小田急電鉄3100形
小田急3000形(初代)SEに次ぐロマンスカー。車両愛称はNSE(=New Super Express)。輸送力増強のために1963年に登場。ロマンスカーで初めて先頭部を展望席にした。30000形EXE投入開始に伴い1996年から廃車が始まり、1999年に定期運用離脱した。
第4編成(3161編成)は小田急の開業70周年記念のため、イベント車両「ゆめ70」として1997年に改装。この編成が3100形として最後まで残り、2000年に引退して形式消滅となった。
⇒小田急3100形
京成電鉄3100形(初代)
いわゆる京成の「赤電」3000系列の一族である。1960年から1962年にかけて2両編成16本が製造された。1980年から1982年にかけて4両編成化を、1987年から1989年にかけて冷房化改造を実施。
京成3700形に置き換えられ1996年に引退。前後して3121・3122、3125~3128の6両は千葉急行電鉄へ貸し出し(リース)となり、1998年まで使われその後廃車となった。
余談だが、本来なら本形式が車体更新と同時に京成最初の冷房改造車両になる筈だったが、当時の京成の経営悪化で見送られ、1987年から89年に掛けて改めて冷房化された。
京成電鉄3100形(2代)
京成3000形(2代)の新造投入が2019年で終了。新形式開発を行っていた京成電鉄が2019年秋から投入する通勤形車両。このうち、成田スカイアクセス線向けの編成については3000形7次車(3050番台)に倣って3150番台となっている。
⇒京成3100形
広島電鉄3100形
広島電鉄にて新造された2連接車両の2500形(1961年登場)を1985年・1986年に3連接車両に改造し3100形に改番した。3編成在籍。ツリカケ駆動。
箱根登山鉄道3100形「アレグラ号」
両運転台車であった3000形に対し、3100形は片運転台・2両固定編成となっている。2017年登場。片運転台になったことで連結部分も展望スペースとした。