ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

BEC819系

びーいーしーはっぴゃくじゅうきゅうけい

JR九州の非電化区間も走行可能な一般型交流電車。

概要編集

JR九州が開発を進めていた、蓄電池電車の実用化に向けて開発された一般近郊形車両。先に登場していたJR東日本のEV-E301系同様の架線充電式蓄電池電車で、あちらが直流から充電するのに対し、この形式は交流から充電する。電化区間では通常の電車として走るが、蓄電池の電力で非電化区間も走れるようになっている。「DENCHA」(デンチャ;英語の「Dual Energy Charge Train」に由来し、さらに「電池」を掛けている。2ちゃんねらーのくだらない煽りではない)という愛称が与えられている。


車両はアルミ製の2両編成。内外装は817系2000・3000番台や305系がベースになっており、液晶式車内表示機、ロングシートながらハイバック座席の採用、ドア開閉ボタンを設置して半自動対応となっているなど305系で採用された基軸が当形式でも採用されている。


2016年度に若松線(筑豊本線の一部区間)向けとしてまず1編成が投入され、秋に営業運転を開始。翌17年3月ダイヤ改正でさらに6本が投入され、同線の列車はこの形式に統一された。0番台は若松線のほか間合いで福北ゆたか線でも運用され、福北ゆたか線での運用では同じ直方車両センター配置の817系と併結しての運用も行っている。

2019年3月ダイヤ改正では香椎線にもBEC819系を導入。車側カメラのついた300番台として11編成が製造され、香椎線で運用されていたキハ40系を一気に置き換えている。


関連項目編集

蓄電池電車 JR九州 817系 305系 ブルーリボン賞


EV-E801系:このBEC819系のOEM車両として開発されている。

関連記事

親記事

JR九州 じぇいあーるきゅうしゅう

子記事

  • 819系 はっぴゃくじゅうきゅうけい

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 3561

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました