ヤッパシンカンセンダッタンジャナイスカネー
やっぱしんかんせんだったんじゃないすかねー
初出は1999年に放送されたJR東日本のテレビコマーシャル。スキー客に新幹線を使ってもらうべく放送された。ヤッパシンカンセンダッタンジャナイスカネーはそのCMの中のセリフである。
内容は以下の通り
(先輩は外でタイヤチェーンを付けようとしている。後輩は車内で、笑顔でベラベラ喋っている)
後輩(以下後と表記):「マダッスカー?ヤッパシンカンセンダッタンジャナイスカネーマズイッスヨーホラドンドンヌカレテキマスヨーゼンゼンスベルジカンナイスヨーリフトトカコンジャイマスヨー」
先輩(以下先と表記):「うっせえなー少しは手伝えよー」
(先輩、イライラして雪玉を後輩の顔に投げつける)
後:「(避けて)スゲーメンドクセーダカライッタジャナイスカーヤッパシンカンセンダッタンジャナイスカネー」
(後輩も車から降り、車に手を突いて寄りかかる。車が傾いていく・・・そして車は崖に転落)
先:「うおwwwwうお、おおお!おおおおwwwwおおおああああああwwwwww」
先:「まじかよ!なにすんだよお前ー!」
後:「(笑顔で)ヤッパシンカンセンダッタンジャナイスカネー」
このCMには続編が存在する。そちらでは上記のようなトラブルに巻き込まれながらもスキー場に到着し、スノーボードをエンジョイしている先輩に対して後輩が早く帰りたい旨を打ち明けるところから始まる。
先:「ヒーハー!」
後:「マーダッスカー?ハヤクカエンナイトジュウタイニナッチャイャスヨー」
(唐突に場面が切り替わり、夜の渋滞している車道を運転している二人)
後:「ホラースゲェージュータイ!ヤーバイッスヨーイジョーッスヨーコレーヤッパシンカンセンダッタンジャナイッスカー?」
先:「しつこいなー お前!」
後:「ウー,イジョウニショウベンシタクナッテキタ!ヤベェ・・・」
先:「我慢しろぉ!」
後:「アリエナィッスヨイジョーッスヨーヤッパシンカンセンダッタンジャナイッスカー?」
(救急車のサイレンが鳴りながら景色がフェードアウト、ストレッチャーに寝かされた状態からの視点に切り替わる)
「(看護師、急いでストレッチャーを押しながら)どうしてこんなになるまで我慢してたの!」
先「(一緒にストレッチャーを押しながら)青木!青木!」
後「(安らかな顔で)ヤッパ・・・・・、シンカンセンダッタンジャナイッスカネー・・・?」
なお、後輩の安否は不明である。
- 安さに釣られてLCCやツアーバスを利用するも座席が貧相で全然くつろげない→ヤッパシンカンセンダッタンジャナイスカネー
- 東京から大垣まで立ちっぱなし→ヤッパシンカンセンダッタンジャナイスカネー
- シンカンセンスゴイカタイアイスが食べたくなった→ヤッパシンカンセンダッタンジャナイスカネー
- 酒をしこたま飲んだ後に長距離を移動しなければならない。しかも飲み足りない→ヤッパシンカンセンダッタンジャナイスカネー
このCM、放送されていた期間が短い。その理由はこのCMを観た小学生などが土日休み、車で出かける時に「車じゃなくて新幹線が良い」と言うようになる。高速道路で渋滞に捕まった時の子供の一言が「ヤッパシンカンセンダッタンジャナイスカネー」になり、親に対してこの発言を言いまくった結果、堪忍袋の緒が切れた親達のクレームがJR東日本に相次いだことから、CMが短期間で終了したと言われている。真偽の程は不明だが、妙に説得力のある理由である。
ぜんぶ雪のせいだ。:後年登場した、同社のスキーシーズンのキャッチコピー。この時の冬はシャレにならない大寒波に見舞われてキャッチコピーが削除される事態に・・・。