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千葉県において鉄道事業・不動産業を行う準大手私鉄。
あたかも京成電鉄の子会社のような社名であるが、実は京成の出資比率は50%を下回っており子会社には該当しなかった(法的には子会社ではなく関連会社)。しかし2022年9月1日に簡易株式交換により京成電鉄の完全子会社となった(2022年8月30日に東証スタンダード上場廃止)。

新京成線

路線は松戸~京成津田沼間26.5km。新津田沼迄標準軌複線。当初1,067mmで開業、1953年(昭和28年)10月に全線の軌間を1,372mmに、1959年(昭和34年)8月には1,435mmに改軌。
新津田沼と京成津田沼の間は単線(京成津田沼付近の京成の社員用の建物が建っている所を除いて複線分のスペースはほぼ確保されていて、総武線を跨ぐ橋脚も複線規格で架けられており、新津田沼側は長さ12・3両分の引き上げ線として使用されている)。
新津田沼-京成津田沼の間が単線なのは、現・イオンモール津田沼(旧・イオン津田沼SC)の場所には、京成電鉄第二工場が1982年(昭和57年)頃迄存在した。そこへの引き込み線(京成電鉄に所属する構内側線)の扱いだった当時の名残で、京成電鉄の車両工場が宗吾参道に移転した後の1987年(昭和62年)に新京成電鉄へ譲渡された。0キロポストは現在も新津田沼駅に有る。
新津田沼駅は、現在の位置に落ち着く迄駅舎の位置や路線がかなり変わっている。以前は同駅と京成津田沼駅への2つの路線が有ったが、現在はかなりの急カーブで1つの線にまとめている。

京成津田沼から千葉中央まで京成千葉線への乗り入れを行っている。将来は京成車による相互乗り入れや運行時間の拡大、京成千原線への乗り入れ区間拡大も検討している。
かつては北初富駅から同じ京成グループ北総線への乗り入れも行っていたが、北総線2期開業後の1992年に廃止されて連絡線も撤去された。
運賃が安く、端から端まで乗り続けても250円で済むが、回数券は有効期間がやや短い。

ちなみに、松戸方面行が「上り」、京成津田沼方面行が「下り」とされている。

カーブが異常に多く、曲がりくねっているのが特徴だが、カーブが多いのは元々は日本陸軍の演習線(演習線の軌間は600mmのナローゲージ)だった為である。演習線時代にはもっと途方もなくカーブだらけの線であり、これでも私鉄として開業する際にかなり直線化している。路線は下総台地の分水嶺に沿ったルート(つまり小金牧の区域内)を走っており、トンネルも川に架かる橋も高架線(現在新鎌ヶ谷付近で立体化工事中)も一つもない。

実はこの演習線、今でこそ京成の物だが、これを西武と京成で取り合いをしたらしい。
もしこの時に西武が勝っていたら、この線は新西武線に成っていたのか?

かつては松戸 - 柴又間・国府台間の免許も取得していて、松戸市内では路線用地も買収していたが、千葉大学園芸学部や柴又駅周辺の反対にあって計画は頓挫し、未成線化されたまま1971年(昭和46年)頃に免許を失効。買収した路線予定地のうち三矢小台駅(仮)はリブレ京成三矢小台店・松戸新京成バス折り返し場に、松戸駅付近は常磐線の複々線化用地に、その他も多くが住宅地に転用されている。
又、国府台駅迄の延伸計画は、流山電鉄(現流鉄)が市川駅へ延伸する免許を取得し、延伸が実現してしまえば、京成系列の縄張りに深く侵入し、流山電鉄が路線バスも運行し、経営権を侵される恐れがある事から、延伸を阻止する目的も有った。
この延伸計画は、新京成線と京成金町線を接続する構想で、実現していたら新京成線の都心乗り入れもあったかもしれない。



車両

現有形式

1982年以降8両編成化が進めれられたが、近年は乗客減が進んだこともあり、現在は全列車が6両編成に統一されている。

80000形

新京成電鉄80000形


最新型車両で京成3000形の増備終了・京成3100形へのモデルチェンジに合わせ、京成3100形と共通設計の「京成グループ標準車体」採用車。2019年より増備中。
「80000形」という形式は「80000系」と並んで日本最大インフレナンバーである。

