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概要

「けごん」とは、東武鉄道が運行している特急列車の愛称である。浅草駅から東武伊勢崎線を経由し、東武動物公園駅から東武日光線に入り、新栃木駅東武日光駅までを結んでいる。列車名の由来は栃木県日光市にある「華厳の滝」から。『けごん』という列車名は1948年(ただし漢字表記の『華厳』)に臨時列車として使用を開始し、翌年から毎日運行となった。

また、早朝深夜には東武伊勢崎線浅草駅春日部駅間のみの運行の特急『けごん』もが運行されていたが、この列車は2017年のダイヤ改正で特急『スカイツリーライナー』へ列車名が変更されている。

車両

昭和時代

1951年に5700系が登場。1957年には1700系が登場しグレードアップ化が行われた。

1960年に1720系ことDRC(デラックスロマンスカー)が登場。このころから東武特急の繁栄が始まった。1720系登場時は1700系も併用という形であったが、サービス面の問題から1700系も1971年・1972年にDRCの車体に載せ替えた。

平成時代

時代が平成へ変わると、1990年には100系スペーシア」が登場しDRCを置き換えた。さらに2017年には500系リバティ」が登場し、増発の形で特急『けごん』運用にも加わることになった。

現在は使用車両の区別をつけるため、500系を使用する列車に限り『リバティけごん』という名称を使用する。この500系使用列車については「リバティきぬ」「リバティ会津」併結列車も一部設定された。

令和時代

N100系スペーシアX」が2023年に登場。同じ区間を走るものの、使用車両のグレード&料金体系の区別のため車両愛称『スペーシアX』を列車名にする方針となり、(一部列車を対象に)運行日と使用車両によって「スペーシアX」「けごん」の列車名を使い分けている。

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