概要
電算記号はVW21。
1984年9月3日にデビューした近畿日本鉄道の通勤形電車。近鉄のVVVFインバータ制御方式の先行試作車である。登場時は1250系を名乗っていた。
車体は1400系列をベースとした鋼製車体で、VVVFインバータ装置は三菱電機の初期型GTO素子(SIV-G135形)、駆動方式はWNドライブで、歯車比は5.73に設定されている。非同期音は矢継ぎ早に3回変調する音が鳴る。このタイプの音は3200系や7000系でも聴くことができる。
改形式の理由は後年の2連VVVF量産車の百の位が4を三菱、2を日立の制御装置を採用した電動車とした為。1026系の記事も参照。
現在の1421は2代目となる。
初代は焼失した2200系モ2204を1460系類似の車体新造で復旧時に改番して誕生。
鮮魚列車用への転用時に601へ改番された。
関連項目
1400系(車体のベースとなった車両)
1422系(当系列の存在により量産車の形式は中途半端な数になった)