日光見ずは結構と
いふなといひし諺も
おもひしらるゝ宮の樣
花か紅葉か金襴か
―― 鉄道唱歌(奥州・磐城篇)十二番より
解説
「日光市」とは、栃木県の市の一つである。
県北西部に位置する。
もともと男体山を始めとした修験者たちによる「日光連山」信仰は存在していたのだが、
江戸時代初期に「徳川家康」の墓所となる「日光東照宮」が置かれた事により、「権現様」信仰が始まり、全国から物見遊散も兼ねての参拝客が訪れ、日本屈指の観光地となった。
この時期に「日光街道」や「日光例幣使街道」、「日光杉並木」などが整備された。
また、明治時代になると、日光東照宮の他、「中禅寺湖」や「華厳の滝」、「日光湯元温泉」などの「景勝地」を外国人が多数訪れるようになり、日本のみならず、海外でも有数な「国際観光地」となっていった。
そしてこの時期に日本駐在大使館や領事館の別荘が多数建てられたため、数々の著名な建築家たちの洋風建造物が多く存在する。
1999年には、「日光の社寺」が世界遺産に登録されている。
そして2006年に、今市市、足尾町、藤原町、栗山村が併合され、現在の「日光市」となった。
その面積は栃木県一、関東地方一、そして日本全国でも三番目の広さとなった。
また、これにより、鬼怒川温泉、川治温泉、湯西川温泉、足尾銅山などが「日光の観光地」となり、
今市市などの日光市周辺に存在していた「日光江戸村」などの「なんちゃって日光観光施設」も、正式に「日光市」となった。
「いろは坂」を登った先は平坦な高原となっている。
山間部は冬季は雪が積もり、関東の中でも寒さが厳しい地域となる。
鉄道は、JR東日本の「日光線」、東武鉄道の「東武日光線」「東武鬼怒川線」、野岩鉄道、わたらせ渓谷鐵道の「わたらせ渓谷線」。
有料道路として「日光宇都宮道路」がある。
ゆばやこんにゃく、そしてそばが特産物。
また、自然の冷気で凍らせた「天然氷」も名物である、
旧・日光市
世界遺産として登録された「日光の社寺」:「日光東照宮」、「日光二荒山神社」、「日光山輪王寺」を中心として、多数の寺社仏閣や景勝地、建築物、温泉が存在する。
「いろは坂」を登った先の「中禅寺湖」や「華厳の滝」、そして「戦場ヶ原」や「男体山」の景勝地。
「日光湯元温泉」などがある「奥日光」。
「霧降高原」や「霧降の滝」、「日光アイスバックス:H.C. TOCHIGI」のホームである「日光霧降アイスアリーナ」がある「霧降地区」。
など、とにかく見所たくさんである。
今市地区
日光市の南部にあった、元・今市市。
「日光杉並木」はこのエリアにある。
「日光ワンニャン村」もこのエリアにある。
作曲家の「船村徹」、政治家の「福田昭夫」の出身地。
あとこの方の出身地、というか住んでるエリアがこちらである模様です。
鬼怒川地区
旧・藤原町。
「鬼怒川温泉」は藤原町に存在していた。
他にも「川治温泉」や「篭岩温泉」など、温泉が多い。
鬼怒川からなる「龍王峡」も存在する。
また、「日光江戸村」、「日光猿軍団」(現・日光さる軍団)などの「なんちゃって日光観光施設」や、「東武ワールドスクウェア」、「鬼怒川花いちもんめ」「とりっくあーとぴあ日光」などのレジャー施設。
そして「鬼怒川秘宝殿」があったのもこちら。
あと「五十里湖」がある「三依地区」が近くにある。
栗山地区
旧・栗山村。
栃木県で最後まで「村」だった場所。
「湯西川温泉」や「奥鬼怒温泉郷」、
「女夫渕温泉」、「川俣温泉」など、細かく温泉地が点在する。
足尾地区
旧・足尾町。
「足尾銅山」から端を発した「足尾鉱毒事件」が起こり、「田中正造」がその活動をした。
「わたらせ渓谷鐵道」の「わたらせ渓谷線」はこちらにある。
関連リンク
日光市公式ホームページ
日光旅ナビ
日光市 - Wikipedia