車両愛称は「NEトレイン」(蓄電池電車改造後は「NE Train スマート電池くん」)。
JR東日本キヤE991形気動車
同時期製造の701系・E127系をベースに、キヤE991-1の1両が2003年に製造された。宇都宮運転所所属。
燃費を抑えるためのシリーズハイブリッド方式の試作車両で、電気式気動車としての機能に加えて回生電力吸収用の蓄電池を装備した。この技術を元に、キハE200形以降のハイブリッド式気動車・電気式気動車が量産された。試験終了後2007年に一旦除籍。
JR東日本E995系電車
ハイブリッド気動車の試験を終えたキヤE991-1を、2008年に燃料電池車クモヤE995-1に改造。その後翌年にはパンタグラフを搭載し、蓄電池電車の試験車両として再改造された。蓄電池電車としての技術はEV-E301系に生かされた。
2010年に車籍を復活させ本線での試験走行を開始。試験終了後は所属先の小山車両センターに長らく留置されていたが、2019年に除籍され翌2020年に解体された。