概要
運行区間 | 博多/小倉/大分~南宮崎/宮崎空港 |
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運行路線 | 鹿児島本線/日豊本線/宮崎空港線 |
車両 | 787系4両(大分車両センター)・6両(南福岡車両区) |
現在にちりんを名乗る列車は2代目で((初代は))、1966年に博多~西鹿児島(現:鹿児島中央)間を日豊本線経由で運行する急行列車として登場。1968年から特急に昇格した。
増発や系統変更などもあり、現在博多~大分の大半が「ソニック」、宮崎~鹿児島中央間は「きりしま」に分離されている。2016年現在は主に大分~宮崎空港間で運行されており(下り1本のみ小倉始発)、博多発着の1.5往復は宮崎にある施設にちなみ「にちりんシーガイア」という名称で運行されている。また、シーガイアと同じ経路の夜行特急「ドリームにちりん」も2011年まで運行されていた。
なお、にちりんとにちりんシーガイアは通しの号数になっている。ソニックがかつてソニックにちりんと名乗っていた時代においては、日豊線宮崎以北の全列車が通し番号となっており、「リレーつばめ」の設定までは九州で最多便数記録を有していた。
1997年に系統分離を実施するまでは、485系運行の「にちりん」を主として783系運行列車を「ハイパーにちりん」(1995年愛称廃止)、787系運行列車(ビュッフェ営業)を「にちりんシーガイア」、883系運行列車を「ソニックにちりん」、787系夜行便を「ドリームにちりん」と、運行する車種によって名前を変えていた。現在は、基本的に運用区間で愛称を変更している。
2016年3月ダイヤ改正で、それまで長野-大阪間を走っていた特急しなのの名古屋以西が廃止されたことにより、博多-宮崎空港を結ぶにちりんシ-ガイアが最長距離を走るJR在来線昼行列車となった。
列車名の由来
太陽の日輪から。
にちりんシーガイアのシーガイアは宮崎にあるリゾート施設から。
車両
現在は大分車両センター所属の787系4両編成が主に使用されるが、南福岡車両区所属の6両編成が充当される列車もある。
かつては783系が使用されていたが、2021年3月13日のダイヤ改正で運用終了した。
なお、小倉始発の下り1本と博多発着の1.5往復は南福岡の編成が充当。
特急化当初はキハ80系で運行され(1980年まで)、1972年から485系が運行し、2011年まで使用された。
また宮崎応援として、南福岡車両区所属の「たま」ラッピングの885系がにちりんシーガイアとして走ったこともある。
関連タグ
キハ80系 485系 783系 787系 885系(口蹄疫下の宮崎県を支援するため2010年に臨時使用された)
ソニック きりしま 有明 みどり かもめ おおよど
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