試作車
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しさくしゃ
新たな車両を作る前に試しに作られる車両。プロトタイプとも。ここでは鉄道車両について記述
鉄道業界では量産先行車とか先行量産車、量産試作車と呼ぶことが多く、量産車が登場してから営業運転に投入することも前提に製造されることもある。
メインイラストの車両は209系だが、左は209系の試作車として登場した901系(後の209系900番台)でよく見ないと見分けがつかないこともあるが、ひと目で試作車だと分かる車両もあった。(300系新幹線電車J1編成(←J0編成)、E3系R1編成(←S8編成)など)
完全な仕様が定まる前に製造されたため性能や特性で劣るうえ、部品や取り扱いを量産車と共用できないことが多く(若干は共通部分を上げる「量産化改造」をされることも多い)、大抵は量産車登場後は持て余し気味となり必然的に予備車に回される確率が多く、老朽や余剰による淘汰が開始された際、真っ先に廃車されることが多い(運が良ければ保存されることもある)。
国外
国内
太字は保存されているもの
- 国鉄→JR東日本207系900番台
- 国鉄491系
- 国鉄591系
- 国鉄791系
- 国鉄キハ391系※先頭部のみ
- 国鉄DE50形ディーゼル機関車
- JR貨物EF200形電気機関車
- JR貨物EF500形電気機関車
- JR貨物ED500形電気機関車
- JR東日本901系
- JR東日本E991系
- JR東日本E993系
- JR東日本E995系
このほか、900番台を名乗っている車両はほとんどが試作車である。
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