概要
国鉄からJR九州に移管された際に増発された、主に福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県の九州北部の都市圏輸送の近郊列車につけられた愛称。
国鉄からJRに移管された事や増発及び運行間隔の一定化による利便性向上をアピールする為につけられたものと思われる。
国鉄末期時代に各地に存在したシティ電車の一つで鹿児島本線の福岡市及び北九州市方面に運転されたマイタウン電車の発展したものと言ってもいい。
基本的に電車使用が殆どであるが、豊肥本線や久大本線などの非電化区域ではDE10牽引の客車列車にもヘッドマークが取り付けられていた。
1990年代の中ごろまで存在し、消滅している。
運用区間
鹿児島本線門司港駅~八代駅
日豊本線小倉駅~佐伯駅
長崎本線鳥栖駅~長崎駅
佐世保線肥前山口駅~佐世保駅
久大本線久留米駅~大分駅
豊肥本線大分駅~豊後竹田駅
山陽本線門司港駅~新山口駅(小郡駅)※鹿児島本線の列車が関門トンネルを介して乗りいれしていた。
使用車両
421系 423系 415系 715系 717系 キハ58 キハ65 DE10など
余談
大分県を走行していたものに取り付けられていたヘッドマークのデザインを漫画家の富永一朗が担当。これは富永が大分に在住していた縁から。