EV-E301系
いーぶいいーさんびゃくいちけい
JR東日本は2012年11月6日、非電化区間の環境負荷の低滅方策「蓄電池駆動電車システム」を採用した、新型車両・「EV-E301系」の先行車2両1編成を烏山線に導入すると発表。これは、搭載されている蓄電池の容量が、烏山線の線区の長さに適合しているため。
車両愛称は『ACCUM』。2014年に第1編成が運行開始し、翌年には鉄道友の会のローレル賞を受賞した。運転区間は烏山線(宝積寺‐烏山間)および宇都宮線(宇都宮‐宝積寺間)
2017年2月に量産車が3編成製造され、3月のダイヤ改正で烏山線の車両はEV-E301系に統一された。
蓄電池駆動電車システムとは?
車両に大容量の蓄電池を搭載して非電化区間の走行を可能にするもので、気動車のエンジンから発生する排気ガスの解消、二酸化炭素や騒音の低滅を実現する。まさに、未来の画期的な鉄道方式である。
最大の特徴として、電化区間では通常の電車と同様に架線からの電力により走行すると同時に蓄電池が充電され、非電化区間では蓄電池の電力で走行し、烏山駅に設置する専用の充電設備において走行に必要な充電が行われる。
機器類
蓄電池による走行を前提とした設計が為されている。
DC-DCコンバータとVVVFインバータを一体化した車両制御装置を、EV-E301形に2台搭載し、1台の装置が1台の動力台車を制御する。DC-DCコンバータはチョッパ制御によって、架線からの直流1500Vを直流630Vに降圧し、電化区間における力行・回生や補助電源装置の電源、主回路用蓄電池の充電に利用する。
主回路用蓄電池は床下に搭載。定格電圧630V。蓄電池箱が5台で1セットとされ、EV-E301形・EV-E300形に1セットずつ搭載し、編成全体で190kWhの容量を備える。
EV-E300形には補助電源装置・空気圧縮機が搭載される。
主電動機はキハE200形などとほぼ同じMT78A形。編成の中央寄りの台車が動力台車となっている。
架線の識別機能が付いており、電化区間・非電化区間・烏山駅の充電設備を識別する。烏山駅においては、パンタグラフ2台と剛体架線により、大電流による急速充電を行う。
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