N800形

正面画 新京成N800形
新京成N800形新塗装


↑左が搭乗時の新京成マルーン塗装、右が2014年以降採用されたジェントルピンク塗装

京成3000形と共通設計の「京成グループ標準車体」採用車。800形の代替用として開発された。
2019年2月現在、6両編成5本が在籍。
ちなみに他社の姉妹車両の行先表示が全編成フルカラーLED化改造が終えた、または新製時から行先表示がフルカラーLEDになっている中、N800形は最終増備車・N858編成を除き行先表示が三色LEDのままである。

8900形

【HD新京成01】三兄弟のいとこ【8900形】


新京成では初の軽量オールステンレス車。8両編成3本のみが製造されたが、6両編成統一化の際に中間のサハ車2両を抜き取り廃車除籍。
京成乗り入れ非対応車…であるが行先表示器に「千葉中央」が収録されているため、今後乗り入れの改造を受ける可能性はある。屋根も京成の無線アンテナが取り付けられるように、製造時から台座自体は取り付けられている。
新造時、パンタグラフには当時普通鉄道用車両では珍しかったシングルアーム式をいち早く採用した。

8800形

どうやら新京成も・・・


日本の直流1500V鉄道路線用としては、VVVFインバータ制御を本格採用した初の車両として有名。というか、公式には「世界初の長編成でVVVFを使用した」とうたっている(大阪市営地下鉄は750Vだったし、近畿日本鉄道では2両編成だったから…)。

2006年から2014年にかけて、既存の8両編成から中間の2両を抜き取り6両編成への組成変更が行われた。その際抜き取った中間車を先頭車化改造して、最終的に8両編成12本から6両編成16本に組み替えた。
京成乗り入れ対応(現在の第1~4・8・11・12・16編成)と乗り入れ非対応の編成(現在の第5~7・9・10・13~15編成)が存在。乗り入れ装置の有無・各種機器の違いなど、編成によってかなり違いがある。最後の旧塗装車であった15編成は2018年7月に現行塗装となり、8800形の旧塗装車は消滅した。


過去の形式

旧型車

極めて多種多様かつ変遷も複雑なので、簡単な概要のみを記す。
1947年の開業後、1970年に新造(実質的には車体更新車)された250形までは、全ての車両が京成電鉄からの中古車、またはそれらを更新した改造車であった。(中には試験的にアルミ製車体を新造したものも存在した)
バブル期まで沿線開発による需要の爆発的増加が続いたため、自前の新車である後述の800形の製造後も1978年まで中古車の購入は続き、また既存車の更新・再更新による近代化が進められ、さらに1982年以降は8両編成化が進んだ。
1970年代後半に、14メートル級の小型車や未更新の老朽車の廃車はあったものの、8000形の増備による旧型車の本格的な置き換えが始まったのは1984年以降になってからであり、最終的に1990年に8800形によって全車が置き換えられるまでその活躍は続いた。
現在、最後まで残った200形(204号車)が京成時代末期の姿に復元されて、宗吾工場内で保存されている。

800形

1971年から75年にかけて36両が製造された。
当社は4両編成と2両編成が存在したが、間もなく6両固定で運用されるようになり、1981年からはアイボリーとマルーン帯の塗装に変更されている。さらに1985年以降の冷房化、さらに8両編成化で様々な更新・改造が行われた。
変わったところでは、北総線2期開業時に1編成8両が「譲渡」され、1年後の直通運転廃止時に出戻りで復籍するなどの動きもあった。

2010年7月17日に実施されたダイヤ修正で朝ラッシュ時の運転間隔を現行の4分毎から4分30秒毎に変更されたのにともない、定期運用から離脱した。
そして翌週の7月24・25日に事前申込制の「さよなら800形イベント」が開催され、営業運転を終了した……筈だが、その後も、何事も無かったかの様に営業列車(しかもラッシュ時に)として走っている姿を、沿線のファンに何度か目撃されていた。

8000形

正面画 新京成8000形


1978年から1987年にかけて6両編成9本が製造された。前面のデザイン・配色から「くぬぎ山のたぬき」の愛称で呼ばれる。1979年製の8504Fからその後30余年続くアイボリーとマルーン帯の新塗色で登場、1981年製の8506Fからは界磁チョッパ制御が採用されている。また当初は北総線への乗り入れは行っていなかった。
2011年以降順次廃車が行われ、最後まで残っていた8512編成が2021年11月1日をもって運用を離脱。


関連タグ

京成電鉄 京成千葉線 赤電
北総鉄道
トッキュウ5号ピンクカラーの車両について、関連性があるかも。

ピンクと白
伊予鉄道:こちらも同じくコーポレーションカラーが変更され、沿線住民から賛否の声が上がっている。

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