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100系

ひゃくけいまたはひゃっけい

形式に「100」を使用する工業生産品を示す。主に鉄道車両に使用される。
目次 [非表示]

主に鉄道車両に関するものが多い。

このほか、5.4代目トヨタハイエースに使われる事もある。


国鉄・JR東海・JR西日本 100系電車編集

【HD新幹線05】シャークノーズのニクい奴【100系】

1985年から2012年まで東海道・山陽新幹線で活躍した新幹線電車。

→詳細は、新幹線100系電車を参照。


東武鉄道 100系電車編集

【HD東武01】東武のフラッグシップ【100系】

東武鉄道の特急形電車。1990年6月1日に営業運転開始。車両愛称は「スペーシア」。

1990年・通商産業省グッドデザイン商品(現・日本産業デザイン振興会グッドデザイン賞)に選定、1991年に鉄道友の会ブルーリボン賞を受賞した。


日光線・鬼怒川線系統の特急列車(「けごん」・「きぬ」)に運用されている。また、2006年3月からはJR線直通で新宿駅に発着する「スペーシアきぬがわ」にも運用されている。


→詳細は、スペーシアを参照。


愛知環状鉄道 100系編集

ぐるっと回って3回転イラストは両運転台の300形

1988年の路線開業時からの車両。国鉄101系の電装品を利用して23両が製造された。1M方式なので、主回路構造は永久直列抵抗制御であり105系のものに近い。片運転台車の2両固定編成(100・200形)と両運転台車(300形)の2種類が存在した。晩年は愛知万博輸送に活躍し、2005年までに引退となった。

電装品以外はすべて新製しており、車体は片開き3ドアにヘッドレスト付きのセミクロスシート、冷暖房完備(扇風機もついている)。クーラーに直流1500Vで動作するダイレクトクーラーを採用したため、補助電源装置は小出力のものになっている。台車も新品のボルスタレス台車を装備している。イベント対応として一部の車両はテレビモニターを備えていた。ワンマン運転も考慮された設計になっていたが、経営が順調だったためその構造はえちぜん鉄道譲渡まで活用されなかった。


このうち、14両についてはえちぜん鉄道へ移籍し、同社MC6001形・6101形となっている。えちぜん鉄道への移籍に際し、片運転台車は両運転台車に改造された(100形の後端に200形の運転台を移植)。愛環線は1500V電化、えちぜん鉄道は600V電化と異なり本来降圧改造が必要である。しかし理由は不明ながら主回路構造を変えなかったため、移籍当初主電動機端子電圧の下がりすぎ(375V→150V)による低出力が問題になった。その後、加速時にはモーターを3個使用して端子電圧を200Vとし、さらにJR東日本からMT54(端子電圧375Vで出力120kW)を購入してMT46から載せ替えたが、出力自体は64kW×3と低く、根本的な問題解決には至っていない。



伊豆急行 100系編集

名物! てつっこ友の会新刊表紙

かつて(2002年まで)旅客営業運転に就いていた電車。

1961年の伊豆急行線開業からの車両。国鉄伊東線で食堂車の営業ができなかったために1963年から数年しか営業していなかったが私鉄で唯一の本格的な食堂車(サシ191形)の運用もしていた。

国鉄新性能電車を基本とした設計のため乗り入れ先の国鉄・JR伊東線でも、運転で問題になることはなかった。山が沿岸部まで寄ったところが多々ある伊豆の地形から、伊豆急線には連続勾配がある。対策として抑速ブレーキを装備し、またローカル輸送の客数見込みから電動車は編成の組み換えを容易くした為、端子電圧750V・出力120kWのモーターを装荷した1両単位の1M方式を採用している。1M方式というほかは、機構面では115系165系に近い内容を持つ。

100系の車体載せ替えによる更新車は1000系と銘打たれたが1000系は2編成のみでクモハ1000形とクハ1500形の2両固定編成を組んでいた。これらも100系の引退とともに引退。


伊豆高原車両基地での入換目的で事業用車として残されていたクモハ103号が2011年に営業用に復元され、臨時列車や観光用団体列車として運行してきた。

伊豆急線北部の保安装置変更(ATS-P導入)で運行に制約が生じたこと、そもそも103号自体が相当に老朽化したことで、2019年に再度営業用から引退した。


マリオカート8デラックスのTVCMにも登場している。(冒頭の単行電車)


→詳細は、伊豆急行100系を参照。


名古屋鉄道 100系編集

名鉄100

名古屋市営地下鉄鶴舞線乗り入れ用。6両編成。100系と一括りにされることが多いが、実は100系200番台、200系と細かく分かれており、制御装置も抵抗制御、界磁添加励磁制御、VVVFインバータ制御とバリエーション豊富となっていたが、制御装置を抵抗制御からIGBT素子のVVVFインバータ制御(中間の2両は製造当初のGTO素子のまま)へ交換している。

ラッシュ時の混雑解消や東海豪雨による車両不足に対処するために本線系等で運用されていたことが一時ある。

1980年、鉄道友の会ローレル賞に選定。


→詳細は、名鉄100系を参照。


泉北高速鉄道(大阪府都市開発) 100系編集

SENBOKU

1970年の路線開業時からの車両。30両を製造。南海電気鉄道の6100系をベースにして作られたが、南海6100系がオールステンレス製なのに対し本形式はセミステンレス製だった。

5000系7000系に置き換えられ2000年に引退した。588号のみ静態保存。


冷房装置は高松琴平電気鉄道上信電鉄に、

補助電源装置は富山地方鉄道に、

運転台機器の一部は泉北3000系の先頭車化改造車(3551~3556)に、

台車は南海6100系の6300系化に、

それぞれ流用された。


京阪神急行電鉄 100形編集

Passenger car 6

詳細はP-6を参照。


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