データ
概要
日光市の鬼怒川沿いにある駅で開業から長らく東武鬼怒川線の終端駅であった。1986年に福島県側へ繋がる野岩鉄道会津鬼怒川線が開業、途中駅となる。首都圏エリアの交通系ICカード利用可能エリアの北限駅(野岩鉄道および会津鉄道ではICカードが導入されていないため)でもある。
列車は、4両編成の普通列車が当駅を北限としており、全列車のうち大半は当駅折り返し。駅舎側の1番線は車止めが設置されて下今市方面への折り返し専用となっている。2021年現在、特急「きぬ」は下り列車はすべて鬼怒川温泉止まりだが、上り列車の一部は当駅に回送されて、当駅からの始発となる。
鬼怒川線の終端駅時代は東武の管轄であったが野岩鉄道開業後は野岩鉄道の管理へ移行している(ちなみに同社の本社社屋も駅構内にある)。会社間の境界駅であるため、直通列車は電車に限って当駅で乗務員交代が実施される他、ホーム有効長の関係で増解結も実施される。なお気動車列車は会津鉄道の乗務員がそのまま運転を担当している。
ホームは2面3線で駅舎側の1番線は折り返し専用、2~4番線は主に直通列車や新藤原折り返しの野岩鉄道列車が使用する。
なお当駅には切符の自動券売機が設置されておらず、乗車券類は特急券も含めて野岩線・東武線とも全て出札窓口においての発売となる。