である。日本車輌・総合車両製作所製。
- VVVFインバータ制御の装置は3000形時代のIGBTからSiC(炭化ケイ素)へ移行、また空気清浄機・防犯カメラ・Wi-Fiも製造時から装備している。
- 乗り入れ協定の関係で京成は3000番台しか車番を使用できない。本形式は番号枯渇防止のため、3000形と同様に各車両の番号を「3151-1」「3151-2」…のようにハイフン付きとしている(京急とは逆に成田空港側から付番(京急は浦賀側から))。
3100番台
本来であれば京成本線向けの編成にこの番号が割り当てられるが、現時点で投入の予定はない。
3150番台(3150形)
2019年デビュー。「成田スカイアクセス」こと京成成田空港線向けの編成は、座席や外観の一部に成田空港線のオレンジ色を取り入れ、また車体各所に飛行機(編成中央を境に、1~4両目が成田空港方面、5~8両目が羽田空港方面に機首を向けたデザイン)や沿線(成田山新勝寺・浅草雷門・東京スカイツリー)や富士山をイメージしたイラストが添えられている。
成田空港線で使用されていた京成3000形7次車(3050形)は、新車投入過渡期は一時的に3100形に合わせたオレンジ色のラインカラーに変更されたが、順次京成本線向けに転用・7次車以外の3000形と同じカラーに再度改められている。
- 扉間にある座席の一部は折り畳み式となっており、この区画はスーツケース置場と共用。
- 2019年に8両編成2本を初めて投入。その後2023年までに全7編成の投入が完了した。
- 投入時期は列車無線システムのデジタル化移行と被っており、最終3157編成は最初からアナログ無線の四角いIRアンテナが無い(SRアンテナのみ搭載)状態で竣工している。
新京成電鉄80000形
「京成グループ標準車体」として京成電鉄と共同で設計された兄弟車。
詳細は「80000形」の記事を参照。
京成3100形編成表
- CP=コンプレッサー、VVVF=制御装置、SIV=補助電源装置、BT=蓄電池
8両編成
←浦賀方面
形式 | モハ3100-8 | モハ3100-7 | サハ3100-6 | モハ3100-5 | モハ3100-4 | サハ3100-3 | モハ3100-2 | モハ3100-1 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
MT構成 | M2c | M1 | T | M1' | M2 | T | M1 | M2c | |
機器構成 | CP・BT | VVVF | SIV | VVVF | SIV | VVVF | CP・BT | ||
第51編成 | 3151-8 | 3151-7 | 3151-6 | 3151-5 | 3151-4 | 3151-3 | 3151-2 | 3151-1 | |
第52編成 | 3152-8 | 3152-7 | 3152-6 | 3152-5 | 3152-4 | 3152-3 | 3152-2 | 3152-1 | |
第53編成 | 3153-8 | 3153-7 | 3153-6 | 3153-5 | 3153-4 | 3153-3 | 3153-2 | 3153-1 | |
第54編成 | 3154-8 | 3154-7 | 3154-6 | 3154-5 | 3154-4 | 3154-3 | 3154-2 | 3154-1 | |
第55編成 | 3155-8 | 3155-7 | 3155-6 | 3155-5 | 3155-4 | 3155-3 | 3155-2 | 3155-1 | |
第56編成 | 3156-8 | 3156-7 | 3156-6 | 3156-5 | 3156-4 | 3156-3 | 3156-2 | 3156-1 | |
第57編成 | 3157-8 | 3157-7 | 3157-6 | 3157-5 | 3157-4 | 3157-3 | 3157-2 | 3157-1 |